ババア伝

2017年09月16日 | 日記
ここに住んで22年半になる。

住み始めた頃から嫌なババアが多いなあと思っていた。

他人ちに干渉し過ぎ、噂話大好きババアばかり。

よほど暇なんだろう。

昔ダンナが仕事に行かなくなってしまった頃、その様子に気づいた近所のスーパークソババアが、

私ではなくまだ小さかった息子に聞いてきたようだ。

外で遊んでいた息子に声をかけて、

「ねえねえ、お父さんどうしたのぉ?」

と、聞かれたらしい。

ああやだやだ、あんなババアにはなりたくないもんだ。

そのスーパークソババアは昔、ゴミ集積所で燃えないゴミの日に燃えるゴミを見つけて、

このゴミはどこの家のゴミかつきとめて、わざわざその家に持って行ったことがあるらしい。

なんとまあゴミ袋を開けて、手紙か何かの宛名を見たらしい。

聞くところによると、下着類もたくさん入っていたとか。

マンガかドラマに出てくるようなとんでもないババアだ。

あのババア、年に一度の公園の草取りには参加もせず、自分ちが公園の前にあるもんだから、二階から見下ろして誰と誰が一緒に来たとかどうでもいいことをチェックしてるらしいし、

夕方の犬の散歩には、何か噂のネタは無いものかとばかりに、いろいろな家をキョロキョロしながらゆっくり歩いているようだ。

ああ、いやだいやだ。

スーパークソババアにはホント嫌だし、

そしてそれらのスーパークソババアのエピソードを私にヒソヒソ教えてきた斜め向かいのババアも嫌だ。