2024/07/17(火)
会社経営の友人から、「パソコンが黒い画面のまま起動しない。」とSOSの電話があり、現地に行ってみた。
→ 現地で、電源ボタン長押しで強制終了し、念のため、電源ケーブルを外し、しばらく放置した。
その後、電源投入すると、更新中の画面からなかなか進まないも、20分ほどで起動できた。
Windows Update の更新の履歴をみると、[KB5040442] の更新で失敗し続けていた。
タスクマネージャーのパフォーマンス→ディスク(HDD) をみると、ほぼ100%で推移していた。
アプリ→インストールされているアプリをみると、多くのアプリが「読み込み中」になっていた。
起動してしまえば、とても遅く、重いながらもメール(Outlook2019)と弥生販売24は使える模様
最近のパソコンでの作業は、
・6月下旬に、弥生販売23から弥生販売24にバージョンアップ
・SQL Server 2014 からSQL Server 2022にバージョンアップ
とのことでした。
(問題のPC)
DELL PC Inspiron 3280 A10
CPU:Pentium 5405U
メモリ:8GB
記憶装置:HDD 1TB
OS:Windows11 Home 23H2
CPUベンチマーク(PassMark)をみると、 2,262 激遅のCPU
(参考)PassMark - CPU Benchmarks - CPU Mega Page - Detailed List of Benchmarked CPUs
・簡易ハードウエアチェックをしてみた。→特に問題なし
診断クイック テスト実施
1.コンピュータの電源を入れます。
2.Dellのロゴ画面で、ワンタイムブートメニューが表示されるまで、F12キーを数回タップします。
3.起動メニュー画面で、[Diagnostics]オプションを選択します。
・DELL サポートサイトで、PC のサービスタグから、パソコンをスキャンさせようとしたが、中断してしまい、実施できなかった。
・Windows Update 更新処理が完了しないので、更新を一時停止させた。
[KB5040442] の更新で失敗し続けているので、
Windows Update の「その他のオプション」→「更新の一時停止」で「1週間一時停止する」
・プリインストールアプリ「SmartByte」及び「SmartByte Drivers and Services」をアンインストールしてみた。
(参考)DELL製PCで動作が遅い・重い場合の対処法
・セーフモードで起動しようとしたが、BitLocker(記憶装置の暗号化)されていたため中止した。
・BitLocker-記憶装置の暗号化を解除してみた。
暗号化されていると、記憶装置とのやり取りで、暗号化と復号化を絶えず行われ、動作がもっさりするらしい。
解除するも、なかなか処理が終了しないため、スリープを「なし」にして、電源を入れたまま1日放置
(HDDなので少し効果があることを期待)
○以上、少し対応してみた。
とりあえず起動に10分ほどかかるが、起動してしまえば、処理は遅く、重いながらもメール(Outlook2019)と弥生販売24は使えるとのこと。
・Windows11 で、低スペックPCで、5年目のHDDでは劣化が進み、こんなもんかと思われた。
とりあえず、後日、HDDをSSDに交換してみることにした。
1TBのHDDをディスク管理でみると、使用容量は、90GBくらいでした。
以前使用した、ソフト(EASEUS todo Backup Free 11.5)が、ファイルで保存してあったはずなので、1TBから240GBに容量が小さいSSDにコピーできると思われたので、SSDは、Crucial 240GBを購入して試すことにしました。
SSD付属のソフトでも、対応できるかもしれないと思えた。
7/27、7/28の2日間に自宅にPCを持ってきてもらい作業することにした。
2024/07/27(土)
1.パソコンの現状の状態確認
・電源を入れ起動までに7分、(黒画面までに5分、デスクトップ表示までに7分)
・セーフモードで起動
Win+R → msconfig → (セーフモード(最小))
→ 通常起動にして 再起動
・一時ファイルの削除
Win + R → temp (C:WindowsTemp 内のファイル削除)
・HDDのパフォーマンス確認
タスクマネージャー → パフォーマンス → ディスク(HDD)
HDD 100% の状態が15分ほど続いた
2.HDD の状態確認
Diskinfo をインストールして実行
HDDの状態:良好
3.Windows Update の実行
失敗
2024/07/28(日)
1.HDD内のデータを退避
・マイドキュメント、その他必要と思われそうなものを外付けHDDにコピーした。
2.HDDをSSDにコピー
・SSD付属のクローンソフトのダウンロード
Crucialサイトから、クローンソフト(Acronis True Image for Crucial)をダウンロードしインストール
・SSD付属のクローンソフト実行するも、1000GB HDD → 240GB SSD は実行できず。
手動パラメータで、移行方法で「移行先に合わせる」というのを選べば、容量に合わせてコピーできそう?
→ 勝手に容量の調整をしてくれる? → ダメ
*もしかして、元のHDDでchkdiskを実行してあればうまくいったのかも
500GBのSSDならうまくいったのかも?
3.以前使用した、ソフト(EASEUS todo Backup Free 11.5)の使用
・ダウンロードした元データが見当たらず、元だねPCにインストールできず
・HDDを取り出し外付ケースに入れ、ソフト(EASEUS todo Backup Free 11.5)をインストールしてあるPCに、外付ケースにHDD入れたものと、外付ケースにSSDをいれたものを接続し、起動してみた。
→ ソースに外付ケースのHDDを選ぶことができなかった。
4.別PCにクローンソフト(Acronis True Image for Crucial)を入れて実行
・HDDを取り出し外付ケースに入れ、ソフト(Acronis True Image for Crucial)をインストールしてあるPCに、外付ケースにHDD入れたものと、外付ケースにSSDをいれたものを接続し、起動してみた。
→ ソースに外付ケースのHDDを選ぶことができなかった。
5.WAVLINK HDDスタンドによるクローン作製
240GBのSSDの使用はあきらめ、今日中にSSD交換作業を終えるために、手持ちの1TB SanDjsk SDSSDH3-1T00 を使用することにした。
・外付ケースから、元データのHDDをSourseに入れ、コピー先のSSDをTargetに入れ、コピー開始
→ 2時間43分で、コピー終了
会社経営の友人から、「パソコンが黒い画面のまま起動しない。」とSOSの電話があり、現地に行ってみた。
→ 現地で、電源ボタン長押しで強制終了し、念のため、電源ケーブルを外し、しばらく放置した。
その後、電源投入すると、更新中の画面からなかなか進まないも、20分ほどで起動できた。
Windows Update の更新の履歴をみると、[KB5040442] の更新で失敗し続けていた。
タスクマネージャーのパフォーマンス→ディスク(HDD) をみると、ほぼ100%で推移していた。
アプリ→インストールされているアプリをみると、多くのアプリが「読み込み中」になっていた。
起動してしまえば、とても遅く、重いながらもメール(Outlook2019)と弥生販売24は使える模様
最近のパソコンでの作業は、
・6月下旬に、弥生販売23から弥生販売24にバージョンアップ
・SQL Server 2014 からSQL Server 2022にバージョンアップ
とのことでした。
(問題のPC)
DELL PC Inspiron 3280 A10
CPU:Pentium 5405U
メモリ:8GB
記憶装置:HDD 1TB
OS:Windows11 Home 23H2
CPUベンチマーク(PassMark)をみると、 2,262 激遅のCPU
(参考)PassMark - CPU Benchmarks - CPU Mega Page - Detailed List of Benchmarked CPUs
・簡易ハードウエアチェックをしてみた。→特に問題なし
診断クイック テスト実施
1.コンピュータの電源を入れます。
2.Dellのロゴ画面で、ワンタイムブートメニューが表示されるまで、F12キーを数回タップします。
3.起動メニュー画面で、[Diagnostics]オプションを選択します。
・DELL サポートサイトで、PC のサービスタグから、パソコンをスキャンさせようとしたが、中断してしまい、実施できなかった。
・Windows Update 更新処理が完了しないので、更新を一時停止させた。
[KB5040442] の更新で失敗し続けているので、
Windows Update の「その他のオプション」→「更新の一時停止」で「1週間一時停止する」
・プリインストールアプリ「SmartByte」及び「SmartByte Drivers and Services」をアンインストールしてみた。
(参考)DELL製PCで動作が遅い・重い場合の対処法
・セーフモードで起動しようとしたが、BitLocker(記憶装置の暗号化)されていたため中止した。
・BitLocker-記憶装置の暗号化を解除してみた。
暗号化されていると、記憶装置とのやり取りで、暗号化と復号化を絶えず行われ、動作がもっさりするらしい。
解除するも、なかなか処理が終了しないため、スリープを「なし」にして、電源を入れたまま1日放置
(HDDなので少し効果があることを期待)
○以上、少し対応してみた。
とりあえず起動に10分ほどかかるが、起動してしまえば、処理は遅く、重いながらもメール(Outlook2019)と弥生販売24は使えるとのこと。
・Windows11 で、低スペックPCで、5年目のHDDでは劣化が進み、こんなもんかと思われた。
とりあえず、後日、HDDをSSDに交換してみることにした。
1TBのHDDをディスク管理でみると、使用容量は、90GBくらいでした。
以前使用した、ソフト(EASEUS todo Backup Free 11.5)が、ファイルで保存してあったはずなので、1TBから240GBに容量が小さいSSDにコピーできると思われたので、SSDは、Crucial 240GBを購入して試すことにしました。
SSD付属のソフトでも、対応できるかもしれないと思えた。
7/27、7/28の2日間に自宅にPCを持ってきてもらい作業することにした。
2024/07/27(土)
1.パソコンの現状の状態確認
・電源を入れ起動までに7分、(黒画面までに5分、デスクトップ表示までに7分)
・セーフモードで起動
Win+R → msconfig → (セーフモード(最小))
→ 通常起動にして 再起動
・一時ファイルの削除
Win + R → temp (C:WindowsTemp 内のファイル削除)
・HDDのパフォーマンス確認
タスクマネージャー → パフォーマンス → ディスク(HDD)
HDD 100% の状態が15分ほど続いた
2.HDD の状態確認
Diskinfo をインストールして実行
HDDの状態:良好
3.Windows Update の実行
失敗
2024/07/28(日)
1.HDD内のデータを退避
・マイドキュメント、その他必要と思われそうなものを外付けHDDにコピーした。
2.HDDをSSDにコピー
・SSD付属のクローンソフトのダウンロード
Crucialサイトから、クローンソフト(Acronis True Image for Crucial)をダウンロードしインストール
・SSD付属のクローンソフト実行するも、1000GB HDD → 240GB SSD は実行できず。
手動パラメータで、移行方法で「移行先に合わせる」というのを選べば、容量に合わせてコピーできそう?
→ 勝手に容量の調整をしてくれる? → ダメ
*もしかして、元のHDDでchkdiskを実行してあればうまくいったのかも
500GBのSSDならうまくいったのかも?
3.以前使用した、ソフト(EASEUS todo Backup Free 11.5)の使用
・ダウンロードした元データが見当たらず、元だねPCにインストールできず
・HDDを取り出し外付ケースに入れ、ソフト(EASEUS todo Backup Free 11.5)をインストールしてあるPCに、外付ケースにHDD入れたものと、外付ケースにSSDをいれたものを接続し、起動してみた。
→ ソースに外付ケースのHDDを選ぶことができなかった。
4.別PCにクローンソフト(Acronis True Image for Crucial)を入れて実行
・HDDを取り出し外付ケースに入れ、ソフト(Acronis True Image for Crucial)をインストールしてあるPCに、外付ケースにHDD入れたものと、外付ケースにSSDをいれたものを接続し、起動してみた。
→ ソースに外付ケースのHDDを選ぶことができなかった。
5.WAVLINK HDDスタンドによるクローン作製
240GBのSSDの使用はあきらめ、今日中にSSD交換作業を終えるために、手持ちの1TB SanDjsk SDSSDH3-1T00 を使用することにした。
・外付ケースから、元データのHDDをSourseに入れ、コピー先のSSDをTargetに入れ、コピー開始
→ 2時間43分で、コピー終了
6.SSDをパソコンに取り付け
・電源を入れると、2~3分で起動できた。
7・動作確認
・一応、使っていたと思われるアプリを起動
→ 正常に動作した。
・Windows Update を手動実行すると失敗する。
→ [KB5040442] が エラー 0x800f0983
・Windows のトラブルシューティングツールで更新プログラム失敗の対処
→ Windows Update で [KB5040442] が インストールできない。
(参考)Windows 11 更新プログラムが失敗する時に試すこと
8.Windows11の修復インストール
・パソコンの動作がいまいち怪しそうなので、Windows 11 上書きインストールで現状を全て保持して修復の実行
→ Windows Update で [KB5040442] が インストールできない。
(参考)Windows 11 上書きインストールで現状を全て保持して修復
9.Microsoft Update Catalogを利用して [KB5040442] をインストール
・Microsoft Update Catalogから、 KB5040442.msu をダウンロードしインストール
→ [KB5040442] を正常にインストールできた。
(参考)Windows 11 KB5040442がインストールできない問題やその他の不具合が報告 | ソフトアンテナ
10.その他
・起動時にシステムの起動する前に弥生販売のWEBサイトが先に起動する。
電源オプションで、高速スタートアップを無効にした。
→ 動作OK
以上で、作業を終了とし、パソコンを翌日渡した。