流れゆく雲に

風に季節を聞きながら、日々の出来事をつづります。

第4回桂しん吉独演会

2015-10-15 17:20:03 | 落語

14日天満天神繁昌亭へ落語を聞きに出かけました。

応援している桂しん吉さんの独演会です。

桂米輝

「動物園」

よく知っている噺で落ちも知っている、しかし、楽しく聞けました。

動物園の園長さんはどんな動物でもできそうな人みたいに感じました。

 

笑福亭由瓶(ゆうへい)さんの「じゅうじゅう亭弁当」は、迫力ありました。

圧倒的な勢いで周りを巻き込んでいきます。

「アンタは正しい」そう思ってしまう、おかしさがあります。杓子定規な返答よりもっと心のこもった謝罪はないのか、”お金より暖かいごはんがほしい” 切実な願いです。おかしかった。

「七段目」

それぞれのお芝居を知っていればなおさらにおもしろいのだが、如何せん知らないものが多い。

若旦那はよっぽど芝居好きなんだ、と、うらやましかった。

 

これを宝塚歌劇ネタでできれば楽しいだろうな。

「オスカル見えていないのか」とか

「フランスの女王なのですから」とか

「死ねばいい」とか

にもう一人が答えていく。

中島みゆきさんの『夜会』でするのも難しいが楽しいだろうな。

「吹き抜けになっている場所で」とか

「お揃いの箸が二膳」とか

もう一人が歌って行く。

 

考えただけでわくわくする。

もうマニアの世界だろう。

 

「質屋敷」

幽霊を確かめに番頭さんとくまごろう(だったかな)が行く噺。

いかついくまさんの怖がりようがおもしろい。

 

「みどりの窓口」

これもきっと時刻表が頭に入っている人にとっては、この上もなく楽しいのだろうな。

答えに窮するのがまたおかしくて楽しい。

そんなことを聞くか?という素朴な質問を実はみんな聞きたかったりするものです。

あの箱からキップを出して!!

 

12日にお寺の落語会でお囃子の鳴り物(楽器)について聞いた後だけに新鮮だった。

 

大入り満員のようで大盛況でした。

会社帰り風の人が多かったのは意外でした。

初めての天満天神繁昌亭、堪能できました。また機会があれば行こう。

 

開場前のライティングに魅せられて

 

 


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