【60歳からの自転車・・・その1】
前回からの続き・・・
まぁ、事前に知っていれば、ProtectJ1で解決できるのだけれど、初心者は最初の30㎞くらいの距離まではルンルン気分ですすみ、だんだん疲れてきてそのうち、陰嚢が擦れてきて、さらに痛くなってきてちっとも楽しくなくなって・・・・それで風呂に入ったら悶絶! サイクリングなんてもういやだ!となってしまう・・・
そんな懸念・・・この年齢あたりになると、このような問題がいろいろ発生してくるので・・・
そんな課題を解決してくれるかも・・・
ちょうど昨年だったか、こんな本が出ていいなぁ、表示の御仁もかっこいいな(関さん)
輪行いいな~
辰巳出版さん これからの少子高齢化社会を先取りですね
おそらく、この年齢の人たちが抱える身体的問題にもふれてくれるのであろうと思ったら、
あれれれ???
自転車と健康については、少々浅すぎる!
60歳過ぎに自転車の乗ろうとする人にはもっとも関心のある部分なのに・・・
そして、サイクリングを気持ちよく継続してもらうためには、もっとも重要なポイントなのに・・・
少しつっ込んで欲しかったかなぁ・・・
それって、まさに股ずれに代表されるように、年齢的に発生しそうな問題に触れてほしかったなぁ
実際のところ、現状、50歳を超え健康診断をすると90%以上の人が
有所見で60歳を超えると95%を超える。その多くはいわゆる生活習慣病からみだ。
その多くは、本人にとって痛くも痒くもないので、しばらくはほっておくのだけれど数年後にまた検診を受けて嘱託医や保健師あたりから「突然ぽっくりいきますよ!」なんて脅迫されて、運動を始める輩が多いはず。
そんな人たちが、選択肢のひとつとしてスポーツバイクをせっかく考えたのに、そんな人達には情報が薄すぎる。
メディアにもショップにも、そしてネットにも意外と情報が少ないので、多くの運動を必要とする中高年は、
スポーツジムで自転車を漕ぐことになるのだ(笑)
スポーツドクターであり、トライアスリートでもある星クリニック(さいたま市)の院長星先生が
講習会用にまとめた内容は
これらの7つの効果についてセミナーをしてもらった。”摂取カロリーを無かったことに!!”は小生が付け加えた。
実はこれだけでも1冊の本ができてしまうくらい、すばらしい効果があるのだ。
(これらの詳細については、改めて触れることにしたい)
残念ながら、ほとんどのドクターは、運動を薦めるけれどその具体的な方法についてはスポーツジムまかせなのだ。
また、サイクリングの健康効果だけでなく、シニア特有の身体的な問題があることはあまり知られていない
例えば前述した
・たるみからくる障害
・既往症とサイクリングの運動負荷
・筋力の質の低下(筋肉量が同じでも出力は下がる)
・柔軟性の問題(ライドポジションがかわる)
・関節の可動域の問題
・どんな機材が良いのか
ドイツでは、”トラック一杯の薬よりも1台の自転車”という諺があるらしい
かの夏目漱石は、下宿屋のおかみさんに健康の為に自転車にのれと諭され、そのことをネタに小説を1本書いているという(読んでいないけど・・・苦笑)
続く・・・・