太宰府木うそ保存会

木うその技術伝承と原木育成を目的とした会です。木うその歴史や会の活動内容などを紹介します。

平成24年1月7日の鷽替神事 その1

2012年01月09日 | 太宰府の木うそ展
新春1月7日は太宰府天満宮の鷽替神事の日です。

鷽替神事に参加するには木うそが必要です。
木うそは一年ついてしまった嘘を託す形代の役割があり、それを天満宮の境内
で替えあうことにより、誠へと替えていただくための祭具です。

そのため、昔から木うそは自分で手作りしたり、作れない人は購入したりして
毎年新しい木うそで神事に参加します。


太宰府木うそ保存会では自ら手作りして神事に参加する古来からのやり方を
復活させようと昨年から1月7日に木うその絵付教室を行っています。
今年も午後3時頃から徐々に絵付けに来られる方が増えてきて・・・。


午後3時半頃に、太宰府市教育委員会が開催した馬場10次遺跡の現地説明会
に来られた方々がどっと太宰府館2階に来られました。




遺跡から出土したガラス瓶や中国陶磁器などの説明が終わった後、広報部鳥に
よる展示のギャラリートークを行いました。


ギャラリートークが終了すると、午後4時頃には絵付体験教室は満員御礼。


鷽替神事に参加する会員も今晩持って行く木うそを仕上げています。


約30分ほどで、上手に出来あがりです。


自分で絵付けした木うそを鷽替神事に持っていくのはもったいないけど、これ
で金鷽が当たるかも・・・。絵付体験教室は午後6時に終了しました。


午後6時過ぎ、太宰府天満宮の参道が夕闇に沈むころ・・・。
鷽替神事と鬼すべの案内看板が設置されていました。

いよいよ鷽替神事の会場へ移動します。

つづく・・・


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