国境食堂

   今回は自分では食べなかったものの話題です。元の奈良ドリームランドの前の道を北上すると奈良県と京都府の境に"国境食堂"という食堂があります。こじゃれた店でもなく（レトロって意味では魅力があるかも）、珍しいメニューがある店でもないのに、結構人気があります。平日の昼なんぞは入店待ちができます。
  ここの名物メニューは何？と尋ねると、知っている人は大方、"とんかつ定食の大か、かつどんの大"と答えます。とてもそんなのを食べられる年齢でもないので、先日行った時には連れの若い子（30歳くらい、男性）に、これがおススメなんよと食べてもらいました（もちろん支払いは彼です）。
  これまでよそのテーブルで食べている人の皿を横目で見たことはありますが、目の前で見たのは初めてです。さすがに話題に上るだけのことはあります。彼はぺろっと平らげていましたが翌日聞くと、昼食にこの"とんかつ定食大"を食べた後、ジュース一杯を飲んだだけで朝まで腹が持ったといいます。自分で食べないでよかったと胸をなでおろしたのでした。
  同じとんかつ定食の並を食べたことは私にもあります。結構おいしいですよ。並が800円、写真の大が1200円。お値打ちだと思いますがどうでしょう。
  屋号を「こっきょうしょくどう」と読むべきか、「くにざかいしょくどう」と読むべきかで悩んでいたのですが、このとき、ローマ字書きの看板が見つかりました。どうやら「こっきょうしょくどう」と読むのが正解のようです。