認知症の早期診断 介護並びに回復と予防のシステム

アルツハイマー型認知症は、廃用症候群に属する老化・廃用型の生活習慣病なので、発病を予防でき、早期治療により治せるのです

アルツハイマー型認知症の発病原因から見た意識の枠組みとの関係(B-09)

2014-05-01 | 意識的な行為と脳の働き

    

  哀れかな 疲れ知らずの わが妹も

     寄る年波に 抗えもせず   (9) By  kinukototadao

私のブログの正式なタイトルは、「認知症の早期診断、介護並びに回復と予防のシステム」と言うの。これまでに108回の記事を公開しているの。毎回、字数がとても多いのだけど、「アルツハイマー型認知症」のことが世の中にほとんど知られていないので(もっと正確に言えば、世界中の認知症の専門家とされる人達や認知症を専門的に研究している機関の人たちにも「アルツハイマー型認知症」の発病原因や治療の方法と回復の可能性、更には発病の予防についてもほとんど知られていない)、どうしても都度のテーマで詳しく書きたい思いが強いがために字数が多くなってしまうの。追加される新しい記事の内容は、毎月1日と15日とに公開しているの。認知症の専門家(学者や研究者や医師)と将来の「地域予防活動」の主役を担っていただきたい保健師さんを念頭に置いて書いているので、内容が極めて高度で一回当たりのページ数もとても多いのにもかかわらず、一般の人たちも読んでくれている関係か、毎日の読者の数がとても多く、感謝しているの。毎回新しい記事を書くとき、そのことに感謝して、気を入れて書いているのよ。

ところが、今回(5月1日)は記事のタイトルの表示があるだけで中身はないの。お休みなの。理由は、長旅の疲れが蓄積しているうえに、風邪をひいて寝込んでいるからなの。ブログを書くときは、公開日の朝早くから起きて、具体的には「朝飯前」に、集中して書くのが習慣なの。もちろん記事を書く前に、頭の中でいろいろ構成する作業があって、それは何日間かかけてやっているのだけど。今回のテーマは、世界中の誰もが未だ解明できていないというか、構成することができていない、「意識」について、私なりに考える「意識」の正体とその枠組み及び「アルツハイマー型認知症」の発病原因との関係を詳しく書こうと張り切っていたの。何しろ、「意識」の正体を解き明かしただけで、あの「ノーベル賞」の受賞は確実と言われているほどのテーマなので、私なりに張り切って構成をあれこれ考えていたの。

  

ところが、ほらあの「脳を活性化する生活習慣の実践」というテーマを世の中に問題提起し、且つ自身としても日々追及しているわが身としては、部屋に閉じこもってブログ内容の構成を考えるというのはできないことなのよ。それで、「一石二鳥の秘策」を考え付いたのが運のつきだったのね。4月21日からのゴールデン・ウイークが始まる前に、日ごろ密なお付き合いをさせて頂いている仲の良いお友達と一緒に、「脳の活性化」のための国内旅行を思う存分楽しもうと思ったの。しかも2回もなのよ。その2回の旅行の大まかな旅程と行軍の概要だけを記しておくわね。

1回目2泊3日の旅は、ここ伊豆高原を朝早くに出発して、沼津から新東名に乗り、富士ICで降りて、西富士道路を北上し、河口湖でおしゃれな喫茶店に寄ってお茶と休憩を取り、一之宮御坂から中央高速に乗り松本で下車。松本では初めての人がいたので一応松本城にも行ったのだけど、メインは、「ヒカリヤ西」での食事。西が洋食で東が和食のレストランなの。今回は、西で洋食のフレンチをいただいたの。6人が私たち今回の旅仲間だったのだけど、6人が全員言葉にならないくらい感動したのよ。スパークリング・ワインを1本、プレゼントされたからではないのよ。建物の雰囲気も、料理の内容も、サービスの質も、最高なうえに、料金も極めてりーぞなぶるなの。ぜひ行ってみてね(ヒカリヤ西については、ここを「クリック」してみて)。

昼食を済ませてから松本城を見学した後は、その日の宿である国民宿舎松代荘まで、寄り道なしに一直線に車を走らせたの。松代荘は、以前私が近くの町に講演に来た時泊まった宿で、源泉かけ流しの温泉が売りなの。お友達にこのお湯を味わってほしくて私が推薦したのよ(ここを「クリック」してみて)。そうそう、料理もみなさんの評判がよかったわよ。

    

翌朝は、少し早めに宿を出発して、小布施町に行ったの。小布施町は10年前から私たちが「アルツハイマー型認知症」の地域予防活動を請負で実践している町なの。街並み全体が統制されていて、江戸時代からの雰囲気を残した古い建物と現代風の新しい建物とが見事に調和していて、とても落ち着いた雰囲気の中で、それぞれに際立った特徴がある建物や庭があり、美術館やお店があり、レストランや酒蔵がある、そんな街中を散策していて気持ちがとても和むのよ。そうそう、小布施町は、各家庭がガーデニングを楽しんでいて、オープン・ガーデンでも有名よ。保健師さんを中核として町の様々なボランティア組織との協働により小地域単位で活動する「地域予防活動」は、今では町の全域に広がっているのよ。「アルツハイマー型認知症」の予防を目的とする「地域予防活動」を立ち上げる上で不可欠の「ボケは防げる治せる」と題する講演活動で私たちは、北海道から九州まで、いろいろな町を訪ねているのだけど、その中でも小布施町は出色だと思うわ。お昼は、「鈴花」で和食を、小布施の保健師さんOBも参加してくれて旧交を温めつつ楽しんだの(小布施町の観光と文化の案内については、ここを「クリック」してみて)。

小布施を楽しんだ後は、上信越自動車道を使って北上し、斑尾高原にある東急ハーベストクラブの斑尾に泊まったの。ゲレンデには未だかなり厚い層の残雪があって、周りの緑とも相まって、思わず声が出るほどにきれいだったの。夕食にも感動してもらって、推薦した私に皆さんから賛辞が寄せられて少し鼻が高かったわ。ここは、美しい自然が広がる複合リゾート・タングラム斑尾東急リゾートが隣接していて、スキーだけでなくゴルフも楽しめるのよ(ここを「クリック」してみて)。

    

翌日は、もう一度小布施を堪能した後は、車を走らせて小淵沢まで行き、昼食は、「長坂翁」でそばを食べたの。1時過ぎに着いたというのに、30人くらいが待っている状態だったのよ。お友達のうちの一人がそば好きだというので、待つことにしたの。私は、そば通ではないので、山菜そばか天ぷらそばにしたかったのだけど、こういう名店では庶民好みのメニューなんてないのね。大盛りさえもなくて、お腹が空いていた私には少しばかり不満が残ったわ。昼食を済ませた後は、時々休憩を取っただけで、一直線に帰路に着いたの。

ところで、この2泊3日間の旅では、私が一人で運転したの。私たち夫婦に加えて、伊豆高原でのお友達2家族を含めた3家族総勢6人だったので、8人乗りの大型のランクルで行ったの。今回はご高齢のみなさんばかり、ビップばかりを乗せていたので、運転中は神経を集中させている必要があるので、とても疲れたの。そのうえ、夜は夜でと言うか、就寝中も夢の中でまで、「意識」の構成というテーマが脳の中を駆け回って、そのことが余計に私の神経を疲れさせたのよね。普通はこれで終わりにするでしょ。

それはさておいて、今回の旅で気づいた素敵なことがあったの。伊豆高原に帰ってきたときは、桜は山桜も含めてとっくに終わりを告げていて、つつじやサツキが満開の状態になっていたのよ。ところが河口湖を過ぎるあたりから北上するにつれて、桜がどこでも真っ盛りの状態だったの。標高が上がるにつれて桜が満開になる時期がズレて遅くなっていて、満開の桜を追って北上するのを実感できて、季節の境目にはこうした行程で巡ってみるのも趣味深いものだなと感じたの。来年は、あなたも試してみたら、いかが。但し、強行軍にならない日程でね。

    

ところが、2泊3日の旅を終えて伊豆高原の我が家に帰ってきたその次の日から、またまた1泊2日の旅程で2回目の「脳を活性化するテーマ」が入っていたの。今度は、東京のお友達二人が河口湖まで電車でやってきて、河口湖で2人を私たちの車に乗せて、私たち夫婦と合わせて4人で、1泊2日の旅を楽しんだの。今度は、4人だったので、小型の乗用車にしたので、その分運転に気を遣わなくてよかったとはいえ、この強行軍では、年取った私の脳にはとても大きな負担となったという訳なのよね。この年になると、気持ちだけではもう無理なのよね。ちょっと泣き言が多いみたいだけど、実際には、とても楽しかったのよ。誤解しないでね。

河口湖には、イタリアンのカーザ・オサノというレストランがあって、いつも感動して、涙が出てくるので、お友達をよく誘って行くの(ここを「クリック」してみて)。今回もお昼をそこで楽しんでから、宿泊先の山中湖にあるエクシブの山中湖に行ったの。普段は本館のほうに泊まるのだけど、東京のお友達の関係で、今回はサンクチュアリー・ビラのほうに泊まることができたの(ここを「クリック」してみて)。本館のほうは満室状態だったけど、サンクチュアリー・ビラのほうは私たちの独占に近い状態だったの。内風呂の1枚ガラスの窓枠の中に富士山の正面がすっぽり入っていて、外の景色を楽しみながら、ゆっくりと温泉入浴を楽しめるようになっているのよ。夕食は「翠陽」で懐石中華を心行くまで楽しんだの。もちろん年代物の紹興酒も熱燗で楽しんだわ。そのあとは、館内のカラオケルームで私たち4人だけの独占状態で、歌いまくったの。そのうえ、夜遅くまで会話を楽しんだと言うか、楽しすぎて、時間が経つのも忘れて女3人で喋り捲ったの。私の夫のTadは、別室で一人でテレビを見て、早々と寝てしまったらしいけど。

    

翌朝は、やや遅めにチェック・アウトした後、「久保田一竹」美術館を訪ねたの。この美術館の感想を私が書くよりも、美術館の映像案内を見てもらったほうが説得力があるわね。(ここを「クリック」してみて。とても素晴らしいから)。美術館で久保田一竹の作品群を堪能したあとは、近くのホテルで満開の桜を眺めながら昼食を取った後、人形の美術館「与勇輝館」を訪ねたの(ここを「クリック」してみて)。人形の顔立ちや表情や仕草、身体の動きを感じさせる姿勢や形、そして色使い、世の中には才能がある人がいるのよね。女性群だけでなくTadもとても感動したのよ。最後は、滝が好きなお友達のために「白糸の滝」に立ち寄ってから(ここを「クリック」してみて)、新幹線の三島駅までお友達二人を送って行ったの。時間が遅かったので、伊豆長岡でお寿司屋さんに寄って夕食を済ませてから伊豆高原の我が家へと帰路に着いたの。それが、4月25日のことだったの。

ところがその翌日26日の午後になって、近くにある異空間「Jガーデン」(ここを「クリック」してみて)のオーナーの石井さんが、フジサンケイ・レディース・クラシックの観戦チケットを2枚くださったので、お友達のニックさんと27日の決勝戦を急遽見に行くことになったの(川奈ホテルGCについては、ここを「クリック」してみて)。それで、27日は、朝の8時30分から午後の3時過ぎの終了まで全部見て回ったものだから、歩き疲れた上に、厚着をしていたせいで逆に風邪をひいてしまったの。汗が冷えたせいよね。見て回ってる途中から、もう咳が始まっていたの。

    

5日間の旅で車を運転した心身の疲れの蓄積とその間就寝中も「意識」を構成する夢まで見る生活の上での神経の疲れとゴルフの観戦でコース内を歩き回った身体の疲労とに加えて風邪を引いたことによる疲れとが累積してしまい、そのあと3日間寝込んでしまったの。こんなことって、実は、私の人生で始めてのことなのよ。言い訳が長くなってしまいましたが、そういう訳で、今日に予定していた「新しいテーマ」でのブログの公開はお休みにさせていただきます。この程度の文章なら今の状態でも書けるのだけど、ブログの内容、特に「意識」について書くには、神経を高度に集中させないときちんと書けないので、今日はお休みすることにしたのです。しっかり静養して、身も心も生き返った状態にして、気を入れて書くつもりです。構成はもう私の脳の中で整理されて完了しているの。5月15日には、このブログで、「意識」についての私たちの考えをお目にかけることができると思います。お待ちください。   謝 謝 

  追伸        何事も 過ぎたるは 及ばざるがごとし    なのよね

    

注)本著作物(このブログB-09に記載され表現された内容)に係る著作権は、(有)エイジングライフ研究所に帰属しています。

エイジングライフ研究所のHPを「クリック」してください)

 脳機能からみた認知症(IEでないとうまく表示されません

  http://blog.goo.ne.jp/quantum_pianist

 http://blog.goo.ne.jp/kuru0214/e/d4801838dd9872301e0d491cd8900f1a

 

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