はっきり言って、老後の生活資金の貯えが十分で生活に不安のない人は、株に手を出すべきではありません。
むしろ、してはならないと思います。
老後になり、株式投資の知識も経験もない人は株の世界に足を踏み入れては、なりません。
株で資産運用を考える人は、多分20年以上の経験があると思います。20年以上株式での資産運用で資産を増やしている人は、立派なプロです。
「石の上にも三年」
これは、株式投資の世界では、通用しません。
20年経験すると、バブル崩壊もバブル成長も経験したことになります。そこで色々なことを学んで、初めて一人前です=プロ。
このような世界です。
ここ十数年、上昇相場が続きました。
その過程で株式投資を学んだ人は、それしか知りません。
買えば上がる時代に、株式投資を覚えた人は、素人です。
一番ひどかった例は?
NY市場が暴落中であるにも関わらず、NY株を買うタイミングを探っていると言いました。
暴落なさなかに株を買う人は、愚かと言うべきか?何も考えていないと言うべきか?
(注意はしました。暴落中だから買わない方がいいですよ。その後、どうしたかは知りません。)
また、他の会員さんのコメント欄で「難平買いをするつもりだ」とのコメントも見ました。東京市場が暴落のさ中に難平買いをしたら、傷を深くするだけでしょう。
つまり?
暴落と一時的な下落すら区別のつかない、にわか投資家が沢山いると思います。
株で資産運用し、資産を増やそうそこから配当金をもらって利回り的利益を得ようと考えている方は、勉強と研究のレベルが、全然違います。
銘柄選択にも工夫があり、買う値段もシビアです。
そういう人は、お気に入りさんでは、一人だけです。
長期の資産運用と言えども難しいです。
それを長年やってきて、着実に自分の資産を増やし、得られる配当金を増やしている方こそ、本当の個人投資家のプロと言えると思います。
長年の勉強と研究と経験がなければ、出ることではありません。
そう言う実績のある人が、個人投資家100人集めて何人いるでしょうか?
私は、過去の日記で株式投資で資産を形成する方法を書きました。
「買ったら、売らない」
これだけです。
でも、バブルの形成とバブルの崩壊の中で信念を曲げずそれが、出来る人は少数派だと思います。
これが出来る人は、どん底で買い増しして株数を増やし配当金を増やすことが出来るでしょう。
そして、是非長期保有の人に学んでほしいのが「つなぎ売り」のテクニックです。これを上手に活用すると、下落過程の中で含み益を現実の利益に変えることが出来ます。
等々、株式投資は長期であれ短期であれ難しいです。
老後の大切な生活資金の貯えを、証券会社などの勧誘で?
投資信託を買ったり、株に投資するのは、止めて欲しいと思います。
言葉巧みに勧誘されようと?
買ってしまえば、その後は「自己責任」です。
赤字が出ようと、誰もそれを補填してくれません。
自分の資産を減らして、痛い目にあい?
「もう!株は!ごめんだ!」
と、思うでしょう。
それなら最初から、しない方が余程マシです。
老後の生活資金が十分な人には、株式投資など必要のないことです。
私が、日経平均先物トレードをしている理由は、ただ一つです。
それで利益を上げないと、生活できない!
(もっとも、それで利益を上げられる人は、ごく少数だと思います・・)
2022年06月18日