自転車の乗り方を教えてくれた、居酒屋でであった”おやぢ”は、
いまにして思えば、相当の変人だったと思う。
大酒飲みのくせに、トライアスロンをやり、
年の割にはスイム・バイク・ランも早く
ローカルの大会では、エイジ優勝したり宮古島では10時間前半で、
完走した超マイぺな御仁なのだが、
何故か、この人の周りにはなぜが個性的で魅力的な人が集まる・・
と書くとカッコいいが、要は変人の集まりができ、
私は変人ではないのだが、ラッキーなことに
走る仲間が沢山できたのだ。
まぁ、そんな仲間と一緒に荒川や奥武蔵を楽しんできた。
2002年には、簡単に変人の言葉を信じた私は、
波崎トライアスロンの出場!15000円のエントリー代を払い、
150mほどでライフセーバーのお世話になるというドラマを体験。
冷静に計算してみると、1m泳ぐのに100円を高額なコストを支払い。
助けられながら、体調が悪くないのに体調が悪そうな顔をして、
多くの観衆が見守る岸壁に引き上げられ、
同情と侮蔑とも判断しかねる視線を浴びながら
逃げるようにそこを去り、
駐車場の車の陰で、恥辱にまみれた自ら慰めながら、
名物の”鰯のつみれ汁”を何杯もおかわりしていたのであった。
泳ぐということにトラウマをもった私は、
バイクとランだけはメタボ解消の為につづけることにしようと、
当初はさいたま市の別所沼を走っていたのだが、
一周1キロの景色は、年々退屈に感じてきて、
ジィとバァがおしゃべりしながら、ウォーキングする姿をみても、
モチベーションはあがらず・・・
(その点、皇居はちがう。ジィとバァよりも、若い娘の姿が圧倒的に多いのが魅力的だ。)
違う景色をもとめて、彩湖や秋ヶ瀬公園をはしるようになったのだ。
彩湖と秋ヶ瀬は、隣り合わせの公園だけれども、雰囲気がぜんぜん違って楽しい
季節感も別所沼周辺とは比較にならない。朝、自宅をでて8~10kmほどの
ジョグをするには格好の場所だ。
彩湖は、開放的で広々としている・・・・
彩湖の周りの土手の上は、晴れていると都内や関東周辺の山々が良く見える
荒川越しに新宿の高層ビル群
スカイツリーもこんなふうに見える
一方秋ヶ瀬公園は、点在する森の中がとても素晴らしい
ABC3の場所は、彩湖の南の水門のちかくにあり、西高島平駅からも徒歩20分圏内だ。
(南側水門、笹目橋から良く見える)
小規模ながら、ロッカールームとシャワーの設備を準備して、混雑した皇居を
はしるよりも、広大な彩湖や森林に恵まれた秋ヶ瀬公園の中をジョグすることが
できる。
(秋ヶ瀬公園の森の中の小道、舗装されているので走りやすいし、夏は涼しい)
んっ!?
彩湖や秋ヶ瀬を 皇居のように若い娘たちを走らせるためにABC3を作ったのか?
と疑うあなたっ!
う~~ん、それは、多々ある目的の中の一つにあるかもしれない・・・・
指摘される前に、最初から言っておこう(笑)