今日は10月17日。
ダンナと入籍したのは1994年10月17日だった。
27回目の入籍記念日。
まさかこんなにも早く、ダンナがいなくなってしまうなんて…
このところ、今さらのようにダンナの死を受けとめてきて、気がつけば涙が出てしまっている。
たぶん、仕事先の放課後デイサービスの利用者が少し減ってしまった影響もある。
特に、いつも元気いっぱいのミサコが居なくなってしまったのが大きい。
以前ならミサコや他の子ども達に負けないくらい元気を出して仕事をしていたから、ダンナの死の悲しさを紛らわせることができた。
でも、ミサコは児相に保護されてしまい今はもう居ない。
ミサコのことを考えると、ますます涙が出る。
今日も何も予定の無い休みで、一人でただ家に居た。
今日はパート先の事業所自体が休みなのだが、何気にこのところ勤務日数も勤務時間も以前より少しずつ減ってきた。
私はもっとこの仕事がしたい。
障がいのある子ども達に誠実に向き合い、元気に働きたい。
今の私には時間があるし、この寂しさを埋めたい。
ダンナだけではなく、二年前には遠距離介護をしていた姑も亡くなっている。
それに息子は今年の夏から一人暮らしをし出し、私が家族のことで忙しくするのは、もう何も無い。
このところ体にあちこち痛みなどきてはいるが、今の慣れた仕事ならまだまだやっていける。
いま職場は、ハタチの若い女性職員が来月で辞めるらしいし、他にもメンタル面のことで休養している職員が居る。
そうだ。それならもっと働かせてもらえるんじゃないだろうか。
自分の気持ちを奮い立たせるためにも、そしてもちろん収入のためにも、もう少し勤務を増やしてもらいたいと思い、社長に今日、LINEをしてみた。
返信はすぐ来た。
「このところ経営難で、正直増やすことは出来ないんです。すみません」
そっか…
仕方がない。
「増やすことはできない」というか、減ってきているんだけどね。
まあしょうがないけど…。
明日は仕事。
少ない勤務だけど、貴重な勤務。
頑張ろう。