「北の山・じろう」日記

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NATOは、ウクライナの危険性を認識するべき時が来たのかも❓<ウクライナ紛争2024.2.28

2024-02-29 14:45:05 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

西側の直接軍事介入、議論は「良いこと」=ウクライナ大統領府
ロイター編集
2024年2月27日午後 7:54 GMT+97時間前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/VK2F4ZN4S5MBPBOASAR4B7VDOM-2024-02-27/

「西側の民主主義国がウクライナ戦争への直接軍事介入について議論することは良いこと」だと発言しています。
「直接軍事介入を実行すること」は、もっと良いことなのであろうと思います。

仮にフランスが二国間であろうと地上部隊を派遣すれば確実に戦争は拡大します。
ウクライナは、この件に関しては発言をするべきではないと思います。
自分たちがロシアに勝つためなら戦争が拡大しても構わないと言っているのと同じだからです。

NATOにしても現在のウクライナとの関係を続けることは大きなリスクを将来内臓することになります。
どう見ても今のウクライナは軍事政権です。半分独裁政権のように見えます。

軍事独裁政権に大きな軍事力を持たせて戦争が終わったとします。
戦後、ウクライナが必要な税収を確保することはほぼ無理でしょう。大きな軍事力を維持するには巨額の軍事費が必要だからです。ロシア侵略前のウクライナ軍は、14万人程度と貧弱な武器しかありませんでした。
戦後は、維持費のかかる膨大な戦力が残ります。

貧乏な巨大な(ヨーロッパの中では)軍事力を持つ軍事独裁政権が、何を考えるか❓

国内の不満のはけ口を国外に求めない保証は、何もありません。
つまり❓
周辺諸国に対して戦争を仕掛ける可能性があります。

ロシアとベラルーシは、無理です。
ウクライナと国境を接しているのは、ポーランド:スロバキア:ハンガリー:ルーマニア:モルドバです。
このうちそれなりの軍事力を持つのはポーランドだけです。それ以外は、ウクライナに比べると貧弱な軍事力しかありません。
その中でNATOに加盟していないのは、モルドバです。
人口約400万人の小さな国です。
戦争を仕掛けるには、格好の相手です。

敵対しているハンガリーは、人口約966万人。
ここも戦争を仕掛けられます。
しかしNATOに加盟していますから、止めるでしょうね❓
モルドバが、一番危ないです。

ウクライナに大きな軍事力を持たせたまま戦争が終わると次の戦争のリスクが残ります。現在のウクライナ政府の性質を考えるなら、非常に危険だと言えます。

ロシアとの戦争が長引き国内の不満が爆発しそうになれば、ロシアとの戦争中であろうとモルドバとの紛争を引き起こす可能性さえあります。

ウクライナ対外情報庁は、旧ソ連のKGBの流れをくむ危険な情報組織です。結構、色々な謀略や破壊工作を実行しています。暗殺もやります。
モルドバと紛争を引き起こそうと考えたら、簡単に実行すると思います。

ウクライナは今はロシアと戦争していますが、どっちを向いて何をやらかすか分からない不気味さがあります。そんな軍事大国をNATOは今、セッセと育てています。

アメリカが昔育てたイラクの旧フセイン政権は、結果として何をやりましたか❓
同じ危険が、ウクライナにはあると言うことです。
大体、アメリカのやることは毎回同じで似たような結果が生まれます。
※最近感じることは、イラン・イラク戦争とウクライナ紛争の類似性です。
『イラン・イラク戦争に似ているウクライナ紛争(アメリカの代理戦争)<2024.2.20』
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/a7be1356b9c4f2625e73548b81ea0e9f

よく考えるべきでしょうね❓
将来ヨーロッパにとって危険なのは、ロシアよりウクライナだと思います。
そうでなければ、いいですけれど・・・

※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27



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