女装子愛好クラブ

女装小説、女装ビデオ、女装動画、女装記事などを紹介していきます。

私はこれから市立図書館に本を返しにまいります。 書名は『男娼と男色の歴史』でございます。

2023年02月26日 | ★女装の本・雑誌
おはようございます。

こちら、埼玉県地方は晴天です。
きれいな青空です。

私はこれから市立図書館に本を返しにまいります。
書名は『男娼と男色の歴史』でございます。



NHKのドラマ『大奥』や昨年末放送された『忠臣蔵狂詩曲No.5 中村仲蔵 出世階段』の影響から、陰間や色子に関心が高まったからでございます。

江戸時代、男性は大人になったしるしと元服して、前髪を剃った。元服前の前髪つきの少年は「若衆」と呼ばれ、なかでも歌舞伎役者として舞台に立った若衆は、男性でも女性でもない存在として性の対象となった。そして、観客は役者若衆に熱狂し、あらんかぎりの声援を浴びせた。
 やがて、役者若衆だけでなく美しい町若衆ももてはやされるようにになり、彼らを男娼として抱える「陰間茶屋」が誕生した。男色を許容する江戸時代の風潮もあり、武士から庶民に至るまで、老若男女を問わす陰間茶屋で遊ぶようになった。

同書から引用

この本には江戸時代の女装した陰間の浮世絵が数多く掲載されております。
浮世絵ですから、芸術てきなものから煽情的なものまでさまざまです。
美貌の陰間が抱かれている浮世絵なんてあなた、このブログには絶対載せられませんぜ。




(少しトリミングしました)

この本を読んでおりますと、湯島天神脇ほか江戸の各所にあったという陰間茶屋で遊んでみたくなります。
女装子愛好者の血でございますね。

この本、図書館の本棚に堂々とあります。
分類は『384.7 性風俗:接吻,交接,妾,恋愛,同性愛』です。
江戸時代の潤滑ゼリーの作り方も載っておりますよ。


では、みなさん良い日曜日をお過ごしください。

見出し画像はamazonから引用です。
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満州にいた島田正雄は復員して、新橋にゲイバーやなぎを開店した

2023年02月25日 | ★youtube
承前です。
満州にいた満州にいた島田正雄は復員して、新橋にゲイバーやなぎを開店しました。
そこで習志野の戦車中隊にいた青江忠一も働くことになりました。
そして3月10日の東京大空襲で下町を逃げ回った吉野寿雄も入店するのです。
帝国軍人だった島田正雄は厳しく、青江ママと吉野ママを指導したという。
ペリリューの泉くんは天国から応援していたかもしれませんね。

バーやなぎのことは、吉野ママが日曜天国で話をされています。
49分45秒くらいのところからです。

安住紳一郎の日曜天国 2021年12月19日(日)



バーやなぎのことは『サービスの達人』のなかで取り上げられています。

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ペリリュー~戦場のゲルニカ~、激戦のなか口紅をつけたかった若き兵隊さんがいた

2023年02月24日 | ★女装の本・雑誌
『ペリリュー~戦場のゲルニカ~』は昨年から読み込んでいる本です。
大人買いをするタイミングを失しましたので、ブックオフに行ったときに本棚にあるものをコツコツと入手しています。
昨日読んだのは第6巻。

22歳で漫画家志望の田丸一等兵が主人公。米軍に制圧されたペリリュー島で田丸他の日本兵は隠れながらも、米軍物資を調達しながらも米兵と戦います。
その田丸たちと共に戦う中に泉一等兵がいます。
ある日、田丸たちは米軍物資を盗み出しました。
そのなかには食料や下着があり、そしてどういうわけか口紅もはいっていたのです。
「いらん」と言って捨てられた口紅。
泉はそれを拾います。
そして、仲間たちから離れたところに行き、口紅をつけるたのです。
鏡はありません。
鏡とするのは鉄兜のたまった水で、そこに映る自分の姿...。
狂ったように激戦が繰り返される1945年3月のペリリュー島。
性的違和感を持つ泉にとって口紅をつけられたことは、束の間の、本当に束の間の安らぎだったのです。
しかし泉は故郷の地を踏むことはできませんでした。

昨日は天皇誕生日。
天皇陛下の父親、上皇陛下は上皇后陛下とともにパラオに行き、激戦のペリリュー島へ弔意を捧げました。

ペリリューの土となった泉一等兵。
帰ってきたかったよね。
お化粧もしたかったよね。
女性の服も来たかったよね。
戦後の日本で自由に生きたかったよね。







出所『ペリリュー~楽園のゲルニカ~⑥』 見出し画像もです


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ミッツ・マングローブが22日のテレビ朝日「徹子の部屋」に出演したそうです。

2023年02月23日 | 女装子愛好日記
私は見ていないんですけど、スポニチアネックスが伝えています。

タレントのミッツ・マングローブ(47)が22日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演した。
 司会の黒柳徹子が「きょうのお客様は、帰国子女で慶応高校、慶応大学ご卒業の知性派女装家のミッツ・マングローブです」と紹介され、光沢のあるライトブルーのワンショルダードレス姿で登場。「女装はいつから?」と聞かれると、「プロとしてやり始めたのは24歳です」と当時の写真を見せ、「大学は英国の方に行ってたんですけど、帰ってきて新宿2丁目とかで遊ぶようになったら、先輩たちがすでにこういうことをやって盛り上がってたんで。もうすでにマツコ・デラックスとかもいて、そこで始めてもう20年くらいになる」と話した。ミッツは、母親の影響で音楽好きになり、英国ロンドンのウエストミンスター大学へ2年間、音楽留学していたという。

 また、30歳くらいまでは実家で生活していたと言い、「こういう格好はさすがにできないんで(衣装を入れた)大きな大荷物を持って出ると近所の人が“修ちゃん、また海外旅行?って”。(本名は徳光)修平って言うんで修ちゃん、修ちゃんって言われてて」と本名も明かしていた。

記事出所→★

MXテレビで彼女はMCをしています。
私は彼女のスト脚に「ゾクッ!」としたことがあります。
2000年頃から新宿2丁目で活動されていらしたんですね。
まあ、私は2丁目は徘徊しませんので、お会いしたことはなかったようです。


★当クラブのおすすめ女装コミック★

『個人差あり〼』
『オレが私になるまで』
『カメラの向こうでメスになる』
『女装レイヤーが上司にバレたらしぬる』
『女装男子に思わず告白したら付き合うことになりました』
【悲報】女装男子だけどイケメンの先輩に女の子にされました
『女装してオフ会に参加してみた。』
『推しと恋愛なんて荷が重い』
『女装男子は愛でられる』
『上司の啼かせ方』
『上司の躾け方』
『パンティトラップ』


★当クラブのおすすめ女装&TS小説★

『女装七変化』(松本侑子著)→『性遍歴』所収
『苦い旋律』(梶山季之著)
『美男奴隷』(梶山季之著)
『ナイロンの罠』(館淳一著)→『凶獣は闇を撃つ』所収
『キラーレディ伝説』(館淳一著)
『セーラー服恥じらい日記』(館淳一著)
『緋の河』(桜木紫乃著)
『魔人ゴング』(江戸川乱歩著)
『秘密』(谷崎潤一郎著)
『クロス』(山下紘加著)

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女装男子のパパ活が悲劇を生んだ事件が2021年5月に千葉県市川市でありました

2023年02月22日 | 女装関係のニュース&事件
2021年5月に市川市で37歳の男性が女装してパパ活をしていた男子大学生を刺殺するという事件がありました。
既にこのニュースを知っている方もいるかと思いますが、私は今年1月の週刊新潮の「黒い報告書」で知りました。

昨年に有罪の判決が下りましたが、その経緯をフライデーデジタルが伝えています。

「バイクが趣味で、2020年に道の駅で、偶然被害者と出会った。被害者は女装していて、面白いやつがいるなと思った。翌年の1月3日に2人で飲んで、深く話し合い、それからしばらくして肉体関係を持つようになりました。被害者はいつも女装していました」
(同記事からです)
こちらの記事です→★

あまり朝から読みたくない記事であり事件ですが.....................。
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ドラァグクイーンのエスムラルダさんが東京新聞に「私の東京物語」を書いていますフォーマ-

2023年02月21日 | 女装関係のニュース&事件
ドラァグクイーンのエスムラルダさんは1972年生まれ。一橋大学を卒業して印刷会社に勤務していましたが、94年よりドラァグ・クイーンとしての活動を始め、各種イベント、メディア、講演会等に出演しています。
こちらの記事をご参照ください→★

そのエスムラルダさんが今月から東京新聞「私の東京物語」に連載しています。
先週の第6回はゲイとしての悩みとほろ苦い思い出を書かれています。
彼が大学3年生といいますから、21歳くらいでしょうか。
優しい男性との出会いと踏み出す勇気がなかったことに対する後悔......。
青春という言葉は安易に使いたくないのですが、まさに青春期の幼さとほろ苦さを感じさせる良い文章です。
21歳のエスムラルダさん、どんな男の子だたったんでしょうか。


私の東京物語(6) エスムラルダ
 -大学入学直後、友入たちが次々と異性の恋人をつくる中で、私は「自分は一生、一人で生きていくのだろうか」と思っていました。異性が好きなら学校や職場で自然に出会い、恋をすることもあるでしょう。ゲイにはそれが難しいのです。
 しかし、ゲイにはゲイの出会いの場があります。例えば、かつて何誌も出版されていたゲイのための雑誌には、「文通欄」がありました。私も恋人がほしくて何度か利用しました。
 今でも記憶に残っているのが、一九九三年、大学三年の秋に出会った男性のこと。私より七歳ほど上で、旅行関係の仕事だと言っていました。
 文通を経て、初めて待ち合わせたのは新宿のアルタ前。「どこか行きたいところ、ある?」と聞かれた私は、なぜかとっさに、神奈川県の真鶴と答えました。すると彼は、即座にJR踊り子号のチケットを取り、日帰りで真鶴に連れて行ってくれました。
 しかも新宿に戻ってからは「とっておきの路線バスがある」と、新宿発のバスに乗せてくれたのです。皇居、国会議事堂、歌舞伎座などを通って晴海ふ頭へ至るルートで、ちょっとした観光気分を味わうことができました。
 私の方が煮え切らず、その方とお会いしたのは一度きりでした。あんなに優しい人を大事にしなかった私は、なんと愚かだったのか。今でも真鶴や晴海ふ頭という文字を見るたびに、彼への感謝と後悔の念が湧き上がります。
 (ドラァグクイーン=女装パフォーマ-)
出所 東京新聞 2023年2月16日





エスムラルダ(ドラァグ・クイーン、脚本家、コラムニスト)が解説されている本です。

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スコットランドの女装子・エマさんが公園をお散歩

2023年02月20日 | ★youtube
エマさんが新しい動画をアップされました。
レザーパンツでしょうか。
ホワイトのトップスとブラックのパンツ、いいですねぇ。
そして、公園をお散歩されますが、心優しい方ですね。
あひるちゃんに餌をあげています。
スコットランドももうすぐ春でしょうか。

Duck Day Afternoon (Transvestite / Crossdresser)
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「消えた性の違和感」~2001年に朝日新聞に掲載された記事が出てきました

2023年02月19日 | ★女装の本・雑誌
おはようございます。
いつもより暖かい日曜日の朝ですね。
昨日はお鍋でしたが、少し焼酎を飲みすぎました。
(浦和が負けたからヤケ酒でしたが...)

さて、ハードディスクを整理していたら、2001年の朝日新聞埼玉版の記事がでてきました・
このケイさん、『くぃーん』や『インナーTV』にも登場していました。
そのケイさんが新聞に取り上げられるんだと思い、切り抜いておいて、OCRしたものです。

「消えた性の違和感」  (2001.1.9 朝日)
 一九九三年一月。所沢市の一級建築士ケイ(三六)は東京都内の病院を訪ねた。女性ホルモンが注射針を通して腕から体内に入ってくるのがわかった。これで何かか変わる。そんな期待と安とで胸がいっぱいだった。
食べ物や色の好みがだんだん変わった。濃い味から薄味、見た目の鮮やかな食べ物にひかれるようになった。体臭も男臭くない。注射が効く体質と言われた。副作用の体の火照りや吐き気に悩まされた。途中でやめると効果がない。十日にー回の注射を三年間続けた。

 性同一性障害。生まれながらの性に違和感を待ち、別の性になることを望む症状だ。同性愛や服装倒錯症とは区別される。性に違和感を持つ人は五万人に一人といわれる。毛呂山町の埼玉医大はー九九八年十月、学内の手続きを踏んだ上で国内初の性転換手術を実施し、昨年までに八回の手術例がある。

 ケイは小学校高学年のころ、スカートに興味を持った。手芸も好きだった。男らしくしろ。外で元気よく遊べ。責任感をより強く持て。先生や両親は口癖のように言う。周りから与えられる男らしさのイメージに違和感
を感じるようになった。いたずらすると男の先生に殴られた。この先生は女子児童には手を出さない。男だからか。外見も女になれば、男のように暴力を受けず、自分が暴力を振るうこともない。女になりたいと願う自分。「変態か、オカマか」と悩みながら、変身願望は持ち続けた。

 「秋の穏やかな日差しを浴びながら、のんびりと広くて青い海を眺めていたいな、なんて思ってます」
 アマチュア女装交際誌「QUEEN」の文通コーナー。九二年、ケイは仲間を求めて紹介文を掲載した。きれいに女装した写真が効果的だったのか、手紙が数通きた。 その中に川崎市の会社員(三八)の手紙があった。手紙はニ週間にー回ほどの割合でまめに送られてくる。ケイはそれに押し切られて会うことにした。

 ケイがコウを恋人と意識し始めたのは出会ってからニ年後。千葉のペンションに初めてニ人で泊まったときた。一緒だと互いに安心できることがわかってきた。ケイとコウは95年6月、結婚を誓う。もちろん、法律上は結婚できないし、子供も産めない。結婚式はテレビ番組の企画のーつとして挙げ、タレントたちが見守った。東京・市谷の結婚式場でタキシードとウエディングドレス姿の写真を撮った。

「男のくせに。恥すかしいったらありやしない」
 母(70)は女になったケイに厳しい。テレビ出演がきっかけで大けんかした。ケイは一人っ子で孫の顔を見るのを楽しみにしていた母は裏切られた思いだった。せめて名前や性は変えないでほしいと母は訴えた。それがケイに性転換手術を思いとどまらせている。同じように反対した父は三年前に七十一歳で病死した。高校の美術講師。株や競馬にはまり、それがもとでケイとつかみ合いのけんかをしたこともある。ケイは自分の中にある凶暴さに驚き、「キレる」子供たちの気持ちがわかった。男のままでいるのがさらに怖くなった。

 ケイは八七年に東京の美大を卒業後、住宅販売会社、設計事務所、専門学校講師、建築確認申請書の代行手続き業、ガーデニング会社のアルバイトと職を転々とする。九七年末にはガーデニング会社のイベント案内係に、初めて女性アルバイトとして採用された。定職はいまもない。

 先月十五日、川崎市に鉄骨造三階建ての新築住宅が完成した。ケイが設計したコウの家で、将来はここで住みたい。でも、ケイは年老いて病気がちの母を放ってはおけない。就職活動のかたわら、母の食事を毎日作る。

 コウは女装趣味があるだけで、ホルモン注射や性転換手術までは望んでいない。女装趣味は家族にも知られてはいないし、ケイとの関係も隠している。何も知らずに女性との結婚を迫る親に、いつかは事情を打ち明ける時がくると感じている。ケイはその言葉を信じて、コウの家族に紹介される日を心待ちにしている。
=文中仮名、敬称略


この記事から22年経ちました。
ケイさん、いまはどうされているのでしょうか。
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教えたげましょうか。それは、女になったからよ.....

2023年02月17日 | ★女装の本・雑誌
今朝も寒いですね。
まあ、2月もあと少し。
3月になれば、暖かくなります。

さて、女装フレーズが続きます。
(おいおい、勝手にシリーズにするなって)

教えたげましょうか。それは、女になったからよ.....

ご愛読の方ならお判りでしょうか、出典を。
そう、梶山季之先生の名著『美男奴隷』です。
主人公の千絵は近所に住む英国人のジャック君に近寄り、秘密の部屋に誘い入れます。
そして、女の子にしてしまったのです。
彼はジャクリーヌという女性名を与えられます。

女装した少年ジャックは、おそるおそる踵の高い靴で歩んで来た。
「そこに立って!」
 千絵は、立ち上がると、
「さ、レスビアンごっこ、しましょう」
 と、少年に接吻した。
 少年は、膝頭をブルブルとふるわせはじめていた。興奮したのだ。
「あとで、もっと、もっと愉しいこと、してあげるわ。労働に対する報酬.....」

 千絵は、すーっと腰を落としながらさりげなく、膨れ上がった、その部分を撫でた。実少女は
「ああっ!」
と悲鳴をあげた。
 「なぜ、興奮してるの?」
  彼女は言った。
  ジャックは、かがみ込んだ。
 「わからないよ.....」
  少年は、声をふるわせて叫んだ。
 「教えたげましょうか。それは、女になったからよ.....」
 千絵は妖しく瞳を輝かせ、
 「女になったから、ジャクリーヌ興奮してるのよ。あたしの小間使いとして、今夜から一時間ずつ、奉仕をなさい」
 と、ゆっくり脚を組んだ。
 「どうしたの、ジャクリーヌ。そんなところにしゃがみ込んだりして.....」
 「た、たてないんだよ」
「なぜ?」
「だって....だって」
 美少女は、口ごもり、そして顔をますます赤くしている。
「わかったわ....。突つばって、痛いのね。そうでしょう?」
「う、うん」
「じやあ、その長イスに、横におなりなさいなiii」
「…………」
「早く! 命令ですよ、ジャクリーヌ!」


沼に落ちたジャクリーヌ.....。
妖しい快楽の中にずぶずぶと沈んでいくのです。

出所:梶山季之著『美男奴隷』



この本はkindle化されています。
そして古書もリーズナブルです。
買うなら今のうちかな。

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みんな、女として見ている。しかも、外国の女に-だ。それだから、余計に昂奮する。ゾクリ、ゾクリとする。

2023年02月16日 | ★女装の本・雑誌
今朝は寒いですね。
冷え込んでいます。

女装子さんはパンスト2枚穿きで対策するのでしょうか。
それとも80デニールの黒タイツでしょう。

さて、本日は梶山季之先生の隠れた名作『血と油と運河』からです。
石油会社社長の娘婿で、秘書課長の木島宏さんは隠れた趣味がありました。
それが女装です。
同じ女装仲間と女装して外出します。
今夜は横浜です。
中華街のレストランで金髪の鬘を被り、中華街の高級中華料理店で食事をしています。


横浜の中華街で、食事をしている時、木島の男性〇〇は、怒張し切っていた。
なまじっか、高級な中華レストランを選んだばっかりに、ボーイは、金髪のカツラとも知らず、外人だと思い込んで、「マダム、マダム……」と連発する。
「メイ・アイ・イントルデュース・マイセルフ?」などと、下手な英語で、自己紹介をしたがる。

 木島宏は、そのたびに、痛いほど、怒張を覚えた。
 今日は、コルセットを締めず、ナイロン・パンティ一枚である。
 だから、昂奮するたびに、スカートが、むくむくッ揺れる。
 それを隠そうとして、ストッキングの脚を組む。
 すると、股の間で、熱い火柱が揺れ動くのであった。
 みんな、女として見ている。しかも、外国の女に-だ。
 それだから、余計に昂奮する。
 ゾクリ、ゾクリとする。
 股のあいだに喰い込んでいる、ナイロン・パンティの感触。
 ストッキングの、ゆるやかな緊縛感。
 化粧のすべての羞らい。
 ぎゅッ、と締めつけるような、ハイヒールの痛さ。
 ない乳房を、糊塗しているブラジャーの中のスポンジ・ケーキ。
 金髪のカツラの重さ。
 マニキュアざれた爪の朱さ。
 ・・・すべてが、彼にとっては、恍惚の対象である。
 
 それを身に、しっかと纏い、変身して、食事している妖しい楽しさ。
 彼は、たまらなくなった。



この本もkindle化されてませんね。



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