夏の間ロフトの窓を開け放つ事ができなかった理由がここにある

2017-11-28 | 日記
 

 

今日は凍てつく朝でした。
ロフトの窓からは、木々の葉もすっかり落ちて見晴らしの良くなった森の向こうに一瞬朝焼けのアルプスが見えました。
夏の間はうっそうと葉が茂り、周りは緑一面ですが、冬は落葉後、特に雪のある間はとても明るく見晴らしも良くなります。
この窓を夏中開けられなかったのは蜂のせいです。
5、6月はいつも注意して、家や車庫の軒先や屋根裏、縁の下も見回っては、女王蜂一匹でとっくり型の巣を作り出した時に、取り払います。毎年10カ所くらいは取り除いています。
しかし、夏に入ってもう既に結構な数になった群れが引っ越してくる事があり、この速さというと、一日目はソフトボール、そしてバレーボール、バスケットボール、ビーチボールという具合にあれよあれよという間に、巨大化していってしまいます。切妻屋根の棟木のところに引っ越して来ました。

 

秋までに50センチを超える大きさになり、ピークは数千匹は働いていたのではないかと思います。
もう寒くなり、皆出て行って、今はもう一匹もいません。
木を噛み砕いて吐き出しながら何層も板状に継ぎ足していく、それもいろいろな種類の木を使っているので扇形のしま模様になって素晴らしい立体芸術品です。
自然はやっぱりすごいです。敵いません。
一代でここまで繁栄するので、縁起物として飾る方もいます。
冬の間にアカゲラやアオゲラなどのキツツキが中で冬眠しているカメムシ等の虫を食べるためにしがみついて、つついてぼろぼろにしてしまいます。
基本的にここに住まわせてもらっている以上、先住の動物や虫などが優先、共存できるならある程度の我慢はしようと思って暮らしています。

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