小学校を卒業して、中学に行く前の春休みはクラスの仲間と一緒にお別れのピクニック。
中学へ行けばまた新しい友達ができます。幼い思い出になることでしょう。
ひそかに異性への思いがあってもまだ自分の心の中。今は無邪気に遊べばいいよね。
こんな詩を思い出します。この詩は今でも本を見ずに完璧に朗読ができるんですよ。
初恋 島崎藤村
まだ上げそめし前髪の
林檎のもとに見えしとき
前にさしたる花櫛(はなぐし)の
花ある君と思ひけり
やさしく白き手をのべて
林檎をわれにあたへしは
薄紅の秋の実に
人こひ初めしはじめなり
わがこゝろなきためいきの
その髪の毛にかゝるとき
たのしき恋の盃(さかずき)を
君が情(なさけ)に酌(く)みしかな
林檎畠(りんごばたけ)の樹(こ)の下に
おのづからなる細道は
誰(た)がふみそめしかたみぞと
問ひたまふこそこひしけれ
中学へ行けばまた新しい友達ができます。幼い思い出になることでしょう。
ひそかに異性への思いがあってもまだ自分の心の中。今は無邪気に遊べばいいよね。
こんな詩を思い出します。この詩は今でも本を見ずに完璧に朗読ができるんですよ。
初恋 島崎藤村
まだ上げそめし前髪の
林檎のもとに見えしとき
前にさしたる花櫛(はなぐし)の
花ある君と思ひけり
やさしく白き手をのべて
林檎をわれにあたへしは
薄紅の秋の実に
人こひ初めしはじめなり
わがこゝろなきためいきの
その髪の毛にかゝるとき
たのしき恋の盃(さかずき)を
君が情(なさけ)に酌(く)みしかな
林檎畠(りんごばたけ)の樹(こ)の下に
おのづからなる細道は
誰(た)がふみそめしかたみぞと
問ひたまふこそこひしけれ
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