蒲田耕二の発言

コメントは実名で願います。

悪夢

2024-11-06 | 国際
トランプ勝利で予想される最悪事態。

ゼレンスキーに無理やり敗北を呑ます。プーチン大喜び。領土地図、現状で確定。

これを見て、習近平も大喜び。台湾への武力侵攻開始。次の標的は沖縄。トランプは介入しない。代わりに日本に代理戦争をやらせる。

これが悪夢で終わることを心から祈るよ。
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脅し

2024-11-04 | 国際
従来は民主支持だったワシントン・ポストが、今回の米大統領選では特定候補を支持しないと表明。ロサンジェルス・タイムスも同調した。

両紙とも、トランプが当選した場合の報復を恐れてのことらしい。安倍政権当時、官邸からの行政文書による「要望」に震え上がって、テレ朝やTBSなど左派テレビ局が一斉にコメンテイターを取り替えたり主張のトーンを抑制したりした日本の故事を思い出すね。

情けない。

ワシントン・ポストといやNYタイムスと並んで、かつてはニクソンのウォーターゲート事件を暴いた、気骨あるジャーナリズムのお手本だった新聞だよ。オーナーがジェフ・ベゾスに変わってからは、この体たらく。スタッフが続々辞任し、購読取り止めも続いているという辺りに、わずかな救いを見出すが。

思えば、ウォーターゲート事件当時、インターネットなんてものはなかった。SNSなんてだれも知らなかった。新聞には、大衆の力強い支持があった。だからこそ、ニクソンの陰謀も暴くことができたのかもしれない。

いまじゃ、ウクライナ疑惑(バイデンのスキャンダルを調べるようゼレンスキーに圧力を掛けた)が明るみに出ても、暴徒の議事堂乱入で「反乱の煽動」を問われても、トランプはかすり傷ひとつ負わないもんね。

民主主義の総本山とされるアメリカは、かつて赤狩り旋風に全土が熱狂したように、実は本質的にはロシアと同じ全体主義体質であるらしい。トランプの返り咲きは、すでに既定事実とも言われる。

せめてオレは、これからはできるだけアマゾンじゃなくヨドバシ・ドット・コムで買うぞ。品揃えは、あんまりよくないけど。
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処刑

2024-10-20 | 国際
どんな悪人にも、処刑される前に裁判を受ける権利がある。その量刑は、数段階の審議を経て慎重に決定される。それが人権国家における司法制度の基本であろう。

ハマス最高幹部のシンワルなる人物が、イスラエル軍に殺害された。大戦果だとばかりに、イスラエルが嬉々として殺害の瞬間とされる動画を公開している。破壊され尽くした室内で、ホコリまみれの犠牲者が最後の力を振り絞って棒状のものをカメラに投げつける。

アメリカのバイデン大統領も、これは世界にとって良い日だとの声明を出した。

そういえば、かつてビン・ラーディンがパキスタンの隠れ家で殺害された時も、当時のオバーマ大統領以下アメリカ政府の要人が得々として成果を誇示していた。

いずれの場合も、犠牲者が殺される前に正当な裁判を受けたという話は聞かない。

戦争だから、当たり前? 逆だろ。だから戦争は良くないのだ。

テロリストだから、当然? それは、イスラエル=アメリカ側の見方に過ぎない。日本ではテロリスト扱いの安重根が韓国では民族的英雄であるように、ビン・ラーディンもシンワルも、アラブ=パレスティナ側から見れば英雄かもしれない。

一方の価値観で他方を断罪する権利が、どの国、どの民族にある?

しかし、そうした無法がガザで、ウクライナで、世界でまかり通っている。その行き着く先は、第3次世界大戦以外にないのではなかろうか。
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30万タダ取り

2024-10-12 | 社会
こんなバカな話が、あるだろうか。あっていいのだろうか。この日本で、法治国家の日本で。

日本に住む難民のミャンマー人一家が、ANAの子会社のエアージャパンで一家3人分のタイ行き航空券を購入し、代金30万を支払った。

難民だからミャンマー政府発行のパスポートは所持してないが、日本政府発行の再入国許可証はある。タイの観光ビザも取ってある。在日タイ大使館も、その二つがあれば入国可能と説明した。

ところが出発当日、成田空港に赴くと、タイ入管が入国を認めないから、とエアージャパンのカウンターで搭乗を断られた。新聞社がタイの大使館や関係機関に問い合わせると、やはり入国は可能で対応が変わったわけではなかった。

にもかかわらず、エアージャパンは頑なに正当な手続きだと繰り返し、約款に基づいてチケット代の払い戻しはしないという。どんな約款だ。

これ、新聞記事の伝えるとおりだとしたら、完全に詐欺ではないか。こんなことがまかり通っていいのか。

かつてトランプが大統領の座にあったころ、ユナイテッド航空がシカゴ空港で、乗客のアジア人医師を力尽くで引きずり降ろす事件があった。あれは完全に、人種差別、マイノリティ差別を隠そうともしないトランプの悪しき影響で起きた事件だった。

この詐欺まがいの搭乗拒否事件、クルド人排斥など近ごろ日本を蝕み続ける異民族ヘイトの顕れと見て間違いないのではないか。分断のアメリカ社会同様、日本人の非寛容化、日本社会の劣化がどんどん進行していることを、ひしひしと感じる。
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シロウト政治

2024-10-08 | 政治
ヘタだねえ、まったく。

世論の猛反発を喰らって、あわてて裏金議員非公認に方針転換。そしたら今度は旧安倍派が猛反発。そらそうでしょう、総選挙間近で急にハシゴを外されたら誰だってアタマに来るわな。たとえ自業自得だろうと。

佐藤優さんのコメントによると、ここまでやるとは思わなかったって言うぐらい、新首相の方針変更は大胆な決断だったらしい。しかし世間の印象は、最初の「弱腰」「言行不一致」の方がはるかに強い。第一印象ってのは、後でどれだけ頑張っても容易に消えるもんじゃないからね。

とどのつまり、世間からは「変節漢」「口先だけ」のレッテルを貼られ、党内からは恨みと怒りを買ったワケ。後ろから鉄砲の卑劣漢という古いイメージが強化されたことでしょう。

無様に右顧左眄するから、こんなことになる。ハナから思い切りよく大ナタを振るってれば、敵は党内反対勢力だけで済んだんだよ。世論を味方につけることができたんだよ。

こういうヘタクソさって、旧民主党政権末期のゴタゴタを連想させるね。シロウトの悲しさ。

ところで佐藤優って人、岩波から著書を出したり朝日のコメンテーターを務めたり(ウクライナよりもロシア寄りの発言が多い)、左右の論壇で持てはやされているが、もとはと言えば、鈴木宗男と一緒に刑務所に入っていた前科者だよ。本人は、外務省の反ユダヤ主義的隠謀にハメられたと主張しているそうだけど。

能力があるから引っ張りダコなんだろうけど、なんかモヤモヤする。発言を鵜呑みにしたら、とんでもない方向へミスリードされてた、なんてことにならなきゃいいが。朝日や岩波はいまでも、そこそこ信用あるメディアだからね。
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