「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

世の中には沢山の価値観がある>帝国主義と戦う!<ウクライナ紛争2024/09/17

2024-09-17 19:30:07 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

ウクライナ紛争が始まって1年半以上経過したころから、色々なことを調べています。そもそも戦争が始まった理由が分からなかったからです。
これは、原因が分かりました。
アメリカ+子分のNATOのロシア潰しが、ロシアの反撃を呼び込んだ結果です。
ロシア国境までNATOに迫られたロシアが反撃に出たのがロシア軍のウクライナ軍事侵攻です。

だから戦争の原因を作り出したのは、アメリカだと言えます。アメリカがロシア潰しを画策しなければロシアの反撃も起きませんでした。
2014年以前のままであったら、2013年までの国際環境が今も続いていたと思います。

そもそもアメリカとNATOに非のある話ですから、それを胡麻化すためにプロパガンダとフェイクニュースを垂れ流します。ウクライナ紛争後は、それが激化しました。プロパガンダとフェイクニュースで2022年2月23日以前を隠そうとしています。
隠したところで無くなるわけではありません。

やはり特質として言えることは、アメリカとEUは帝国主義時代や植民地主義時代の色彩を色濃く残している点です。

だから帝国主義時代や植民地主義時代に被害を受けた国は、徹底的にアメリカやEUを警戒しますし、場合によっては敵視します。

「帝国主義と戦う!」
この意味は、以上のような内容を言っています。
穏当に言葉を抜いています。
反帝国主義の国から見ると、帝国主義の盟主がアメリカです。だから❓
「アメリカ帝国主義と戦う!」
と言っているのと、ほぼ同じです。

「アメリカ帝国主義と戦う!」最強の国は、どこか❓
北朝鮮です。朝鮮戦争休戦後、常にアメリカ帝国主義の手先の韓国と対峙してきました。
厳密にいえば、アメリカと北朝鮮の戦争状態は休止しながら継続しています。
北朝鮮がどれほど国際的な非難を浴びようとミサイル開発と核開発を続けて今、核兵器を持つにいたりました。
全ては、アメリカ帝国主義の侵略から自国を守るためです。
この北朝鮮の考え方を分かろうとしなければ、いつまでたっても北朝鮮は理解不能な国です。
しかし上記の事情を理解すれば、北朝鮮が何を考えているか、よくわかると思います。

アメリカ帝国主義と戦う国は、北朝鮮にとっては友軍的な性質があります。

ウクライナ紛争を戦う必要性からロシアは北朝鮮との関係を改善しました。1年かけて、ほぼ軍事同盟的な関係に進化しました。ロシアにとっては、極東に友軍を作り兵器の購入先としては、北朝鮮が一番安心できる国だからです。
北朝鮮にしてみれば、北朝鮮をまともに相手にしてくれて同盟関係を結んでくれる国はロシアだけです。
こうして北朝鮮とロシアは、ともにアメリカ帝国主義と戦う同志となりました。

気楽に考えているかもしれませんが、ロシアは自分の都合で相手を利用することはありますが、必要がなくなったからと言って無慈悲な某国のように切り捨てることはありません。ロシアと友好関係を結べば、それは長く続きます。
だから、おそらく北朝鮮とロシアの関係は今後長く維持されると思います。

「帝国主義と戦う!」と言う国は、北朝鮮だけではありません。今回、省略しますが他にもあります。そして思想的に同調する国は、日本人が考える以上に多いです。植民地支配を受けた国は、ほとんど全部そうです。
どれだけ多いかわかるでしょう❓

西側のプロパガンダを、東西冷戦が終わった今は帝国主義者のプロパガンダとして聞いている国は、多いと言うことです。
帝国主義者の立場に立つのがダブル・スタンダード(二重基準)です。
支配する側、差別する側の論理です。

このような事を理解しなければ、21世紀の国際情勢は理解できません。
ワンパターンの東西冷戦思考の焼き直しは、欧米以外の国から見ると「新帝国主義」として見えていると言うことです。

「新帝国主義」の側が西側。
「新帝国主義」に反対し支配されまいと考えるのが第三世界と考えると大雑把に正しいと思います。
よく考えるべきでしょうね❓
私の見るところでは、「新帝国主義」の側は年々地盤沈下しています。⇒「ドロ船」

共に帝国主義と戦う北朝鮮が全面的に同志ロシアを支援するのは、こう考えると当然のことです。
だから国のサイズを別にするとロシアが北朝鮮の側に立ったと言えます。追いやられたと言うべきかもしれませんね❓
北朝鮮が同志ロシアを支援するのに何の迷いも遠慮もありません。「ドンドン、行くぞ!」と言うことでしょう。
こうして北朝鮮は、ロシアの武器庫になりました。

『北朝鮮製兵器の到着後、攻勢強めるロシア軍…ウクライナ情報機関トップ「尋常ではない量の砲弾を送り続けている」』
2024/09/15 18:49
https://www.yomiuri.co.jp/world/20240915-OYT1T50038/

このような組み合わせを作ってしまったアメリカは、本当に愚かだと思います。
しかも、これだけではありません。
ロシアとイランの関係も強化されつつあります。
あらあら❓
大親分の中国をバックにした「ロシア~北朝鮮~イラン」極悪三国同盟が出来つつあるように見えませんか❓

要するに、日本の近隣のパワーバランスは、大きく変化したと言うことです。
ロシアと中国は、共同海軍演習をこれ見よがしにやるようになりました。
日本の領空侵犯や領海侵犯は、以前に比べると増えていませんか❓
しかも中国とロシアと両方、やっています。


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑥
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27



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