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営業しながらなので2脚ずつ送っていただき、全部で18脚程あります。これは9、10脚目。
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元はロープ状の草編みの椅子ですが、傷んできていて今度はペーパーコード編みが良いということです。
古い座面を切って取り除く時、子供用のプラスチックのフォークが出てきました。
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ぐらつきがあるため、できる範囲で分解し、強力なエポキシ系の接着剤でもう一度がっちり組み直します。がたが無くなったところでペーパーコード編みします。
編み替えの作業のときは、作った当時の勝手墨なのか、読めないような字や記号が書いてあったり、一度は教会の椅子の座編み換えの時にはコインが出てきたことがありました。作ったり編んだりした当時の職人の気持ちになったり、その頃のことを想像してみることも、ひとつの楽しみです。自分の作った椅子も30年、50年後に編み直してくれる人に何かメッセージを残してもおもしろいかな?そんなに大切に使ってもらえたら幸せです。