ぶろぐのおけいこ

ぶろぐ初心者は書き込んでみたり、消してみたり…と書いて19年目に入りました。今でも一番の読者は私です。

写メによるHPアップの実験1

2006-10-29 17:41:04 | ぶろぐのおけいこ
   ケータイカメラの機能の向上が著しい。デジカメの画素数に迫る300万画素のカメラをもつケータイなど、ゴロゴロある。もっともカメラの性能は画素数だけではないから、デジカメを駆逐することはないと思う。がしかし、ブログに載せる程度の画像なら、多くの場合は、ケータイのカメラ機能で間に合うのではないだろうか。
   女優の涼風真世は、自身のブログでケータイカメラで撮った空の画像をアップしている。これはつまり、ブログを更新していくという手順には、コンピュータもブロードバンドもデジカメも必要がないという見本である。ケータイが一台あれば、事足りるのだ。
   私は高等学校のホームページを管理している。いや管理というほど大層なものではない。アップ係である。この間、二年生が修学旅行に行ったので、留守番のアップ係として、保護者向けに現地の情報を毎日更新するとどんなことが起こるか実験をしてみようと考えた。全国の学校の中には、もっとリアルタイムに修学旅行報告を行っている学校が多数あるはずである。しかし、やってみなけりゃわからない。どんなものか体験してみよう。
   計画は次の通り。学校HPのニュースのページに、一日一枚、現地からの画像を使って、毎日の報告をする。画像と数行のテキスト、作業としてはたったこれだけ。画像と文字があれば、格好はつくはずである。現地からの画像はいわゆる写メを、引率教員から送ってもらう。同時にテキストを書くヒントになるようなメールも送ってもらう。つまり、ケータイ一台でできる現地レポートになる。そのために、引率教員の中から二人に「現地特派員」をお願いした。当然、「特派員」には、本来の引率という仕事があるので、「一日一枚か二枚でいいから。できれば、夕方早いうちに画像がほしい」と言っておいた。
   そうして、修学旅行の4日間、毎日ニュースのコーナーは更新が続いた。結果、学校HPの閲覧数が日ごとに上がってきた。また、当然ながら、ニュースのページの閲覧数が特に上がる。最終日には、それまでなかったことだが、トップページの次に閲覧数を稼ぐのがニュースのページになった。さらに、日ごとにニュースのページの閲覧時間が延びるのである。
   アップ担当係の思いつきでやったものなので、修学旅行情報を毎日アップする旨の広報を行ったわけではない。また、伸びた、増えたといっても、もとよりたいした閲覧数ではないのだが、それでも、それ以前とは確実に違う傾向が、アクセス解析に表れたのである。参加生徒の保護者の中には、この報告でわが子の安全を確認したり、旅行に興味を持ってくれた方があるはずだ。
   ところが、この現地からの画像による当日中のHPアップは、一枚の画像と数行のテキストながら、なかなか大変なのである。 (続く)
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 秘伝 中学入試国語読解法 | トップ | 写メによるHPアップの実験2 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ぶろぐのおけいこ」カテゴリの最新記事