一昨日の土曜夜に放送されたNスペは、マジ見応えあったねえ。
東日本大震災以後、プレート型地震発生のメカニズム解明が飛躍的に発展したそうだ。それによると、南海トラフでの巨大地震発生は、もはや既定事実らしい。何年後か、何十年後かは分からないが。
日本と同じ地震国のチリには、マグニチュード10に迫る超巨大地震が400年前に発生した痕跡がある。その地震が引き起こした地滑りの範囲は、数年前のM9.5という観測史上最大の地震による地滑りの4~5倍(だったかな)にも及ぶという。
記憶を頼りに書いているので、数値には間違いがあるかも知れません。
チリになぜ巨大地震が多いのかというと、太平洋側からチリへ押し寄せてくるナスカ・プレートのもぐり込み角度が浅いからだそうだ。10度の角度で南米プレートの下にもぐり込んでいる。
角度が浅いと両プレートの接触面積が広くなり、その分、抵抗が大きくなるので大量の歪み=地震エネルギーが溜まる。
東日本大震災を起こした太平洋プレートは、40度の角度で日本の下へもぐり込んでいる。チリより角度がずっと大きい。従って、プレート同士の接触面積はチリより少ない。
しかし、高さ2000メートルの突起(海山)が引っ掛かりになって、日本が乗っかっているユーラシア・プレートをギリギリまで下に引っ張り続けていたそうだ。それが限界に達してはじけたとき、あの大地震と津波が発生した。
70年間も不気味な沈黙を続ける南海トラフでは、チリと同じく10度の浅い角度でフィリピン・プレートが日本の下にもぐり込み続けている。しかも、東海沖と四国沖に3000~3500メートル級の突起があり、これがユーラシア・プレートの跳ね返りをいまのところ押さえ込んでいるらしい。
それが一気にはじけたら、いったい日本はどんな巨大地震に見舞われるのか。角度40度、高さ2000メートルの突起という条件でさえ、あの東日本大震災だよ。
日本列島は、プレート同士のせめぎ合いで盛り上がった大地のシワだ。プレート型巨大地震が多いのは日本の宿命だ。
それにもかかわらず、そして現実にフクシマの悲劇を経験したにもかかわらず、原発再稼働に突き進む安倍政権て、本当に日本国民の幸せを考えているのだろうか。
東日本大震災以後、プレート型地震発生のメカニズム解明が飛躍的に発展したそうだ。それによると、南海トラフでの巨大地震発生は、もはや既定事実らしい。何年後か、何十年後かは分からないが。
日本と同じ地震国のチリには、マグニチュード10に迫る超巨大地震が400年前に発生した痕跡がある。その地震が引き起こした地滑りの範囲は、数年前のM9.5という観測史上最大の地震による地滑りの4~5倍(だったかな)にも及ぶという。
記憶を頼りに書いているので、数値には間違いがあるかも知れません。
チリになぜ巨大地震が多いのかというと、太平洋側からチリへ押し寄せてくるナスカ・プレートのもぐり込み角度が浅いからだそうだ。10度の角度で南米プレートの下にもぐり込んでいる。
角度が浅いと両プレートの接触面積が広くなり、その分、抵抗が大きくなるので大量の歪み=地震エネルギーが溜まる。
東日本大震災を起こした太平洋プレートは、40度の角度で日本の下へもぐり込んでいる。チリより角度がずっと大きい。従って、プレート同士の接触面積はチリより少ない。
しかし、高さ2000メートルの突起(海山)が引っ掛かりになって、日本が乗っかっているユーラシア・プレートをギリギリまで下に引っ張り続けていたそうだ。それが限界に達してはじけたとき、あの大地震と津波が発生した。
70年間も不気味な沈黙を続ける南海トラフでは、チリと同じく10度の浅い角度でフィリピン・プレートが日本の下にもぐり込み続けている。しかも、東海沖と四国沖に3000~3500メートル級の突起があり、これがユーラシア・プレートの跳ね返りをいまのところ押さえ込んでいるらしい。
それが一気にはじけたら、いったい日本はどんな巨大地震に見舞われるのか。角度40度、高さ2000メートルの突起という条件でさえ、あの東日本大震災だよ。
日本列島は、プレート同士のせめぎ合いで盛り上がった大地のシワだ。プレート型巨大地震が多いのは日本の宿命だ。
それにもかかわらず、そして現実にフクシマの悲劇を経験したにもかかわらず、原発再稼働に突き進む安倍政権て、本当に日本国民の幸せを考えているのだろうか。