「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

2024MLB>暇人のプレーオフ展望⇒短期決戦は勢いのあるチームが勝つ

2024-10-03 09:11:07 | MBL & プロ野球

米専門誌の予想
<米誌『Sports Illustrated』>
1位ヤンキース、2位フィリーズ、3位アストロズ、4位ドジャース、5位ガーディアンズ、6位パドレス、7位オリオールズ、8位ブルワーズ、9位ロイヤルズ、10位位タイガース、11位メッツ、12位ブレーブス
<リーグで分けると、こうなります。>
1位ヤンキース、3位アストロズ、5位ガーディアンズ、7位オリオールズ、9位ロイヤルズ、10位タイガース
2位フィリーズ、4位ドジャース、6位パドレス、8位ブルワーズ、11位メッツ、12位ブレーブス

※以下、各チームのシーズン対戦成績と結果
「+」はシーズン勝ち越し、〇●は結果
(決勝戦)
ヤンキースVSガーデイアンズ 4-2⇒❓
(イ)
ヤンキースVS+オリオールズ 5-8⇒❓
+ヤンキースVSロイヤルズ 5-2⇒❓ 
●+オリオールズVS〇ロイヤルズ 4-2⇒0-2
(ロ)
△ガーデイアンズVSタイガース 7-6⇒❓
●+アストロズVS〇タイガース 4-2⇒0-2

(決勝戦)
ドジャースVS+フィリーズ 1-5⇒❓
+フィリーズVSパドレス 5-1⇒❓
+ドジャースVSメッツ 4-2⇒❓ 
(イ)
ドジャースVS+パドレス 5-8⇒❓
+ドジャースVSブレーブス 5-2⇒❓ 
+パドレスVSブレーブス 4-2⇒1-0
(ロ)
+フィリーズVSブルワーズ 4-2⇒❓
△フィリーズVSメッツ 7-6⇒❓
+ブルワーズVSメッツ 5-1⇒0-1
・・・・・・・・・・・・

このように短期決戦では、勢いと調子が大きく影響します。だから9月後半、調子の悪かったチームは苦しいと思います。主力選手の好不調も大きく影響します。9月好調を維持し、後半に良い戦いをしたチームが有利です。
メッツのように奇跡のような逆転劇をしたチームは要注意です。

米誌『Sports Illustrated』の予想は単に数字から順位を出していると思います。しかし、今年はナ・リーグ優位の印象があります。ア・リーグのチームに強さを感じません。
だから私の予想は、ナ・リーグが有利と見ます。

ア・リーグでは早速、番狂わせが起きています。レギュラー・シーズンの成績から考えると事前予想なら、アストロズ有利と考えました。
しかし、タイガースが2連勝で勝ち上がりました。

もう1試合も、オリオールズ有利と見るのが普通です。
しかしロイヤルズは、昨日の第1戦は大エースのラガンズが圧倒的な投球でオリオールズに得点を許さず、今期ロイヤルズの原動力のウィットJr君の1点タイムリーで勝利しました。
1-0で完封勝利です。
エースが投げて4番が打って勝ちました。
ぎりぎりの勝負で、このような勝ち方をするとチームに勢いが付きます。
ロイヤルズの上位打線の打撃成績(打数ー安打数ー打点)
マッシー>4-1-0:4-2-0
ウィット>4-1-1:5-2-1
パスクァンティーノ>3-0-0:4-2-1
ペレス>4-1-0:4-1-0
ホームランなしの連打で2戦計3点です。
今日の試合も<2-1>の僅差で競り勝ちました。

両チームともレギュラーシーズンの対戦成績とは正反対の結果を出しました。
だからプレーオフは、事前の予想はほぼ無意味と言えます。
9月に調子の良かったチームが、まず有利です。
そして試合が始まって勝ちながら調子を上げていくチームは、更に有利です。

ヤンキースもドジャースも、その意味でアドバンテージは、全くありません。
ヤンキースは、ファン・ソトとアーロン・ジャッジが封じられると、意外に簡単に負けると思います。逆にこの二人が爆発すれば、強さを発揮すると思います。
強さと脆さが同居しています。

ドジャースも同じです。
ドジャースがヤンキースと違う点は、9月後半になって下位打線がチャンスを作って上位打線に回せるようになり、上位打線が連打で得点するケースが増えました。
これは、ドジャースにはプレーオフの大きな武器になると思います。
HRは当たり外れがありますが、少ないチャンスを連打でビッグ・イニングに出来るチームは、勢いに乗れば強さを発揮すると思います。

他では、投打のバランスのいいフィリーズとパドレスは、有力な候補です。

意外に投打が嚙み合っているロイヤルズも大穴候補です。
超大穴なら奇跡の大逆転を続けるメッツ。
ロイヤルズは上位打線が万遍なくヒットを打っているのも強みです。投手陣がロースコア勝負に持ち込めれば、結構勝ち上がるかもしれません。
ロイヤルズは、次はヤンキースとの対戦です。
これは、好カードになりました。

「ドジャースVSパドレス」もリーグ優勝決定戦と言っていいほどの好カードです。勝ったほうにWシリーズ優勝があるかもしれない・と個人的には思っています。


※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b


ポクロウシク戦線>ロシア軍がツクリネTsukuryne包囲の動き<ウクライナ紛争2024/10/02

2024-10-02 19:10:45 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

2024.10.1
ロシア軍がヴフレダルを占領、ヒルニク方面でも新たな包囲が発生
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/russian-troops-occupy-vhledal-new-siege-in-hirnik-direction/

※南ドネツクのヴフレダルVuhledarの要塞は、ほぼロシア軍が制圧し市内のウクライナ軍の残存兵を掃討中のようです。どれだけのウクライナ兵が撤退できたのかは、不明です。またウクライナ参謀本部の悪癖が出て撤退命令は出なかったようです。
ヴフレダルVuhledarの攻防戦の最中に指揮官を更迭するなど、相変わらず無茶苦茶です。
これでロシア軍には、コスティアンティニフカKostyantynivka~ヴフレダルVuhledar方面にかけて西と北に進撃路が開けました。
完全にウクライナ軍の防衛ラインの内側に突破しますので、アウデイーウカ郊外からポクロウシクPokrovskにロシア軍が急激に進撃したのと同じような状況が発生しました。それに対しウクライナ側に準備があるのかは不明です。



※ポクロウシク戦線ではロシア軍の大きな動きはありません。しかし周辺を制圧する細かな攻撃は続いています。
セリダブSelydove南のウクラインスクUkrainskを制圧したロシア軍がどちらに行くのか注目していましたが、どうやら西のツクリネTsukuryneを包囲する動きを見せ始めました。
北から市街地に接近し、南は線路を伝って市街地の南の端に到達しているようです。
包囲されたエリアは、戦闘地域に入りました。
これまでの流れからすると、長くはもたないと思います。

ツクリネTsukuryneを制圧した後は、ロシア軍はウクライナ軍の密度が薄い線路沿いを南下して、大きな東西に長いカホフカ貯水池の北側に進撃することが出来ます。

ここまでロシア軍が進撃すると、ヒルニクHirnykなどのヴォブチャ川Vovcha River沿いにあるウクライナ軍の拠点を丸ごと大きく包囲することが出来ます。

こうなると、このエリアはほぼ補給が不可能になります。
カホフカ貯水池の南側にあるクラホボKurakhove方面に撤退するしかないと思います。
ロシア軍の最近の戦術を見ると拠点を一々攻略するより包囲してウクライナ軍の撤退を迫るのではないか・と思います。

ロシア軍の今年秋から冬の優先目標は、この付近のセリダブSelydoveの制圧が、目標の一つ。
二つ目は、コスティアンティニフカKostyantynivka~ヴフレダルVuhledar方面でどちらかと言うとヴフレダルVuhledarから北に進撃してクラホボKurakhove方面を目指すことだと思います。

そうすると南のヴフレダルVuhledarから、北はポクロウシクPokrovskの東まで進出しているロシア軍との間の広い地域を制圧する事が出来ます。
ロシア軍は、拠点よりもこのエリアを面的に制圧する事を目標にしていると思います。
現在の前線を大きく西に押し出す要領です。
その押し出した先が、州境です。
結論、ロシア軍は東部戦線全域で年の前半には活発な軍事活動を見せましたが、本当の狙いは中部ドネツクと南部ドネツクの制圧だったようです。

ウクライナの晩秋の雨の多い泥濘の季節まで1か月前後です。この期間が過ぎれば、約1か月程度は双方とも冬の戦いの準備でしょう。

もうロシア軍が急ぐ必要は、なくなりました。
ドネツク州でロシア軍の進撃を阻止してきたウクライナ側の強力な要塞は、全部制圧しました。
最後のトレツクТорецькでは、まだ市街戦が継続中ですがここは泥濘の季節も戦闘が続きます。
年内、もちこたえられるかどうか・と言ったところです。
もう、中部ドネツクと南部ドネツクにはウクライナ側の強力な要塞や拠点は、ありません。
ロシア軍としては、ウクライナ軍の密度の薄いところを狙って順番に進撃していけば、いいだけです。

トレツクТорецькに始まって南のヴフレダルVuhledarまで連なっていた強力な要塞群が、これまでロシア軍のドネツクでの進撃を阻止してきました。
今年1年でウクライナ軍は、これを全部失いました。
ウクライナ参謀本部の愚かさが分かると思います。
アウデイーイウカを喪失した後、それ以外の要塞を何としても防衛するべきでした。
そうせずに無駄で無意味なクルスク侵攻作戦に残り少ない軍事リソースを注ぎ込んで、事実上中部ドネツクと南部ドネツクを放棄しました。

来年は、この影響が東部戦線と南部戦線の多くの地域で出てくると思います。それこそロシア軍の進撃を阻止できるのは天然の要害であるドニプロ川しかない状況です。
来年、そうしますか❓の話です。

「(ウクライナの)勝利計画」などと寝言を言うのは、止めて真剣に「ウクライナの終戦計画(事実上の降伏)」を考えないと、戦争は終わりません。

戦争に一応の目途が付くのは、ロシア軍がドニプロ川の東岸を全部占領した後だと思います。
ウクライナも相当広いですから、ここまでロシア軍が占領するには、かなりの時間がかかると思います。
数年は必要でしょうね❓
その間、戦争を続ければウクライナは確実に滅亡すると思います。その後には、NATOとロシアの傀儡国家が幾つか出来るのだろうと思います。
※しかも、その間西側が戦争を支えるとすれば戦争が終わった後、ヨーロッパ経済や政治はどうなるか❓
ヨーロッパ諸国も、よくよく考えるべきだと思います。
(個人的にはヨーロッパ諸国の没落を早めるだけだと思います)

※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑦
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


テイラー・スウィフトさんの好感度急減に見る米大統領選の行方<2024/10/02

2024-10-02 19:09:31 | アメリカ合衆国

テイラー・スウィフトさんの好感度急減 米大統領選でハリス氏への支持表明後
2024/10/2 13:14
https://www.sankei.com/article/20241002-XUZ6S7SCIROQFKRMVPANVWTKRI/

テイラー・スウィフトは、アメリカの50歳以下の女性に抜群の人気があると言われています。
ところが・・・
『民主党候補のハリス副大統領への支持を表明した人気歌手、テイラー・スウィフトさんの好感度が、昨年と比べて7ポイント下がったことが米NBCニュースの世論調査で明らかになった。共和党支持者の間で好感度が急激に悪化した。
米NBCニュースによると昨年の調査では、40%がスウィフトさんに好感を持っていたが、今年9月13~17日の調査では33%に止まった。共和党支持者に限ると好感を持っていたのは12%で、47%が悪い印象を持っていた。昨年の調査では共和党支持者の間でも好感を持っている人の方がやや多かった』

私は、テイラー・スウィフトのハリス支持表明は影響があると思っていました。しかし、これを見るとほぼ影響が無いように見えます。

と言うことはトランプの支持も相当強いことになります。

※参考日記
①2024アメリカ大統領選挙、どちらが優勢か❓<2024/09/29
https://smcb.jp/diaries/9371672
②アメリカの民主主義の終焉⇒2024米大統領選挙<2024/09/28
https://smcb.jp/diaries/9370589

①の記事では、Hara Blogの管理人がどこから引っ張って来たのか分かりませんが、トランプ優勢の当落予想をアップしています。
他のメデイアの記事でも形勢全く不明の予想をしています。
②の記事を書いたときに、私も気が付きましたがトランプは評判は極端に悪い(主に民主党支持者の間では)です。
しかし、ハリスさんが何を主張しているのか全然分かりません。突然、出てきたハリスさんが、どのような考えを持ちどのような政治や外交をしようとするのか、分かりますか❓それを主張するために党内予備選があります。
その民主党の予備選の党内ルールを無視してご都合主義で担ぎ出された臨時の大統領候補です。

これを考えるとハリスさんに投票するのが、正しいことなのかどうかは相当疑問です。
テイラー・スウィフトの支持表明は、そのハリスさんへの疑問をゴマ化そうという意図が感じられます。
前回のバイデン支持表明の時とは、ケースが違います。
(バイデンさんは党内予備選を経て選ばれた候補です)
個人的には、そのような不都合な事情がある以上、テイラー・スウィフトは態度を明らかにするべきではなかった・と今は思います。

民主党内のルールを無視して大統領選挙の候補者を急に差し替えるのは、どう考えても身勝手すぎてご都合主義です。民主主義のルールを逸脱しています。
民主党が批判するトランプより、もっと悪いでしょう❓

逆に共和党支持の人々が・・・
『47%が悪い印象を持っていた』
持っていたというよりハリス支持表明で悪い印象を持ったというべきです。
これは正しい判断だと思います。
いくらテイラー・スウィフトが人気があろうと、その発言だけで大統領選で支持・不支持を変更するのは、おかしいでしょう❓まして、ハリス氏の中身が分かりません。
テイラー・スウィフトのハリス支持表明で、テイラー・スウィフトに不信感を持った共和党支持の人々は正しいと思います。

言うなれば、中身の分からないハリスさんを支持しろと言うことは、「闇鍋を食え!」と言うのと同じです。
中身の分からない「闇鍋」が食えますか❓
こう言うことになります。
共和党支持の人々から見ると、テイラー・スウィフトは「闇鍋を食え!」と言ったのと同じことになります。

やはりトランプ支持・不支持以前の話として、民主党の大統領候補差し替えは、おかしすぎると思います。
法や規則を無視して大統領候補を差し替えて、いいはずがありません。

これは、「法や規則」を守るか破るかの話です。
「法や規則」を破って担ぎ出されたハリス氏は、そもそも正当な大統領候補としての資格がないと言えます。

民主主義を重んじるなら、今回の大統領選挙はトランプの不戦勝が正しい判断であることになります。
既に民主党が不戦敗していると判断するべきでしょう。
民主党は、何かと言うと「民主主義を守るため・・・!」とスローガンを叫びます。
スローガンを叫ぶ者が、スローガンを無視するなら❓
これは笑い話の世界です。

民主党は、民主主義のルールを守るべきでしょうね❓
ルールを守るなら、今度はハリスさんが候補を辞退する必要があります。
「バイデンさんを候補に戻すのも良し、候補を出さずに不戦敗するもよし・・・」
このどちらかにするべきだと思います。


※関連記事目次
項目「アメリカ合衆国」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/6ea78b12b6512e36fbdc6eebd50f97ce


対ロシア経済制裁VS商魂逞しい周辺国(需要と供給)<ウクライナ紛争2024/10/02

2024-10-02 19:08:12 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

ドイツもやってる! キルギスなどロシア周辺国に「違法貿易ハブ」出現、輸出急増の事情
2024年9月30日(月)16時15分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2024/09/post-105842.php

対ロシア経済制裁されましたが、何だかロシアは西側の製品を輸入しているようです。
iPhoneなどは、値段は高いでしょうけれど普通にモスクワのシューウインドウに並んでいるようです。
中央アジア経由でないかと言われています。

この記事では、キルギスの例が取り上げられています。
<IMFや米ブルッキングス研究所>
『東欧諸国からキルギスへの輸出が増加したのはウクライナ侵攻直後』

『「セルビアの対キルギス輸出の急増に、私たちは注意を喚起してきた。同様の増加はルーマニアやブルガリア、ハンガリーでも起きている。目的地は明らかにロシアだ」と、同研究所のロビン・ブルックス上級研究員は指摘している。』

『9月中旬にブルッキングス研究所が発表したデータを見ると、中欧・西欧諸国からの輸出もこの約2年間に急増。』

『2022年3月時点のドイツの対キルギス輸出額は1000万ドル未満だったが、今年7月は7000万ドル近くに上った。』

結構、何やらかにやら必要な工業製品をロシアは輸入しているようです。
と言って、これを全部止めれば今度は世界貿易が止まります。
中継国として通過が多いので、「セルビア、ルーマニアやブルガリア、ハンガリーなど」のようです。
ここを経由して中央アジアのどこかに行くようです。
ドイツさえキルギスに直接輸出しています。

これらの関係国は、2022年以降中継貿易で潤っているわけです。需要があれば、どこかで供給が発生し、それを世界規模で根絶することは不可能だと言うことです。

次は輸出ですが、ロシアの原油の最大の輸入国はインドです。格安のロシア原油はインドの経済成長に大きく貢献しています。だからインドがロシア産原油の輸入を止めることは、ないと思います。
しかも、インドはしっかり稼いでいます。
国内需要より多く輸入しているので、生産した軽油などの石油製品を、ドイツに輸出しています。
ロシア⇒インド⇒ドイツ
と言う産油国から消費国への輸送ルートが出来上がっています。

このようにして経済制裁と金融制裁を発動してロシア経済を潰そうとしたアメリカの目論見は失敗しています。
アメリカは資本主義の権化の国の癖に商魂逞しい国際商人たちの「金儲け主義」を理解していないようです。

北朝鮮は結構、苦労していますが、イランはもっと楽に西側の工業製品を輸入しています。

アメリカの経済制裁と金融制裁の発想は20世紀のものです。今、21世紀ですから相当国際情勢や世界物流網は変化しています。
やはり第三世界の経済規模や政治力が高まっていますから20世紀みたいに、「アメリカが大号令をかけたら世界が従う!」と言う構図は、崩れています。

金融制裁も同じで貿易決済でドルを利用しない決済が、特にウクライナ紛争後急増しています。
アメリカの力の及ばないところでの貿易や決済が大幅に増えたと言うことです。

つまり20世紀型の経済制裁と金融制裁をやると、逆にアメリカのドルを必要としない貿易や決済が増えて、その分ドルのシェアが減るだけだという事が示されています。

西側対ロシアの構図を無理やり作り出そうとしていますが、これだって東西冷戦時代の発想です。
今、西側対第三世界です。
しかも第三世界は西側が「大好き!」な経済成長が著しいです。
西側⇒右肩下がりの低落傾向
第三世界⇒右肩上がりの成長傾向

これで第三世界と対立の構造を作り出せば、単なる「バカ」です。

結局言えることは、アメリカの目論んだロシア潰しは身勝手な悪行であり21世紀には通用しないと言うことです。
今の無理やりの西側VRロシア(+第三世界)の対立構造を続ければ、最後落ち目のド壺にハマるのはどちらか❓は考える必要もないほど、明らかです。

日本政府も日本人もよく考えるべきでしょうね❓
西側の尻馬に乗っていれば、それで良かった時代は、とっくに終わっています。
中立と平和の大切さを再認識するべきですね❓
日本が戦後、高度経済成長を遂げたのは「平和」だったからです。
今、それを忘れているでしょう❓


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑦
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


2024MLB>メジャー、(最強)ホームラン王列伝

2024-10-02 19:06:52 | MBL & プロ野球

(最強)ホームラン王列伝
こう書くからには、単なるHR王ではダメです。
HR王の中の選りすぐりです。
基準を設けました。
HR王、通算3回以上
年間50HR、通算3回以上
※年間50HRを打つのは限界に近く、50HR以上は少ないです。たまにマグレで打つ選手もいます。マグレを除外するために3回以上にしました。

この基準でどれだけの選手が該当するか❓

ベーブ・ルース
1920年54本 メジャー6年目
1921年59本
1927年60本
1928年54本
HR王12回

アレックス・ロドリゲス
2001年52本 メジャー6年目(実質)
2002年57
2007年54本
HR王5回

マーク・マグワイア
1996年52本 メジャー10年目(実質)
1997年58本
1998年70本
1999年65本
HR王4回

アーロン・ジャッジ
2017年52本 メジャー1年目(実質)
2022年62本
2024年58本
HR王3回

これだけです。
翔平君は、今年50本以上1回目です。
もう2回、達成すると列伝入りです。

少ないでしょう❓
ホームラン王の中のホームラン王と言えるのは、この4人だけです。
つまり❓
アーロン・ジャッジの凄さが分かると思います。
ジャッジは、去年は37本ですが大怪我をして休場しています。年160試合換算なら56本です。もし大怪我をしていなければ、3年連続4回目を達成していたと思います。
今年のジャッジは、打撃技術がまた一段と進歩しました。
ルーキーイヤーの次に62本を打つまで5年かかっています。技術で50本以上打てるまでには、平均してこの程度は時間がかかります。

技術で打っていますから、これからがジャッジのピークです。更に数年は50本以上HRを打つ年があると思います。
さすがに他の数字を比較するとルース越えは、無理ですがルース以降、最強のホームラン・バッターになると思います。
ルース以後が、アレックス・ロドリゲスとマーク・マグワイアだけしかいませんから、この二人を超えるのは、ほぼ確実だと思います。

こうして数字と回数で足切りすると、アーロン・ジャッジが今作りつつある記録が、ほぼ過去に比較可能な対象がないことが分かります。

翔平君は、ホームラン王列伝に一歩足を踏み入れたところです。まだまだ成長途上ですから、今後50本以上を又達成すると思います。
あと2回達成したら翔平君もホームラン王列伝に名を連ねることになります。

こうして見てくるとジャッジと翔平君の飛び抜け具合が分かると思います。
ジャッジは、通算の本数でもメジャー歴代1位になると思います。
翔平君は、ナ・リーグに移籍してラッキーでしたね❓
ジャッジと同じリーグにいたら、この先もHR王は無理だったかもしれません。
でも、翔平君にはジャッジにない優れた点もあります。
400塁打と100長打です。
400塁打は、また達成する可能性があると思います。
100長打も、やがて達成すると思います。

これはタイプの違いです。
翔平君は、どちらかと言うとアベレージ型の強打者です。だから安打数が増えて400塁打と100長打が達成しやすくなります。

ジャッジは、ホームラン型の強打者だから安打数が翔平君と比較すると少なくなります。
その分、400塁打と100長打が達成しにくくなります。

※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b


2024MLB>今年の春のキャンプでの面白い話。エンゼルスのキャンプで閑古鳥❓

2024-10-02 19:05:36 | MBL & プロ野球

激変したエ軍キャンプに番記者が本音… 大谷翔平が去り突如消えた日本メディアの喧騒
2024.02.17
https://full-count.jp/2024/02/17/post1514096/
(近年は毎年のように50人程度いたが、今年は3人に。)

大谷フィーバーに広報はピリピリ、現場はカオス 掟破り“出禁”になったメディアも【ドジャースキャンプ取材秘話】
2024年3月28日 13:50
https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/2024032800002-spnavi

アメリカでは全然人気のないエンゼルスです。
でも翔平君がいた時は、日本からの取材陣で大賑わいでした。毎年、50人位いたそうです。
今年のエンゼルスのキャンプに取材に来たのは❓
①MLB公式サイトのレット・ボリンジャー記者
②地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のジェフ・フレッチャー記者
③米メディア「ジ・アスレチック」のサム・ブラム記者
この3人は、いたそうです。
それ以外の翔平オッカケは、ドジャースのキャンプに移動しました。

ドジャースの方は、固定の取材陣(はエンゼルスより多いと思います)+日本の固定・翔平オッカケ50人+日本の臨時オッカケ多数+アメリカのマスコミの臨時オッカケ多数+etc多数・・・
で、結局100人はいたのではないかと思います。もっと、いたのかもしれません。人数を数えた人は、多分いないでしょうね。臨時オッカケ組にはスポーツと全然関係ないメデイアも相当混じっていました。

取材者用のスペースからは、人があふれドジャースの取材ルールに違反する者が続出・などなど色々なハプニングがあったようです。
ファンも沢山来ていましたね❓

と言うわけでドジャース始まって以来の大混雑になりました。誰もこんなのは見たこともなく、唖然としたようです。

やっぱり田舎球団のエンゼルスと大都会の名門チームのドジャースでは、同じ混雑してもその度合いが全然違います。
MLB公式サイトのレット・ボリンジャー記者の発言
「正直、人が少なくて楽になったよ」
「かなり変わったね」
「選手も近くにいるし、話を聞きやすくなったよ」
(要は50位いたのが3人になったと言うことです)

そのエンゼルスは❓
『大谷翔平が抜けて球団最悪99敗も…エ軍GMは“楽観” 米呆れ「同じ言い訳の繰り返し」』
2024.10.01
https://full-count.jp/2024/10/01/post1629288/

翔平君がいなくなり、取材陣も去り、勝ち星も去り・・・
これでエンゼルスは、安心して負けられるようになりました!まだ大丈夫!

9/28(土) 10:02配信
低迷ホワイトソックス 屈辱のMLBワースト121敗目 62年ぶり不名誉記録更新 
https://news.yahoo.co.jp/articles/1dbfbf7c80374f47081acc210bfb29ac36afc512
※今年の負けっぷりのいいチーム
ホワイトソックス 121負け
ロッキーズ 101負け
マーリンズ 100負け
エンゼルス 99負け
まだまだ記録までは、大分足りません❓
102まで行って、せめて年度No2にならないとね❓
エンゼル(翔平君)の去ったエンゼルスは、落ち行くのみ・・・(どこまで行くのか❓)

※落っこちた天使⇒堕天使⇒悪魔
ユニフォームが赤いから❓
レッド・デビルズ Red Devils❓

※しかし、こんなやる気のない球団はダメですね!
オーナーは、エンゼルスを売却して球団経営から手を引くべきだと思います。


※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b


2024MLB>バリー・ボンズの虚像と実像、5ツールプレーヤー

2024-10-02 19:04:23 | MBL & プロ野球

バリー・ボンズ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%83%B3%E3%82%BA

バリー・ボンズと言えば、ホームランバッターの代名詞のように言われます。
本当にそうなのか❓
そのイメージを作り上げたのは、ボンズがメジャー最高の73HRを打ったことと、歴代最高の生涯HR762本を打っているからだと思います。

実際には、記録を見てみるとバリー・ボンズは名付け親のウイリー・メイズと同じで5ツールプレーヤーです。
ゴールドグラブ賞 8回、生涯盗塁数514個が示す通りです。若い時代は、盗塁が多いです。
強打者の特徴である塁打数や長打数を見ても、2001年以外は、平凡です。
ホームラン・タイプの強打者の特徴は、ありません。
2001年のHR73本と生涯HR762本が、ボンズの虚像を作り上げたと言えます。

もちろん、ボンズは素晴らしい打者です。
打者の指標のOPS
OPS「1.000」以上9回
OPS「1.100」以上2回
OPS「1.200」以上1回
OPS「1.300」以上2回
OPS「1.400」以上1回※1.422MLB歴代1位
メジャー22年、生涯OPS1.051

このOPSが示す通りバランスの取れた強打の好打者がボンズの本質です。決してホームランバッターではありません。
ボンズが73本のホームランを打ったのは2001年で、メジャー16年目のシーズンです。そして50本以上のHRを打ったのも、この年だけです。
しかし、ボンズは四球も多いです。
選球眼が抜群に優れていたのでしょうね❓
<四球(うち敬遠)>
2001年177(35)
2002年198(68)
2003年148(61)
2004年232(120)

73HRを打った後は、この通りです。
ボンズは性格にかなり癖があったので恐れられたのと嫌われていたのと両方あると思います。
これほど滅茶苦茶な四球攻めは、他の選手では見られません。2002~2004年ノピークの頃にもう少し勝負してもらえれば、1~2回は50本以上のHRを打てたかもしれません。
ホームランバッターとして開花したのは37歳の時ですからこれは、技術によるもので才能やパワーによるものではありません。だからボンズは天性のホームラン・バッターでは、なかったと言えます。

こうして数字を調べてみると、意外でしょう❓
バリー・ボンズは、優れた5ツールプレーヤーです。

※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b


2024MLB>10月1日>奇跡は続く、メッツ逆転勝利で勝ち上がりまであと1勝

2024-10-02 13:14:33 | MBL & プロ野球

メッツが逆転勝利で地区シリーズ進出王手 敵地でブルワーズに勝利
[2024年10月2日10時42分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202410020000247.html
<ブルワーズ4ー8メッツ>
試合の流れ
1回裏ブルワーズ2点先行、2回表メッツ3点逆転、4回裏ブルワーズ2点で再逆転、5回表一挙5点でメッツ再々逆転、そのまま逃げ切って1勝目。

昨日のブレーブス戦Wヘッダー1試合目
<ブレーブス7ー8メッツ>
3回裏ブレーブス2点、6回裏ブレーブス1点追加(計3点)、8回表メッツ一挙6得点で逆転、8回裏ブレーブスも4得点(計7点)で再逆転、9回表メッツ2得点で再々逆転、そのまま逃げ切り勝利。プレーオフ進出決定。
リンドア33号2ランが、激戦の決勝点。

☆昨日の大逆転そのままの勢いでメッツが、またしても大逆転で1戦目を制しました。ホームランは出ませんでしたから、四死球とヒットを連ねての8得点です。昨日、大殊勲のリンドアは今日は4打数ゼロ安打1四球。今日は、他の選手がヒットを連ねての勝利です。

勢いの乗ったチームは、本当に強いです。
明日勝てば、メッツはワイルドカードシリーズ勝ち上がりです。先に1勝したのは、大きなアドバンテージです。

(2)もう1試合ブレーブス0ー4パドレス(8回まで)
やはり勢いのないブレーブスと投手力に勝るパドレスの差が出ています。パドレスのリリーフ陣は強力です。夏の強化は成功だと思います。
こちらの山でパドレスが勝ち上がるとドジャースと対戦します。激戦ですね❓
『パドレス先勝、キングがブレーブス相手に史上3人目の快投 第2戦に勝てばドジャースと対戦』
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202410020000338.html
『パドレスのフェルナンド・タティス、ブレーブスから先制2ラン 150キロ直球を左翼席へ運ぶ』
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202410020000272.html


(3)ア・リーグ>オリオールズ0-1ロイヤルズ
ここもホームランは出ず、僅差の勝負でした。
今年のロイヤルズ躍進のヒーローのウィットJr君が、4打数1安打ながら、貴重な勝ち越しの1打点を叩き出してロイヤルズが第1戦で勝利しました。

(4)ア・リーグ>アストロズ1ー3タイガース
試合巧者のアストロズが、らしからず競り負けました。
ここもホームランはなく、双方雑な攻めでしたが10安打6四死球のタイガースが3得点して競り勝ちました。
アストロズは、7安打2四死球。
やはりタイガースも久しぶりにプレーオフ進出ですから選手が「やってやる!」という気になっているのかもしれません。
アストロズは、レギュラーシーズン中と同じで勢いがありません。
勝率.547は地区優勝した6チームの中では、最低です。
『菊池雄星は第3戦先発へ アストロズ初戦落とす 監督「次は生きるか死ぬかの試合」第2戦救援も』
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202410020000114.html

☆こうしてワイルドカードシリーズの第1戦を見ると、勢いのあるチームが健闘しています。
そして一発攻撃のチームは、脆いですね。
やはり少ないチャンスから連打で得点できるチームに分があります。

去年のブレーブスが、その典型です。レギュラーシーズンは圧倒的にホームランを打ちまくって勝ちました。
プレーオフでは、HRが不発で試合後者のフィリーズに足元をすくわれて敗退しました。

今年、そんな傾向のあるのがヤンキースとドジャースです。ガビ~ン!

でも、安心!
ドジャースは、9月後半は連打で得点するケースが多かったです。タイムリーを打ちまくっていたのは、誰ですか❓
翔平君です!
翔平君がタイムリーを打つ限り!
ドジャースが、勝利します!
(パドレスもフィリーズも撃破すると信じています!)
分かりましたね❓

※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b


産経新聞のネット版が、ヴフレダルVuhledar市街戦開始を速報した意味<ウクライナ紛争2024/10/01

2024-10-01 19:14:42 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

ウクライナ東部ウグレダルにロシア軍が侵入 現地メディア 陥落の恐れ高まる
2024/10/1 09:14
https://www.sankei.com/article/20241001-ZYKT7EG7MZLELPU5B5BU3QRCVQ/

この記事は、かなり驚きました。
軍事ブロガー並みの速報です。
さっき、日記に書いたばかりです。
しかもソースがウクライナの軍事サイトの「DEEP STATE」です。
「DEEP STATE」の主張は、たまにCNNが取り上げることがあります。それ位で日本のマスコミが取り上げることは、ほとんどなかったような気がします。
キエフ政府の広報と相当、内容が違い実際の戦況に近い事を主張するからです。

ウクライナ万歳の岸田前総理の時は、ほとんどありませんでした。

更には、タス通信の報道まで転載しています。
『ドネツク州の親露派武装勢力トップ、プシリン氏は30日、ウクライナ軍がウグレダルに増援部隊を投入したものの、練度が低く、「大部分が投降した」と主張した』
ロシア国防省の報告まで引用しています。
『露国防省は30日、同州トレツク近郊の集落ネレポフカを新たに制圧したと主張した。』

この報道姿勢の変化が、何を意味するのか❓
ほゞ、中立で内容も現状に即していると思います。
本来、日本のマスコミは、このように報道するべきです。
しかし、これまではウクライナ万歳報道一色でした。

もっと、ウクライナ国内で行われている捕虜収容所に強制連行するようなウクライナのむごい徴兵事情。
あるいは、ウクライナ国内にあるキエフ政府(ゼレンスキー)批判、ウクライナ市民の生活苦などを、きちんと報道すれば、今日本国内で見られるウクライナ万歳の世論は変化すると思います。

これまで一方的なウクライナ万歳報道を日本のマスコミが続けてきたのは、何らかの情報統制によるものだと思います。
これに反することを言う政治家や著名人は、非国民扱いされてきました。

何故か、それは止めて中立的なスタンスに変化するのかもしれません。

その理由は、何か❓が、今日の問題です。

岸田前総理の退任に理由があるのかもしれません。
今の日本のウクライナに対する態度は、明らかにおかしいです。
まるで戦前の大政翼賛会と同じように感じます。
ウクライナ万歳!
反対や異論は許さない!
何ですか、これ❓

新総理は石破茂さんです。
石破茂さんは、これまで干され続けてきましたが、自民党の中では外交や国際情勢に通じた「まともな」政治家だと思います。
余りにもバランス感覚を欠いた今の日本政府の外交姿勢に危機感を持っていると思います。

「石破茂さんの外交感覚に合わせて、日本外交を変化させる・と言う考えの表れなのかもしれない」
これは私の勝手な推測であり、ふと思っただけです。

戦前の大政翼賛会的、今の日本の世論形成が良いはずは、ありません。余りにもイビツ過ぎると思います。

「台湾有事は日本有事」
的な主張もまかり通っています。
台湾有事があったとしても日本が中立を保てば、日本有事ではありません。
日本が関与したら、日本有事になります。
選択肢は、二つあります。
これを一つしかないように主張し、その方向に世論誘導するのは、危険すぎないですか❓
そう思うから石破茂さんの外交感覚と常識に期待したいと思います。


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑦
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


南ドネツク戦線>ロシア軍がヴフレダルVuhledarを包囲を狭め3方向から市街戦が始まる<ウクライナ紛争2024/10/01

2024-10-01 19:13:49 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

2024.10.1
ロシア軍が3方からヴフレダルに侵入、市内の建物に赤旗と国旗を掲げる
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/russian-troops-enter-vhledal-from-three-sides-raising-red-and-national-flags-on-buildings-in-the-city/

既に東の市街地では市街戦が始まっていましたが、ロシア軍は西と南から市街地に突入し、三方向から市街戦になっているようです。
市街にいるウクライナ軍は、もう脱出も難しく降伏か全滅しかないようです。

この日記で書いた通りです。(再掲載)
『南ドネツク戦線>ロシア軍がヴフレダルVuhledarを包囲した模様<ウクライナ紛争2024/09/28』
航空万能論の最新の戦況図
2024.09.27
包囲される寸前のヴフレダル、ロシア軍が接続道路を物理的に遮断
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/vhledal-on-the-verge-of-being-surrounded-russian-forces-physically-block-access-roads/
これがウクライナ側軍事サイトのDEEP STATEが26日までに把握した戦況図です。図の3枚目。
この図で見ても西側のロシア軍は、1km位まで肉薄しています。迫撃砲でも砲撃できる距離ですから、もう北の開口部への撤退は、無理でしょう。
図では、まだ開口部が開いていますが事実上ロシア軍が包囲したと言えると思います。

Hara Blog
2024年09月27日21:33
ロシア軍がウグレダール上空から投降の呼びかけビラを投下 その文面
https://hara.livedoor.biz/archives/52341594.html

これが、その次の日の記事です。
包囲したロシア軍は、ドローンでビラを散布して投降勧告を行っています。
これは、この戦場に限らずどこでもロシア軍が行う事前投降勧告です。ここ数か月は、勧告に従うウクライナ兵が増えているような話も聞きます。
ほぼ自殺命令のような死守命令を上級司令部が出すからです。
守備部隊の多くは撤退したのではないか・と思いますが、撤退を支援した部隊は、撤退できなかったようです。

X投稿には、投稿したウクライナ兵の動画があります。
資料2:ロシア軍に投降するウグレダール地区のウクライナ軍兵士たち。
pic.twitter.com/23pZJhmpDT

包囲されれば投降しなければ全滅です。
投降するべきだと思います。
今更戦って全滅する意味はありません。

と言うような状況のようで、もう最後の段階に差し掛かっているようです。
結局、ウクライナの参謀本部は援軍は送らず南ドネツク最強の要塞のヴフレダルVuhledarを見殺しにしました。

アウデイーイウカに続いて今年2回目です。
現地部隊を見捨てるウクライナ参謀本部は、現地の将兵の信頼を更に失ったと思います。
こんな事でドネツク州のウクライナ軍が、これまでのように頑強に戦うと考えているなら、それは大間違いだと思います。

ポクロウシクPokrovsk戦線の後半で見られたように、ほとんど戦わずに撤退する部隊が増えると思います。
こんな兵士をゴミとしか考えていないキエフ政府や参謀本部のために死ぬ必要はない・と思います。
もう、ウクライナ兵も戦後に生き残ることを考えるべきでしょう。
戦っても最後は見殺しにされて戦死するばかりです。

昔の太平洋戦争の末期の日本軍にも、しばしば見られたことです。

何とも虚しい気がします。
ここまで兵士の命を粗末にするのか❓

・・・・・・・・・・・(再掲載)終わり・・・

もう投降する兵士は投降し、最後まで抵抗する兵士がいたため総攻撃が開始されました。
残念ながらヴフレダルVuhledarは陥落するでしょう。
その後、どうなるか・・・

『ヴフレダルVuhledarが陥落するとどうなるか❓⇒クラホボKurakhoveが危なくなる<ウクライナ紛争2024/09/26』
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/c5070affb5ea8fdc7a2292f444686060

マリンカMar'inkaの西にある南ドネツクの補給の要衝であるクラホボKurakhove方面に進撃すると思います。
次の目標は、ヴフレダルVuhledarの北にあるウクライナ軍の拠点のボホヤヴレンカBohoyavlenkaだと思います。

航空万能論の管理審人が、9月に入ってからのロシア軍の中部ドネツクと南部ドネツクでの拡大した支配地を黄色で示しています。非常に分かりやすく助かります。
戦況図の最後
この図を見ると分かりやすいと思いますが、南の一番下のヴフレダルVuhledarから一番北のポクロウシクPokrovsk手前までロシア軍が占領した地域を線で結んだエリアの占領が、ロシア軍のこれからの目標です。

南ドネツクの方は、ロシア軍の占領地が東に凹んだようになっています。正確にはロシア軍が西に進撃したのですが、この凹みをフラットにする攻撃をすると思います。
やや広域になりますが、突出部を作ってその後凹んだエリアをフラット化するのが、ロシア軍の常套戦術です。
今回も同じようにすると思います。
略図の黄色の部分を見ると、ロシア軍はその動きをしているように見えます。


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑥
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


2024MLB>プレーオフ>アストロズVSタイガースとパドレスVSブレーブス

2024-10-01 19:09:48 | MBL & プロ野球

アストロズVSタイガース

明日からワイルドカードシリーズが始まります。
※ア・リーグの注目は、菊池雄星のいるアストロズ
後のない一発勝負ですから、1・2戦はエースを起用すると思います。
アフラムバー・バルデス(防御率2.91)15勝7敗
ロネル・ブランコ(防御率2.80)14勝13敗
ハンター・ブラウン(防御率3.49)11勝9敗
ストロズには先発3本柱がいます。
菊池雄星はディビジョンシリーズで登板かもしれません。
あるいは3戦目までもつれ込んだ場合は、3戦目先発の可能性もあります。

菊池雄星は最終登板で2失点(自責点ゼロ)で負けましたが、これは守備と打線の責任で移籍後は、全部好投しました。
多分、第1戦第2戦はアストロズのエースで菊池雄星は、その次だと思います。

ワイルドカードシリーズは2勝で勝ち上がりですが、日程が詰まっているので先発投手を、どこで登板させるかは監督が一番頭を使うところです。
先発投手陣がしっかりしているアストロズが、有利と見ます。こうして先発陣を見ると安定しています。3本柱+菊池雄星はプレーオフ出場チームでは、1番充実しているかもしれません。問題は、今シーズンはヤンキースにボロ負けしていることです。

次がディビジョンシリーズでリーグ優勝チームの勝率2番目のガーディアンズが相手です。

(2)パドレスVSブレーブス
やはり投手陣を軸に安定した戦いを続けてきたパドレスが有利だと思います。
パドレスの先発陣
マイケル・キング(防御率2.95)30試合先発13勝9敗
ディラン・シース(防御率3.47)34試合先発14勝11敗
ジョー・マスグローブ(防御率3.88)19試合先発6勝5敗
マーティン・ペレス(防御率4.53)26試合先発5勝6敗
マット・ウォルドロン(防御率4.91)26試合先発7勝11敗
ランディ・バスケス(防御率4.87)20試合先発4勝7敗

負ければ終わりの戦いですから、勝ち星の順に上から二人が先発するのではないか・と思います。
ダルビッシュが、余ります。そこで・・・

ダルビッシュ、ワイルドカードではひとまず救援待機 勝ち進めばドジャース相手に先発か
[2024年10月1日9時30分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202410010000248.html

しかし、ブレーブスも今年の絶対エースをぶつけてくると思います。ところが❓
『ブレーブスPS進出決定もエースのセールは登板回避が濃厚、この日の登板を急きょ回避していた』
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202410010000338.html
大エースのクリス・セールが、パドレス戦は登板できないようです。

これでパドレスは、優位に立ちました。
2戦で勝ち抜けを決めれば、ダルビッシュを温存できるでしょう。

パドレスが勝ち上がると次はドジャースとの対戦です。
ドジャース戦の初戦にダルビッシュが登板する可能性が高くなりました。

どちらかと言うとリーグ優勝決定戦で見たかった、大谷翔平VSダルビッシュの対決が、ディビジョンシリーズの第1戦で実現しそうです。
どっちも応援したいけど、当然翔平君を応援します。
ダルビッシュ、ごめんね❓
(しかし、ドジャース戦を勝ち上がるとパドレスはWシリーズまで行けるかもしれません。好カードです。)


※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b


2024MLB>ポストシーズンの組み合わせと勝ち上がり予想

2024-10-01 19:07:59 | MBL & プロ野球

※①~⑥は、シードの順番
ア・リーグ
(1)の山
③アストロズVS⑥タイガース

その勝者VS②ガーデイアンズ
(2)の山
④オリオールズVS⑤ロイヤルズ

その勝者VS①ヤンキース

(3)リーグ優勝決定戦
(1)の勝者VS(2)の勝者
勝ったほうがWシリーズ決勝に進出

ナ・リーグ
(1)の山
③ブルワーズVS⑥❓メッツ

その勝者VS②フィリーズ
(2)の山
④パドレスVS⑤❓ブレーブス

その勝者VS①ドジャース

(3)リーグ優勝決定戦
(1)の勝者VS(2)の勝者
勝ったほうがWシリーズ決勝に進出

❓が、付くのは5~6位が正式には決まっていないからです。⑤❓ブレーブスと⑥❓メッツの2連戦が悪天候のために順延され、どちらかが2連敗した場合は、ワイルドカード4位のダイヤモンドバックスが6位に繰り上がります。

実際には、1勝すればプレーオフ進出が決まるので勝ったほうは、主力を温存したり投手を一番弱い投手を登板させるなどして2戦目を捨てると思います。
だからダイヤモンドバックスの勝ち上がりは、数字上の可能性で実際はないと思います。可能性があるから試合が実施されると言うわけです。
プレーオフが無関係なら試合は、行われません。
その事情を書いた記事

2024.09.30
マジック「1」同士のダブルヘッダーに挑むブレーブスとメッツ。勝てばプレーオフ、連敗すれば脱落の大一番。第1戦はともにエース級を温存
https://thedigestweb.com/baseball/detail/id=86628

※勝ち上がり予想
ア・リーグ
(1)の山はアストロズが有力と判定
(2)の山は、ヤンキース有力と判定
(3)リーグ優勝決定戦は互角、優劣不明
ヤンキースは、アーロン・ジャッシとファン・ソトの出来次第だと思います。この二人が爆発すれば、ヤンキース有利。抑えられると試合巧者のアストロズ有利と見ます。

ナ・リーグ
(1)の山は、実績からフィリーズ有力と判定
(2)の山は、9月後半調子を上げてきたドジャースが有利と判定します。最後のパドレスとの3連戦に勝ち越したのも評価ポイントです。
(3)は、互角と見ておきます。

ドジャースは、投手自陣は弱体ですが先発4枚は一応目途が付きました。クローザーも準備出来ました。中継ぎは相変わらず弱いです。僅差の勝負になると勝てるかどうか分かりません。

ドジャースの評価ポイントは、9月後半から翔平君が絶好調になり、それに釣られてチームも好調です。特に下位打線がチャンスを作って翔平君に打順を回すパターンが出来ました。これは強いです。9月後半勝ち越したのは、このパターンが機能した点が大きいです。
下位打線が2アウトでもランナーを2人塁に出して翔平君に打順を回すことが出来るようになりました。
翔平君も9月後半は、抜群の高い得点圏打率でこれに答えました。
上位打線は、どのチームより強いと思います。

このような点を考え合わせるとドジャースに一番得点確率があると思います。5~8点勝負になったら、ドジャースに分があると思います。

9月の各チームの調子を考えると、意外に9月後半に調子を上げて勝ち星を伸ばしているのはドジャースです。
9月後半に調子を上げてきた点を評価してドジャースは優勝候補一番手にしておきます。
翔平君が絶好調になったのも評価ポイントです。

8月までは、ドジャースはダメだろう・と思っていましたが9月後半は、「行けるんじゃないの❓」と評価が上がりました。

そして最高勝率でプレーオフのホーム開催の権利を獲得したのも評価できます。最初の試合をホームで出来るのは、アドバンテージです。

「まるでフェイク」メッツが劇的勝利でPS進出、米記者ら興奮!MVP候補が逆転2ラン
[2024年10月1日8時31分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202410010000113.html


※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b