2019年03月30日 05時08分 サンケイスポーツ
アニメ「巨人の星」の主人公・星飛雄馬の姉、星明子役やTBSラジオ「パックインミュージック」のパーソナリティーとして知られる声優、白石冬美さんが虚血性心不全のため東京都内で死去していたことが29日、分かった。82歳だった。
事務所関係者によると、28日午後、白石さんが1人暮らしをしていた東京・世田谷区の自宅を訪問した親族が、白石さんが意識不明の状態で倒れているのを発見。その後、死亡が確認された。葬儀は親族のみで営むという。
1960年代から声優として活動し、「巨人の星」の星明子役をはじめ、「怪物くん」の怪物太郎役、「オバケのQ太郎」のドロンパ役など多くのアニメで声優を務めた。67年からTBSラジオ「パックイン-」で声優、故野沢那智さん(2010年死去)と15年間コンビを組み、“ナッちゃんチャコちゃん”の愛称で人気を集めた。
白石 冬美(しらいし・ふゆみ)
1936(昭和11)年10月14日生まれ。中国・北京出身。家族と日本へ引き上げ、静岡県で育つ。SKD(松竹歌劇団)、東宝の芸能学校を経て、日劇ダンシングチームへ。その後、独特な声が関係者の耳に留まり、声優の道へ進んだ。代表作は「巨人の星」の星明子役や「パタリロ!」のパタリロ役など多数。ラジオ番組のパーソナリティーやナレーションでも活躍した。
高校生のとき、TBSラジオの金曜パックの大ファンでした。
木曜深夜に聞いた白石さんのケラケラケラという笑い声....。
懐かしくそして寂しく思い出しています。
ご冥福をお祈りいたします。