半年くらい前に、イタリア料理店でおいしかったと思ったものがアンチョビーを使ったパスタ。それまではアンチョビーと聞くと、どうもチョビ髭をイメージしてしまうだけで、どんな味のものかもよくわかっていなかったのですが、その時アンチョビーっておいしいものだなと思いました。そのアンチョビーがダイソーで100円(+税)で買えると知ったのはまもなくでした。自分でアンチョビーのパスタに何度か挑戦してみましたが結構うまい。いやいや、テキトーに作ってもおいしくなるのです。
そして、御主人様の命で、先日ダイソーに行きました。こういう店に行くとさし当りの用事もないのに、お店を一回りしてしまうのが悪い癖です。「おっ、アンチョビーの缶詰あるある」その隣に置かれていたのはオイルサーディン。どれどれ。パッケージの文字を読むと、「パスタにも…」なんて書いてあります。オイルサーディンのパスタってどんなもんやろう。どうやって作ったらええんやろう。
オイルサーディンなんて言葉を初めて聞いたのは大学生の頃ではなかったかと思います。友人に連れていかれたジャズ喫茶。長方形の缶詰をアテにウイスキーを飲んでいる客がいて、あれは何かと聞いたら、オイルサーディンだという。
休日のお昼。オイルサーディンのパスタに挑戦してみたのでした。いえ、私が作るものです。難しいはずがありません。ニンニクのみじん切りとタカノツメでオリーブオイルに香りづけをしておいたフライパンに、缶詰から出したイワシくんを入れる。缶詰に残った油を半分ほどフライパンに入れる。そうすると、イワシを油で揚げているような状態になります。そこへ湯がいたスパゲティを入れ和える。今回のイワシくんは結構大きいのが4切れ。2切れは細かくしてスパゲティに絡むようにしました。仕上げはネギを使うことと、塩で味を調える。
できた!簡単。イワシのイメージとは全然違う。お魚のスパゲティってあるんですね。うまいうまい。缶詰だけ備蓄しておいたらいつでも作れそうです。
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