伊丹スカイパークの次はどこへ行こうかなと思っていたら、墓地の横はスカイランドHARADAという、どこかで聞いたことのある名前です。入ってもいいのかなと思いながらエレベーターに乗って上がってみました。どうやら下水処理施設の屋上部分が公園になっているみたいです。驚くのは野球場まで屋上にあるという広さ。練習を終えたユニホームの小学生たちが帰るところでした。スカイランドってレジャーセンターか、飛行機の見えるスーパー銭湯かと想像してしまいましたが、スポーツ公園だったわけですね。そこはどんなところだという方は、ウィキペディアの「スカイランドHARADA」の項に空撮写真があります。
スカイランドHARADAには、先ほどの伊丹スカイパークほどのにぎわいがありませんでした。飛行機を眺めに来た父子が一組。望遠レンズの兄ぃが一人。そして私。何機かの発着を待っている間に誰もいなくなってしまいました。
しかし、冷静に考えてみると、長い長い滑走路の南側に近いので、B滑走路という長いほうの滑走路に飛行機がランディングする位置に近く、着陸シーンを見たい人にはいいポイントでしょう。B滑走路から離陸する飛行機が、力をためてよーいどんする位置にも近い。それにこちらは屋上ですから眺めを邪魔するものがありません。地上には、金網越しに飛行機を眺める人たちが見えます。
これも無料ですが、いいポイントだと思います。
さて、次は4年ほど前に行った、千里川原田進入灯橋を目指して歩きます。とはいうものの、この巨大な下水処理施設をぐるっと回りこまなければ目的の方面に歩けません。滑走路って思うよりずっと広いですから、簡単にはたどり着けません。
飛行機も以前に比べればずいぶんと静かになったそうです。それに、大阪空港は現在3発以上のジェット機は乗り入れが禁止されているそうですから、たとえばジャンボジェットが離着陸していたころより絶対静かなはず。ところが、空港から少し外れて工場街を歩いていると、直接飛行機が目視できた場所よりも迫力ある、体に響くような音が聞こえてくることがあります。はっきりいうとうるさい。私のように遊びに来ている者は嫌なら来なければいいのですが、ここで生活している人、仕事をしている人の中には、辛い人があるでしょうね。
飛行場って見通しがよくでっかいものですから、見えているのに歩いても歩いても目的地になかなかたどり着かない。クリーンセンターだとか、下水処理場が続くものだと思っていたら、この辺りが伊丹市と豊中市の境目。両方の市の施設が集まっているわけです。私は兵庫県から大阪府へ歩いて渡ったのですね。
(つづく)
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