蒲田耕二の発言

コメントは実名で願います。

BBBBダンス

2024-12-22 | 音楽
日本発のヒップホップダンス「BBBB」が世界的にヒット、もとい、バズってるという記事を読んで、根が野次馬だからさっそく視聴。TikTokはやってないが、YouTubeで見れた。

往年のピコ太郎の再現かと思ったら、違った。ずっと複雑で高度に洗練された音楽だった。オレみたいなトシ寄りはヒップホップ方面はさっぱりだから全部は把握しきれないが、いまのさまざまな音楽要素がぎっしり詰まっているらしい。多彩なんです。初めて聴いた瞬間に、こりゃウケるよと納得させるだけのインパクトが曲と演奏にある。あ、もちろん鮮烈なアニメもすばらしい。

中で、ちょっと「キエン・セラ」を思わせるラテン風のメロディが流れるのが印象的だった。パクリとかではなく、偶然の一致であろう。リズミカルな心地よさだけではなく、メロディアスな甘美さがあることも、世界的なヒットの要因の一つなんだろうね。でも、ヒップホップ・アーティストがマイナー・メロディを書くって、意外で面白い。

あと、BlingをBringと発音しているのも、外国人にとっては意外性があって面白いんじゃないか。かつてセルジュ・ガンズブールは、画家のダリが文法的には "moi aussi" と言うべきところで "moi non plus" と言っているのを面白がって、「Je t'aime... Moi non plus」という曲を書いたけどね。

それにしても、SONYにせよ東芝にせよ、かつて世界を席巻した日本の電機メーカーはいま見る影もないが、その傘下だった音楽部門が世界で堂々と勝負してるってのも面白いね。

では皆様、どうぞよいお年を。
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老害権力者

2024-12-05 | 国際
バイデンて、つくづくバカなクソジジイだね。いや、バカどころか、とんでもない害悪垂れ流し老人だ。

引き際を誤って大統領選で民主大敗の原因を作っといて、あげくに脱税その他の容疑で有罪になった息子を恩赦だとさ。トランプに就任次第やりたい放題やっていいよと、お墨付きをプレゼントしたようなものではないか。

これを見て、トランプの訴追もすべてチャラにすべきだと、民主党の中から言い出したヤツ(ウェストバージニア選出ジョー・マンチン議員)がいる。トランプ就任後に備えて、いまのうちから得点を稼いどこうってハラの中なんだろうけどね。情けない。

そのくらいトランプの勢いが凄まじいってことなんだろうが、それが米国内だけで済まないことが問題なんだよ。大統領権限だけではなく上下両院も共和党が制して、日露戦争があったことすら知らない男が世界最強の権力を握るんだから、今後4年間に世界はどんなことになるか、日本はどこまでアメリカに搾り取られるか。

死に体のバイデンも、どうせ最後っ屁をかますなら、せめてイスラエル支援中止、ハマス支援に大転換なんて大バクチを打てば、若い世代を民主に引き寄せることができたかもしれないのに。
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悪夢

2024-11-06 | 国際
トランプ勝利で予想される最悪事態。

ゼレンスキーに無理やり敗北を呑ます。プーチン大喜び。領土地図、現状で確定。

これを見て、習近平も大喜び。台湾への武力侵攻開始。次の標的は沖縄。トランプは介入しない。代わりに日本に代理戦争をやらせる。

これが悪夢で終わることを心から祈るよ。
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脅し

2024-11-04 | 国際
従来は民主支持だったワシントン・ポストが、今回の米大統領選では特定候補を支持しないと表明。ロサンジェルス・タイムスも同調した。

両紙とも、トランプが当選した場合の報復を恐れてのことらしい。安倍政権当時、官邸からの行政文書による「要望」に震え上がって、テレ朝やTBSなど左派テレビ局が一斉にコメンテイターを取り替えたり主張のトーンを抑制したりした日本の故事を思い出すね。

情けない。

ワシントン・ポストといやNYタイムスと並んで、かつてはニクソンのウォーターゲート事件を暴いた、気骨あるジャーナリズムのお手本だった新聞だよ。オーナーがジェフ・ベゾスに変わってからは、この体たらく。スタッフが続々辞任し、購読取り止めも続いているという辺りに、わずかな救いを見出すが。

思えば、ウォーターゲート事件当時、インターネットなんてものはなかった。SNSなんてだれも知らなかった。新聞には、大衆の力強い支持があった。だからこそ、ニクソンの陰謀も暴くことができたのかもしれない。

いまじゃ、ウクライナ疑惑(バイデンのスキャンダルを調べるようゼレンスキーに圧力を掛けた)が明るみに出ても、暴徒の議事堂乱入で「反乱の煽動」を問われても、トランプはかすり傷ひとつ負わないもんね。

民主主義の総本山とされるアメリカは、かつて赤狩り旋風に全土が熱狂したように、実は本質的にはロシアと同じ全体主義体質であるらしい。トランプの返り咲きは、すでに既定事実とも言われる。

せめてオレは、これからはできるだけアマゾンじゃなくヨドバシ・ドット・コムで買うぞ。品揃えは、あんまりよくないけど。
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処刑

2024-10-20 | 国際
どんな悪人にも、処刑される前に裁判を受ける権利がある。その量刑は、数段階の審議を経て慎重に決定される。それが人権国家における司法制度の基本であろう。

ハマス最高幹部のシンワルなる人物が、イスラエル軍に殺害された。大戦果だとばかりに、イスラエルが嬉々として殺害の瞬間とされる動画を公開している。破壊され尽くした室内で、ホコリまみれの犠牲者が最後の力を振り絞って棒状のものをカメラに投げつける。

アメリカのバイデン大統領も、これは世界にとって良い日だとの声明を出した。

そういえば、かつてビン・ラーディンがパキスタンの隠れ家で殺害された時も、当時のオバーマ大統領以下アメリカ政府の要人が得々として成果を誇示していた。

いずれの場合も、犠牲者が殺される前に正当な裁判を受けたという話は聞かない。

戦争だから、当たり前? 逆だろ。だから戦争は良くないのだ。

テロリストだから、当然? それは、イスラエル=アメリカ側の見方に過ぎない。日本ではテロリスト扱いの安重根が韓国では民族的英雄であるように、ビン・ラーディンもシンワルも、アラブ=パレスティナ側から見れば英雄かもしれない。

一方の価値観で他方を断罪する権利が、どの国、どの民族にある?

しかし、そうした無法がガザで、ウクライナで、世界でまかり通っている。その行き着く先は、第3次世界大戦以外にないのではなかろうか。
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