諏訪湖畔の下諏訪町にある万治の石仏(まんじのせきぶつ)を見てきました。
前から写真では知っていたのですが、日本人離れした容貌と不思議な造形が印象的で、
実物を見てみたいと思っていました。
諏訪大社下社(春宮)のすぐそばにあります。
顔は鼻が大きくモンゴロイドとは違う感じです。ちょっとイースター島のモアイに似てますか・・・。
身体は自然石を削って手や文様が施されています。
万治3年(1660年)と刻されていて、300年以上前のものです。
独特のセンスをもった石工が彫ったのでしょうね。
オルゴールの聖地でもある下諏訪を訪れられたんですね。
私の友人がこの近くに嫁いでるので、案内してもらったことあります。
この石仏さん、昔、「冬になると首が伸びる」事件(?)で騒がれましたね(笑)
つなぎ目の隙間に入った水が凍って「伸びた」そうで、すでに修理されて、安定のために鋼材で心棒も付けたという記事を見た記憶が・・・
不安定では危険ですが、ちょっとおもしろみが減っちゃった(こらこらっ)
顔かたちがじつにユニークです。
首が動いた時には、外れて落ちたこともあったそうですので、まあ、固定してよかったのでしょうね。
直に見ると、身体の自然石に不思議な文様があるのがわかりました。やっぱり直接見てみるものです。