「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

恥ずかしながら大日本帝国と似てきたゼレンスキー氏<ウクライナ紛争2023年11月

2023-11-03 22:23:12 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

政府の最も大切な仕事は、何でしょうか?
国民の生命・身体・財産を守ることでは、ないでしょうか?

そうしないでひたすら戦争に勝利することのみを考え、最後は戦争のための戦争を継続し多くの国民が死亡し、日本の国土は焼け野原となった地域も多いです。それが太平洋戦争が日本にもたらしたものです。どこかで戦争を止める決断が出来なかったので、こうなりました。

太平洋戦争を回避する道もありました。しかし回避を提案する閣僚はいませんでした。結果として、ズルズルと何となく戦争が始まったのが太平洋戦争です。

戦争が始まってしまえば、良い悪いを言っても仕方ないです。戦争をどうするのか考えなくては、なりません。それが議会の仕事ですし政府の代表者の仕事です。

①戦争に負けました。国は滅びました。→最悪です
②戦争に勝ちました。再起不能なほどの損害がありました。→最悪の2番目
③ズルズルと持久戦を戦い続け大きな被害が出ました。→最悪の3番目
④勝てそうもないので悔しいけれど和睦しました。→比較的マシな方

これは、ごく大雑把な分類ですがこの中から選択するのが指導者の仕事です。
そうなれば、「国民の生命・身体・財産を守ること」を優先して決断するべきだと思います。

「ロシアが悪いから戦争をトコトン継続して、国民がいくら死んでもいい。国土がどれだけ破壊されてもいい。勝つまでやる!」
このような決断は、避けた方がいいと思います。

ゼレンスキー氏の口からは、戦争継続と勝利の言葉しか聞こえません。ほぼ軍部の意見を代弁していると言えます。

BBC
ウクライナ当局、子供1000人の強制避難を開始 ロシアの攻撃激化で
2023年10月27日
https://www.bbc.com/japanese/67225829

普通に見るならウクライナ紛争は完全な膠着状態に陥り短期間に戦闘で決着を図るのは、無理です。

持久戦を続ければ、兵士にも民間人にも犠牲が出続けます。建物や生産設備、社会インフラも破壊が続くでしょう。

戦争に勝利しない限り、ロシアがこれを賠償することはないと思います。殺され損、壊され損をウクライナが自己負担しなければ、なりません。

つまり仮にロシアが仕掛けた戦争であるにせよ、ウクライナが勝てないなら持久戦を戦う意味はありません。長くなるほどに被害・損害が増えるだけです。ロシアは戦争を止めてくれません。

ウクライナが戦争を止める決断をして、ロシアとの停戦交渉を出来るだけ早く始めるべきだと思います。

ロシアが悪いんだから、そんなこと出来ない!
ウクライナの人的被害と・損害が増えていくだけです。
やがては、持久戦の継続すら不可能になります。
国家財政の破綻から政府崩壊です。
その後は、無条件降伏です。

ロシアのような国が隣にあれば、ごたごたを避けて付け入られる隙を見せてはなりません。
第2次世界大戦後、フィンランドの取った外交政策はロシアの隣国である国の良きお手本だと思います。

フィンランドは、長い期間ののちに自立しました。ロシアとの紛争を避けて将来の自立の準備をしながら準備の整うのを待ちました。
フィンランドの完全な自立をNATO加盟とするなら2023年です。第2次世界大戦が終了したのが1945年です。その間、実に78年です。

パワーゲームに巻き込まれることを慎重に避けて自立の準備をして自立するのに、フィンランドはこれだけの期間をかけました。フィンランドは北欧の小国です。だからごくごく慎重に振る舞いました。

要はウクライナ政府には、知性が足りないし慎重な考慮もありません。自分たちの気紛れでパワーゲームに参加しました。それが招いたのが、ウクライナ紛争です。

軽率で愚かだったというしかありません。しかし、今後のことを考えなくてはなりません。自分たちで考えて行動しなければ、誰も助けてはくれません。
独立国家に保育園も幼稚園もありません。
即、自立しなければなりません。それが嫌なら独立などしないことです。

資金や武器の援助がなくなったら、どうするのか?
援助のあるうちに考えるべきでしょう❓

ふと❓大日本帝国に似てきたな、と思いました。

教訓は?
勝てない戦争は、すぐ止める・・・

ウクライナ国外に避難している約800万人のウクライナ人は労働可能の年齢の人は、諦めて避難先で自活の道を探すようになると思います。ヨーロッパも少子高齢化の国が多いです。労働人口の増加を歓迎すると思います。自活の道が出来た人は、ウクライナには戻らないと思います。

理由は?
政治的に不安定で汚職や腐敗がはびこり犯罪者が沢山いて貧乏=収入が低い・ウクライナに戻ろうとは思わないでしょう。
自活できる人が増えれば、それを頼ってウクライナを出ていく人も増えると思います。

戦争が長引くほど人口が減少すると言うことです。労働人口が国力の大きな裏付けです。貧しいウクライナは更に貧しくなり悪循環が続くでしょう。

ゼレンスキー氏はウクライナを亡国に導いているとしか評価できません。亡国の大統領です。辞任するべきですね❓政治的に無能な人が大統領の座にいても、ウクライナ国民が不幸になるだけです。

政治ゴッコは、テレビ・ドラマの中だけにしておいた方が無難だと思います。テレビの中にいる人は、テレビの中に戻るべきです。(ゼレンスキー氏は政治経験ゼロのテレビドラマの俳優です。お茶の間人気で大統領に当選してしまいました。政治能力はゼロでしたね❓)


ボリビアがイスラエルと断交、コロンビアとチリは駐イスラエル大使召還<ガザ問題2023年11月

2023-11-03 22:18:17 | アフリカと中東

ボリビア、イスラエルと断交 コロンビアとチリも大使呼び戻す
2023年11月1日午後 1:02 GMT+914分前更新
https://jp.reuters.com/economy/P65LDEY2P5OCBEAVVFBFJDLQHM-2023-11-01/

ガザ問題に関連し、はっきり外交的に意思表示した初めての例です。特にボリビアは強硬な態度を示しました。

これに先立ち、コロンビア大統領は強烈な不快感を表明しました。
『ガザ完全包囲は「ナチズム」 コロンビア大統領』
2023年10月10日 9:58 発信地:ボゴタ/コロンビア [ コロンビア 中南米 イスラエル パレスチナ自治区 中東・北アフリカ ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3485429

何故、中南米の国々がガザ問題に過激な反応を示すか分かりますか?

コンドル作戦
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AB%E4%BD%9C%E6%88%A6
「この作戦の目的は共産主義・社会主義とソビエト連邦の影響力をラテンアメリカから根絶することであった」

アメリカは共産主義を防ぐ名目で軍事独裁政権も支持し支援しました。軍事独裁政権の樹立を援助した気配もあります。非合法工作も無数に行っています。そのために多くに市民が犠牲になりました。また経済的な破壊を受けたケースもあります。
中南米の国々がぐちゃぐちゃになった原因の大きな一つがアメリカのこのような介入です。

その時代は、それほど古くはありません。東西冷戦の時代です。

アメリカがほぼ全ての中南米の国々から嫌われ憎まれる理由です。アメリカは、どんなに残酷な独裁政権であろうと自分に都合が良ければ支持して支援します。
「人権・自由・民主主義」
こんなものは平気で踏みにじります。

このような例は、世界中であります。それは今回、省略。

イスラエルにはアメリカが異常に肩入れしています。そして現在のイスラエル政権は過激民族主義者の半ば独裁政権です。

中南米の国々の中には、かつてアメリカに支援された軍事独裁政権に弾圧支配され多くの市民が虐殺された記憶と今のガザ市民が重なって見える国もあるのです。

だから、今回ボリビアとコロンビアとチリは過激な抗議の意思を示しました。

アメリカとNATOは、大好きですね❓
「人権・自由・民主主義」

都合により残虐な軍事独裁政権と平気で手を組み、時には強力に支援するアメリカとNATOが、「人権・自由・民主主義」などと言うのは、ご都合主義が行き過ぎています。

アメリカとNATOは、第2次世界大戦終了後に限ってみても「自分たちが過去に何をしたか❓」
よく考えてみるべきですし、反省するべきでしょう。
今回のイスラエルに対する対応とガザ市民に対する放置状態を見れば、良く分かると思います。

今世界で一番極悪なのは、アメリカとNATOです。
何故かプロパガンダに騙される人が多いようですね❓

嘘だと思うなら❓
「コンドル作戦」を調べてみるといいです。
21世紀に入ってからは、アフガン・イラク・リビア・シリア。
「テロとの戦い」だの「アラブの春」だの真に受けている人は、欧米のプロパガンダに騙されて信じ込んでいるだけです。

まともな人は、「許せない!」と思うはずです。
「人道」について、考えてみるべきだと思います。

私は最近「歴史の誤った側に立ってはいけない」と言います。
「ダブルスタンダードの側に立ってもいけない」と言います。

もし、「テロとの戦い」だの「アラブの春」だの真に受けている人がいるのなら、もう一度よく調べて自分の頭で考えてみるべきだと思います。


(ロシア)やや奇妙なプーチン・カレンダー~その2<ウクライナ紛争2023年11月

2023-11-03 22:18:17 | ロシアと周辺国

2023年10月30日 8:09
(ロシア)やや奇妙なプーチン・カレンダー<2023年10月

https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/63fbb8c03551cbedee28be0f07203301
https://smcb.jp/diaries/9160936

この話は、月を跨いでしまいました。
何故、こんなインパクトのない何の変哲もないカレンダーを作ったのか?

ロシア、大統領選と議会選は予定通り実施へ=ペスコフ報道官
ロイター編集
2023年10月10日午前 11:54 GMT+922日前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/WWPA74D2VRNNJA2QVLIM5A7BUU-2023-10-10/

来年、3月17日が投票予定日だそうです。ロシアは民主主義の原則を守り選挙を実施するんだそうです。
一方、独裁国家のウクライナは大統領選挙は実施しないんだそうです。
『選挙をしないウクライナは、民主主義じゃないだろ!』
と言う強烈な皮肉です。
実際、今のウクライナ政府の中身がどうなっているのか全然分かりません。過激民族主義者や過激右翼やネオナチがいることは分かっています。

そんなのは、どうでもいいですが・・・
やはり特別軍事作戦は、余りロシア国民に受けていないのだろうと思います。だから、特別軍事作戦が一切出てこないカレンダーを作りました。

ここまでは、誰にでも分かります。
ゼレンスキー氏のために、その後の事を私が推測してみました。
カレンダーは、もう一種類作られていると思います。倉庫の奥にでもコッソリ(どっさり)隠してあるのでは、ないのかと思います。プーチン氏の3期目の大統領就任を祝い?
特別軍事作戦を大々的に推奨するカレンダーです。そのカレンダーでは、惜しみなくプーチン氏はネオナチのウクライナと仇敵のNATOとの戦いの先頭に立つ勇敢で頼もしい最高指揮官として描かれているはずです。大祖国戦争のイメージも、バッチリ!でしょう。第2次世界大戦でナチスドイツにソ連が勝利した絵もバッチリ!盛り込まれていると思います。

ロシアの場合、大祖国戦争が出てくると全員それに従わなければ、なりません。何か欲しい・とか嫌です・などとは言えません。
つまり?
「大祖国戦争」が出てくるとロシア国民は、かなり「ゲンナリ!」すると思います。しかし同時に観念すると思います。
『遂に・・・来るべきものが来てしまった・・・』
こうしてロシア国民は戦争の覚悟を決めて、ロシアは準戦時体制に移行する予定ではないかと思います。

来年の大統領選挙までは、ロシア国民は短い平和と安息を楽しむことが出来ます。

その後は、大体以上の予定になっているのではないか・と思います。

どうも?30万人以上戦場に出てきていない応募兵がいるようですね?まあ、ロシア国内で目立たないように分散して訓練を重ねているのだろうと思います。今ロシア軍は、歩兵戦闘車や装甲車が不足しています。この増産ラインも建設中だと思います。いつ増産体制が整うのかは不明です。しかし、戦車の増産体制はもう完成しているようです。歩兵戦闘車や装甲車も来年のどこかでは増産ラインが完成すると思います。ドローン工場は、話では来年1月に完成するそうです。完成すると今とは比較にならないほど大量のドローンが飛んできそうですね❓

30万人の十分に訓練された新戦力が武器装備が整い次第戦場に投入されるのかもしれません。

大統領選挙が終わるまでは、国民に嫌われないようにチンタラ戦争をやっておいて❓

大統領選挙後、「特別軍事作戦を大々的に推奨するカレンダー」=「特別プーチンカレンダー2024年版その2」が「超大々的に!」発売予定であるとしたなら❓

ゼレンスキー氏も何か対策を考えておかないとピンチになるかもしれません。まだロシアの方は、戦時体制に移行していませんし、部分動員の後は臨時動員もしていません。選挙後に50万人くらい部分動員令を出してね・何か始めるのかもしれません❓

ヤバいのかもしれません・・・
あの変なカレンダーを見たら、何か魂胆があるだろうと・疑うくらいでないと戦時の大統領は務まりません。どのような魂胆かは不明ですが、何かの魂胆はあるはずです。

一番最初に思いついた例を挙げてみました。
もちろん、プーチン氏はロシア国民に優しい他のことを考えているのかもしれません。しかし、何かを考えているのは間違いありません。

アットホーム・プーチン・カレンダーは、無さそうですね❓