「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

共同通信の国際記事(北朝鮮⇒「軍需産業が本当の大統領」)<2024.1.23

2024-01-25 07:04:00 | 中国と東アジア

国際記事を読むとかなり通信社により選択している記事が違っている場合があります。時事通信と共同通信では、記事を選択する基準が少し違うようです。
時事通信や読売新聞が落としている記事を共同通信が配信している場合があります。どちらかと言うと、マイナーな記事を落とす傾向があります。

ところが共同通信は47ニュースに記事を配信しているので直接読みにくいです。
最近分かったのが、産経新聞は共同通信の配信記事をそのまま転載しているようです。
だから、結構面白い(笑える)記事もあります。
そのまま転載するのと、適当に脚色するとどう違うか❓

産経新聞ネット版
北朝鮮、米選挙激戦と報道 「軍需産業が本当の大統領」
2024/1/22 09:56
https://www.sankei.com/article/20240122-VVHXCNC26ZJS3AHMI2QGZG5534/
東京新聞
北朝鮮、米大統領選は激戦と報道 批判に重点
2024年1月22日 09時20分 (共同通信)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/304345?rct=world

タイトルも変えていますし、東京新聞は左巻きの癖にアメリカに対する配慮なのか❓記事内容までぼかしています。
産経新聞は、共同通信のコピペなので、もろそのままです。

読み比べると随分、違うでしょう❓
こうやって、どこかに配慮した記事を(部分的に書き換えて)配信しているケースが結構、あります。

産経新聞が、「もろ」配信してくれたために「もろ」北朝鮮のプロパガンダが、分かります。

笑えないところ❓
北朝鮮⇒「軍需産業が本当の大統領」
バイデン氏は、軍需産業に最大限配慮している大統領です。この部分は、「もろ本当」です。

だから、東京新聞は中身をぼかして書き換えています。
おいおい❓
左巻新聞の癖に❓根性ないだろ!

意外に役立つ右翼新聞の産経でした。
やっぱり、新聞は「そのまま」を伝えるべきだと思います。コピペの産経を見習いなさい!

※実は❓ ここからが本題です。
プロパガンダの読み方と理解の仕方です。
日本人の多くに、この点に誤解(または洗脳)が見られます。
対立する双方がプロパガンダを主張し、垂れ流すのはどっちも同じで、全く変わりはありません。
プロパガンダには2種類あります。
①自己を正当化するためのプロパガンダ
②相手を批判したり糾弾するためのプロパガンダ

①には、双方とも信頼性はありません。
美辞麗句を並べ立てて自己を正当化します。
この点にアメリカも北朝鮮も変わりはありません。
だから❓
この部分を、読んではダメ!です。
嘘だと思って、大体妥当だと思います。

②の部分です。
ここは、まるっきりの嘘八百を並べ立てると説得力ゼロですので半分くらいは、本当のことを混ぜます。
だから、②を念入りに読むと本当のことが半分くらいわかることになります。

その視点を持って、産経(共同通信)の記事をもう一度、読んでみて下さい。
かなりアメリカ政府や社会の本質を指摘しています。
もちろん多少膨らませている部分もありますが、基本的には妥当と言えます。

そうやって、読んでみると❓
テレビや新聞が報道するのとは、全然違うアメリカ政府やアメリカ社会の姿が見えてきませんか❓

海外情報は統制され、時には脚色され、時には捏造と言えるほど歪められています。
対立する双方のプロパガンダを吟味することで「時には捏造と言えるほど歪められて」いる部分が分かる場合もあります。

ウクライナ紛争でもそうです。
ロシアのプロパガンダのウクライナを批判する部分をよく読むと、結構本当のことを言っているケースが多いです。

色眼鏡を通してそれを「嘘!」と決めつけているだけの場合も結構、見受けられます。
どちらかと言うと❓
ウクライナのロシア批判のプロパガンダの方が、ハチャメチャな場合が多いです。幼稚園の子供みたいな言い分を良く主張しています。

だから、説得力に欠けます。
結果として、ウクライナの言い分は特に第三世界では胡散臭く見られることになります。
ウクライナに対する第三世界の支持が全く広がらない理由だろうと思います。



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