数年前に道交法が改正されて、原則自転車は車道を走るようにといろいろな場面で言われるようになってきた。元々少し曖昧なところがあって、モヤモヤがサイクリスト的には少しスッキリしたのだけれど、自分自身を離れて俯瞰的にみるとチョット改善する余地があるんじゃない!?と思うことがジテツウを通じて感じるようになった。一例をあげれば、このケース。
FBやTwitterに掲載したら、私のそれらを覗いている皆さんの多くは、サイクリスト的な見地から法的に正しい方法で通行しているようだ。左折車線を直進するが法的に正しい。中には自転車を降りて横断歩道を利用した方が安全との意見もあった。これまた正しい。
実は、一か月ほど前に、初心者向けに「安全に楽しくサイクリング」という講習会を某所で開催して、来場者10人強に質問したところ、左折レーンを直進すると明確に答えたのは3割程度だった。そして、初心者サイクリストにとって、このような左折レーンを直進するのは恐怖を感じるとの意見も。
現実的な話サイクリストに限らず、ママチャリに乗っていても、ここを直進するのは簡単な事ではない。さらに交通量が多ければベテランであっても緊張するシーンだろう。そもそも左折専用レーンなんて、左折する交通量が多いからそうなるので、そこを直進しろなんて決して安全な話ではない。私でさえ、クラクションを鳴らされたことは複数回ある。当然、一般の四輪ドライバーが自転車が直進することがあるということは、ほぼ100%理解していない。だから、イライラしてクラクションを鳴らすんだろう
「オマエ!どこ走ってんだ!」と.......
ベテランサイクリストが運転している四輪自動車を除いて.......
この問題について、県警に質問したら驚くべきことに、このリスクをまったく認識していないようだった。
子供を乗せた自転車が、安心して左折レーンを直進できるような世の中にしたい