8月22日から公演が始まります「赦し」、いよいよ明日から小屋入り。まずは舞台装置、音響、照明設置が朝から始まります。それが終了しますとブロッキング(舞台上での俳優の正確な動きやポジショニングを確認する作業)が始まります。21日はゲネプロ(演劇などの舞台芸術やクラシック音楽において、初日公演や演奏会の本番間近に本番同様に舞台上で行う最終リハーサル)
今回もWキャストで行われますのでゲネプロも2回あります。スチル写真家としてゲネプロ撮影が本番になります。そのためブロッキングでシーンの撮影位置、レンズの種類を頭に叩き込みます。
ゲネプロに使用するカメラレンズの予定
EOS7DmarkⅡ+70-200㎜F2.8L, EOS5DⅣ+24-70㎜F2.8L, EOSR+24-105㎜F4L,
追加レンズ11-24㎜F4L(記念撮影用)EF85㎜F1.4L EF100-400mm
普通ゲネプロ撮影を依頼される会社は1台は舞台中央に広角レンズでリモコンで舞台全体撮影。もう1台はは70-200㎜のズームレンズ少しアップを撮ります。通し稽古なども見内での撮影ですから記録写真にしかなりません。商売で考えるならこれしかできません。
私は台本を読み、稽古に数回参加、ブロッキングでの立ち位置、照明の明暗も確認してカメラ設定を考え撮影します。私は商売としての撮影ではありません。演劇仲間として役者さんたちの素敵な表情を捉えてあげたい一心で撮影しています。