集団的自衛家の行使を容認するという閣議決定の「正しさ」を国民に広報しようとして、内閣官房が一問一答を公表しています。
論理的な正当性はとてもありませんが、お上のいうことだから正しいんだろうと誤解する人も出かねません。
たとえば、こんな感じです。
【問1】 なぜ、今、集団的自衛権を容認しなければならないのか?
【答】 今回の閣議決定は、我が国を取り巻く安全保障環境がますます厳しさを増す中、我が国の存立を全うし、国民の命と平和な暮らしを守るため、すなわち我が国を防衛するために、やむを得ない自衛の措置として、必要最小限の武力の行使を認めるものです。
これに対する反論は次のようにいえるはずです。
【反論と解説】 我が国を防衛するためのやむを得ない自衛の措置は、個別的自衛権によってすでに認められています。集団的自衛権行使を容認するということは、それ超える武力の行使を認めるということで、必要最小限を超えた武力行使に足を踏み出すということです。
全22問22答に反論と解説を加えたのが、こちらです。
ウソに騙されないようにしないといけません。
ひずみ庵の日記でご紹介させていただきました。
私も言いたくても難しくてロクに言えんので、こんなにしっかり代弁してくださるページに感謝です!
元自民党幹事長の加藤紘一氏や野中広務氏が徴兵制への危惧を表明していますね。
自民党や公明党もQ&Aを出しているようですね。
自民党など「平和のためです!」
なんて没論理で見出しの字だけでかいものですが、
いずれこれらも何とかしないとですね。
それだけ国民の疑問が多いということでしょう。
中身がわかって、反対が増えるようにしたいものです。