ぶろぐのおけいこ

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写メによるHPアップの実験2

2006-11-05 10:47:33 | ぶろぐのおけいこ
   修学旅行の報告を毎日、現地からの写メを利用して、その日のうちに学校HPのニュースとしてアップする。簡単な作業に見えて、これが結構大変である。
   まず、学校にいる者としては、何百キロも離れたところでの雰囲気がわからない。行動予定表は手元にあっても、気分がわからないのである。だから、画像だけでテキストを作るということができない。行く先々で送られてくる画像がどこで撮られたものかすら、わからないのである。
   また、逆に、特派員(引率教員)からすれば、HPアップ担当者が必要とする画像のイメージがつかみにくいという辛さもあるだろう。例えば、画像一枚で、場所の雰囲気や楽しそうな気分が伝わってくるものが必要だが、HP制作の経験のない者にとっては、そういう要求も難しいかもしれない。綺麗な風景だけでは修学旅行らしくないのである。また、一人や二人くらいの生徒が写っていても、修学旅行らしくないのである。どう見ても、「こら使えんだろう」というものが多数送られてくる。特派員には、「ふさわしい画像」の理解、または写真撮影のセンスが必要なのである。
   特派員からすれば、本来の引率業務があるわけで、適切な撮影場所、撮影チャンスに出会える可能性は当然低くなる。サービス的仕事なのである。旅行における教員の役割分担の仕方次第では、HPのための撮影係を捻出することはできるだろう。しかし、そこまでして、リアルタイム報告をする必要があるのかどうか。
   これまで、何度か修学旅行の報告ページを作ったが、考えてみると、自分で修学旅行に引率として参加し、雰囲気も気分も分かっている上で、持ち帰った画像を並べて、ページの作成プランを練ってきたのだ。その点で、自分が校内にいて、通常通り授業をしながら、自分では見てもいないイベントの報告をするのは、「講釈師見てきたような…」気持ちのズレも感じた。
   特派員からすれば、自分の仕事以外に撮影をしなければならない、テキストを考えなければならない。学校からは、これでは画像が使えないとか、もう少し説明してくれなきゃわからないとか、ケータイのせいで、「遠隔操作」をされる。また、データ通信のための通信料も自分持ちという、踏んだり蹴ったりの引率を過ごさなければならないのである。
  修学旅行のリアルタイム報告。まだまだ、改善が必要。(^_^;)
  こういう思いつきに、文句も言わず付き合ってくれた特派員に感謝である。m(_ _)m
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