女装子愛好クラブ

女装小説、女装ビデオ、女装動画、女装記事などを紹介していきます。

若い子が入りました、お付けしますよ

2024年05月20日 | 女装以外の情報いろいろ
承前です。

トルコ風呂好きのT先輩からもお誘いも頻繁になりました。
ある月の給料日に「おい、行くぞ」と恒例のお誘い。
「ええ、またですか」と一応は拒否する素振りをしますが、もう私もトルコ風呂ファンになっています。
タクシーに乗って、最近行きつけになったトルコ風呂Xに。
顔なじみになったフロントのおじさんに「いらっしゃいませ! 今月から若い子が入りましたよ! お付けしますよ」とのご推薦。
T先輩はお馴染みのお姉さんがいるので、おじさん推薦の子は私に付くことになりました。
入浴料を払って待つこと15分。お迎えに来たトルコ嬢をみてびっくり。
若い、確かに若い。
20歳くらいです。
入浴、潜望鏡プレイ、マットなど、はち切れんばかりの若さです。
これがまたいい形のバストです。
左の肩に小さなタトゥが入っていたのは見逃しませんでしたが...。
そして合体プレイもいい声をお出しになります。
嘘か真か「お客さんが上手なので感じちゃった」とうれしいことを言うじゃありませんか。

大いに満足して大1枚を彼女に渡して待合室に戻ると、T先輩が待ち構えています。
「おおっ、どうだった?」
「いやぁ、フロントのおじさんの言う通りですよ。若いし、美人でしたよ」
「そっか、次は俺が指名するぜ」と私がもらった角がまるい名刺を強奪しました。
翌週、たぶん一人でTさんは入浴しにいったようで、私を見るとニヤニヤしていました。
「お前の言う通りだったよ、ふふふ」

1か月後、朝刊を抱えたT先輩が寮の私の部屋に飛び込んでました。
「おい、あのフロントのおじさんが逮捕されたぞ」
「ええ?」
先輩が差し出すA新聞地方版をみると、トルコ風呂のフロントのおじさんの顔写真があります。
容疑は未成年者を風俗で働かせた容疑での逮捕です。
「そうすると、あの娘ですか」
「多分な」
「警察から事情聴取があるでしょうか」
「たぶんあるぞ、二人とも」
まあ、あるわけないですよね。
トルコ風呂好きのT先輩も私もこれに懲りたのか、半年くらいは入浴を控えていました。

1年後、T先輩は地元の親戚の紹介で見合いをして幸せな結婚をしました。
「俺はトルコ風呂から足を洗うよ」という名言を残しましたが、たぶん泡で洗ったのでしょう。

私はX支店から遥か彼方の東北のY支店に転勤。
幸か不幸か、Y市にはトルコ風呂はありません。
そのかわり、天然温泉が多数あるところでした。
トルコ風呂の代わりに温泉めぐりという健全かつ健康的な入浴生活になったのでした。
まあ昭和の時代の風俗はこんなものです。

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襟足がぬれているぞ

2024年05月19日 | 女装以外の情報いろいろ
おはようございます。
少し雲の多い日曜日の朝ですね@埼玉

承前です。
198X年、私は入社すると北関東のX支店に配属されました。
独身寮に入りましたが、そこは20人の先輩たちが勢ぞろい。
隣室のTさんは30歳。
人柄がいいので、会社でもみんなに好かれています。
しかし、女性には奥手。
彼女いない歴30年ということでした。
ということで、性的処理はX市繁華街に林立するトルコ風呂街。
一般女性のことは知らないけど、トルコ風呂のことはよく知っている。

ただひとりでいくのは気が引けるみたいで、寮生を誘います。
私も良く誘われました。
18時ごろ帰り支度をしていると、つかつかと寄ってきて「行くぞ...」と小声でささやきます。
先輩に言われたら、絶対服従?ですから、私も嫌々(嬉々)ながらついていきました。

2人は手ごろなトルコ風呂で入浴して、サッパリして、タクシーで男子寮に帰ります。
男子寮の食堂では先輩方がテレビをみながらだべっています。
そこに入っていくと、
「おい、Tとどこに行ってきたんだ?ネタは割れているぞ」
「スッキリとした顔をしているな?」
「襟足が濡れているぞ、なぜだ?」
と査問委員会となりました。
時間制限があるトルコ風呂でドライヤーをながながと使えませんから、襟足は盲点でした。
私はゲロって、今日の相方のお姿とプレイを白状させられました。
まあ、昭和の時代の独身寮なんて、こんなもんです。

みなさま、良い日曜日をお過ごしください。
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君はトルコ風呂をしっているか?

2024年05月15日 | ★youtube
承前です。
永さんの唄を紹介しました。
とすると、中年御三家として並び立つ小沢昭一さんを紹介しないわけにはいきません(若い世代は???でしょうが)
反戦をテーマとした「ハーモニカブルース」もとんでもなく奥深い唄ですが、小沢さん言えばトルコ風呂。
その小沢さんが 「土耳古行進曲」(トルコ行進曲)をうたっています。
作詞作曲は加藤登紀子さん。
昭和歌謡史に残る幻の名曲です。

ところで本ブログの読者でトルコ風呂入浴経験者はどのくらいいるでしょうかねぇ。

「土耳古行進曲」(トルコ行進曲): 小沢昭一:1974リリース
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永六輔唄『 生きているということは』

2024年05月14日 | ★youtube
承前です。
永さんの『悪党諸君』をご紹介しましたが、いろいろな才能を持つ永さんは作詞だけではなく唄も出しています。
私が好きな唄は『生きているということは』です。

生きているということは誰かに借りをつくること
生きているということはその借りを返すこと

若いころはピンときませんでしたが、50代をすぎてこの歌詞の重みがジワジワとわかってきました。

Ikiteiru To Iu Koto Wa
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美人女装子・恭子さまがOLに転職されました

2024年05月13日 | ★youtube
「OLに転職」は文法的におかしいかな?
ブルーストライプのブラウスに、紺のベストスカート。
秘書課あたりにいそうな恭子様です。
高級ホテルに制服のままお入りになっております。
入社早々、執行役員を篭絡したのでございましょうか。


Office uniform video
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永六輔さんは全国の刑務所で受刑者に講演をしていました

2024年05月09日 | 私的読書日記
今日は女装以外の話を書きます。
永六輔さんのラジオを聞き始めて50年になります。
残念なことに先年お亡くなりなりましたが、永さんの社会に対する視点や想いを私も学んできました。

そして永さんは全国の刑務所で受刑者に講演をしていました。
社会貢献でありますが、なかなか行えることではありません。
その講演を書き起こした本が『悪党諸君』です。
久しぶりに手に取ってみました。
この本を読むと刑務所の講堂で何百人の受刑者に話す永さんの姿が浮かんできます。
そしてその内容は、彼らをいじり、彼らを笑わせ、彼らをしんみりさせます。

そして、この中で私が好きな個所があります。
1986年10月3日に京都刑務所で行った講演です。
出所した方々が街を歩いていると挨拶してくるそうです。
それも普通ではなく、例えば街宣車の上からなどだそうです。

あのお、これ、はじめから頼むんですけど、今度、外で会ったときにいきなり脅かさないでほしいんです。
先日も銀座を歩いてるとき、右翼の街宣車の上からね、スピーカーで、 「鹿児島でお世話になりましたぁ!」(笑)。
(中略)
えー、そんなことで最後を締めくくりまして、最初にいいましたように、娑婆であったときに、どうか、急に脅かさないように。宣伝カーの上からマイクで挨拶なんかしていただかなくてもいいですからね。
そういう気遣いはホントにしなくていいですからね。お願いしておきます。

この間、浅草の観音様でね、小さな男の子を、肩車して可愛い奥さんと三人で歩いている、 「ああ、いい家族だなー」という人たちが向こうからきたんです。
そうしたら、そばにきてニコニコしてるから、どっかで会ったことがあるのかなこの人、と思ったら、
「仙台の刑務所でお話をおうかがいしました。 真面目にやってます」 ホントに真面目にやってるのが絵に描いてあるようにわかるのね。
僕はうれしくてボロボロ泣きましたよ。
いいですね、僕が、刑務所にいってよかったなと思えるようにしてください。
 出所:同書

自分の話がどこかで役に立っている、誰かがほんの少し幸せになっている。
こうした小さな効力感がモチベーションになります。
そしてボロボロ泣いた永さんの気持ち 、すごくわかります。

見出し写真はamazonからです。

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結婚式は、参列するだけでも大仕事のようです

2024年05月08日 | 女装以外の情報いろいろ
ツィッター経由で、ジェラシーくるみさんのエッセイを知りました。
東大卒の夜遊びコラムニストだそうで、会社員との2足の草鞋です。
モヤモヤしてるアラサー女子たちへ文章を綴っています。

そのなかで、結婚式参列の大変さが書かれていました。
男は黒の礼服だけでいいので、比較的シンプルなので、そんなに気にしていませんでしたが、女性はやっぱりとんでもない大仕事かつ神経を使うのですね。
女装して友人の結婚式に出てみたいという女装子さん、ご参考にしてみてください。(なるかな....?)


まず結婚式は、参列するだけでも大仕事だ。
挙式の前日は、どんなに飲み会が盛り上がろうともシンデレラさながら0時には帰宅し、高いパックを顔に貼り付けて肌のコンディションを整え、睡眠を死守。
当日は早起きしてドレスを引っ張り出し、クリーニングのタグが付いていないか入念にチェックしてからストッキング片手に美容室に駆け込む。

着回しコーデも一苦労だ。
写真フォルダを遡り、直近の「お呼ばれドレス」がかぶっていないかチェックする。
同コミュニティの他の挙式とかぶってしまう場合は小物をプラスしてマンネリ防止するか、通販で即日配達のワンピースを買うか。

楽天で調達した紺のワンピースを着ていった日の集合写真。
そんな日に限って、代官山のセレクトショップで買ったらしいヒラヒラスケスケのヴィンテージドレスと、桁が一つ違うヴァレンティノの原色ワンピースに挟まれてしまった。
やけくそで変顔をかますしかなかった。

純白のウェディングドレスに包まれた友人を見ると、ひねくれ者の私でもさすがにグッとくるものがあるのだが、そんな感動もつかの間。
チャペル内に響きわたる「スコヤカナルときも、ヤメルときも……」というアルバイトの牧師さんの誓いの言葉を聞くと、腹の底から笑いの衝動がこみ上げてくる。


続きはジェラシーくるみさんのnoteでお読みください→★
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歌舞伎町での待ち合わせには気を使います

2024年05月07日 | 女装子愛好日記
先日に歌舞伎町のことを書きました。
2010年代に女装子さんとデートしていたとき、歌舞伎町での待ち合わせもありました。
その時に待ち合わせしたのが、バッティングセンター。
まあ無粋ですね。
ただ、人目につかない。
バッティングセンターの前で目印の新聞をもっていると、遠くから見ていた女装子さんがすうっと寄ってきて「kさん?」と声をかけてくれます。
そのあと、近くのLOVEHOTELにINするのですが、リスクはありました。
社員に観られることは、うちの会社は城南地区ですから社員はに新宿はあまり来ない。これは大丈夫です。
いちばん怖いのは地回りのお兄さんに声をかけられること。
こちらはアマチュア同士ですので、ノン・ビジネスですが、見た目はビジネスになりますよねぇ。
そんなこともあり、歌舞伎町での待ち合わせには気を使いました。

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女装のあたしを縛って

2024年05月06日 | 女装子さん語録
連休も最終日ですね。
まだまだ1日あります。
休日を楽しみましょう。

昨日に引き続いて、1974年11月の風俗奇譚から、求友メッセージです。

〇女装のあたしを縛って
女装年齢三十五歳、身長一六八センチ、体重五八キロ。お腹に少々脂肪がのってきた年増でございます。ま
だ初心でございますが、どなた様か、あたしを後ろ手に誇り上げてくださる方は、いらっしゃいませんでしょうか。
後ろ手高手小手縛り、エビ語り、開股縛り、そのほか、いろいろな格好に縛られて、軽い鞭打ちをお受けいたしたいと思います。
どんな恥ずかしい格好に誇られて、硬打たれても、あたし、うれしゅうございますよ。
また、お気に召せば、縛られたまま、女としてのご奉仕もさせていただきとうございます。
お若い方には洋装で、ご年輩の方には和装で、お手をさせていただきます。
年齢を問いませんので、どなた様でも、編集部回送でお手紙をくださいませ。〈東京・年増女装明子)



内容もされことながら、女性の言葉でお手紙を書かれているところに、精神的な女装を感じますね。
多分このお手紙も女装されて書かれたのでしょうか。
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夏祭りの美人踊り子は......

2024年05月05日 | 女装子さん語録
おはようございます。
連休後半はいい天気ですね。
昨日は県民公園でピクニックしてきました。
ノンアルコールビールを飲んで、新緑と日差しを楽しんでいるストレスも解消です。

さて、連休ですので、風俗奇譚のコピーを整理していました。
1973年11月の風俗奇譚の女装愛好の部屋に福島の富貴クラブの会員さんのお手紙がありました。
ちょっと早いですが、夏祭りの話題です。

★福島からのお便り
 先日、思いがけなく会長さんのご来訪です。五、六年もクラブにご無沙汰し、すっかり忘れられた存在と思っていたので、びっくりするやら、うれしくなったり、いずれ家庭事情の変化を待って、またクラブにおじゃましたいと考えております。
 会長さんのおいでになった八月は、東北の祭り、祭り、盆踊り、盆踊り……いたるところオン・パレードです。
 そこで一夜、H温泉の盆踊りを見に行ったとお思いください。当日は観光客でにぎわい、たいへんな人出でした。町のはずれに特設されたヤグラと屋台の上では、太鼓や笛、鐘に合わせて、当地の芸者連があでやかに舞い続け、それを囲む広場では、五重六重の人垣が輪になり、踊り狂っているのです。皆、楽しそうでした。

 そのうち、ふと私のわき腹を会長がこづくではありませんか。
 「………………」会長の目は、今しも私たちの目の前を踊りつつ過ぎようとしている中ほどの、浴衣に赤い湯文字を出し、赤緒の草履で、編み笠に顔を隠した若い女性に向けられているのです。

 「奇麗な女ですね。商売人、芸者でしょうか」と小声でいうと、「よく見てごらん、アレは男だ。メケているんだよ」と言われて、あわてて目を凝らしましたが、その女はいま白い横顔を見せて、踊り過ぎるところで、顔だちはよく見られなかったのですが、スラリと背も高く、優しい手ぶりだけ印象に残りました。
 アレが男かと私は半信半疑でしたが、再び彼女が一巡しての前にくる時は、目を凝らして観察したものです。真っ白くおしろいを塗り、ルージュもくっきりと鼻筋の通った細面は、他の踊り手に見られない美貌でした。
 男かと思って見ると、輪郭の整いすぎた美貌は女にないものがあります。私は、会長の目の早いのに二度びっくりです。

 踊りが中断された休憩時間、会長と私は一息、風を入れている彼女に近づきました。手招きすると不審顔で近づいてきた彼女に会長が、「あんた男だネ。でも、すばらしく美人だネ。うまく化粧したもんだ」と頭から男と決めての話しかけに、私はそのタイミングのよさに、また驚きでした。

 やっぱり彼女は女装した男でした。踊りが終わってから彼を誘い、しばらく雑談しましたが、彼は、近くのI市のガソリンスタンドに勤めていること、FK詰はずっと愛読し、われわれの富貴クラブのことなどよく知っていると楽しそうに語りました。クラブに入会したい気持ちはあるが、不便なI市から東京に出るのは大変なことと、薄給なので実行できないのが残念と、いろいろ話し、私が同じF県で会員であるというと、目を丸くして驚きました。

 彼・K君とは、その後一回会いました。私がクラブの話をすると目を輝かし、羨望に絶えない様子でした。機会を見て、私もまたクラブに復帰したいし、K君もぜひ仲間に入れたいものと思っております(福島・湯本)

   出所:『風俗奇譚』1973年11月号

女装して踊るというのは大変なことだと思います。
そしてごつごつした男性の身体ラインをどう隠すか。
このなかで女性として踊り、違和感を持たせない、いや美人と思わせることは本当にすごいですね。


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