女装子愛好クラブ

女装小説、女装ビデオ、女装動画、女装記事などを紹介していきます。

それは浅草の裏通りから始まった~女装男色難行苦行の悦楽絵巻

2023年08月31日 | ★女装体験記
今日で8月もおしまい。
しかし昨日も暑かったですね。
西池袋をいろいろと歩き回りましたが、あまりの暑さに途中でファミマに入って、シロクマアイスをかじっておりました。

さて、今日は国会図書館で見つけた『ひまわり』からの女装者の体験記です。
B面の恵子さんは、ある日浅草の通りを歩いていると街娼のなかで美女を見つけます。

女装男色難行苦行の悦楽絵巻
  
とある夜、浅草のある通りに立ち並ぶ街娼の群れに美しい女を発見しました。
気持ちの上では、女ではなく男性であって欲しいと思い込めて、安宿のホテルヘ誘われるままに参りました。
薄暗い仄かに照す玄関。女性は気軽に声をかけました。
「今晩は」奥から初老の着流しの男の人が現れました。女性と初老の男は目を合せただけで行き先を告げ、女性はトントンと階段を昇ります。
部屋は次の間付きの部屋です。
電気スタンドの灯りを落とし、二人を迎えます。
「早くして」と女性がいいます。云われるままに裸になります。女性もトレンチコーートを脱ぎ、艶やかなワンピースを脱ぎ捨てて、黒いスリップを取り、同色の黒いブラジャー・パンティ姿になりました。
「あれっ。君は男」
「そうだよ」
唖然としました。
「なんだ、お前は俺を女と思っていたのか」
「・・・・」
「いいなあ、俺も女装して見たいよ」
「へえ、俺女っぽくしなを作って損したヨ。そんなに女装したかったら俺が化粧てやる。」
女装の男はバックから化粧品を取りだし、私の顔に香ぐわしい化粧品を塗りたくりました。不思議に何故か男の顔が女の顔へと変化しました。
ブラジャー、パンティを着けると唐紙と開けました。一つの夜具です。
その夜共布団の上に寝かされます。
部屋の四面鏡の部屋です。
女性?男は天井の取っ手を開きます。
鏡です。
うつ伏せに寝かされ男は手にツバを吐き、それをお尻になすりつけます。
変な気持ちです。丸いピンポン玉のようなな太い肉の棒がお尻に当てがわれ、ズンズンと体内にめり込んできます。
あえぐ私。
「もう、やめてエー」と叫びます。
「なんだ、お前オカマかよ。ソレッー、ソレッ、ソレッ」と声を荒げて激しく躍動します。
太い肉のかたまりが私の体内に乞出たり入.ったり
「ああ、もうだめ」
「行くぞ、俺も行く」
ドックン、ドックン男性の液体がセキを切ったように流れ込んできます。
生暖かい液体、忘れられない体験。
以来、女になることの悦びを覚えてしまいました。
今宵も男を求めて夜の新宿をさまよい歩き続けています。
出所:『ひまわり』15号 から


この紙面では恵子さんの和装で化粧する写真が掲載されています。
女装にかける恵子さんの執念を感じる写真です。
ご紹介できないのが残念です。

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スコットランドはもう秋でしょうか.....

2023年08月29日 | ★youtube
8月もあと3日です。
北緯49度のスコットランドはもう秋模様なのでしょうね。
(北海道より遥か北です)
そうした初秋のスコットランドの公園を、美人女装子のエマさんが超ミニを穿いてコツコツコツとヒールを鳴らして歩きます。
チェックのミニスカートと黒のストッキング、私の心に刺さりますねえ。

Mini-Kilt Walk (Crossdresser / Transvestite)




面白そうなコミックを見つけました
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男をやめてみた~癌になったので女装して恋をすることにしました~ 1 (エンペラーズコミックス) Kindle版


『この物語は実話に基づいています―。』 突然、主人公・渚素(なぎさ はじめ)を襲った癌という病気。 残された時間で彼が選んだのは「自分らしく生きる」というものだった。 男性という生まれた時に割り当てられた性別をやめて街に出ることで…今まで体験してこなかった事件が次々と渚に押し寄せる。 著者自らの体験を赤裸々に描いた極上のレインボーエンターテイメントコミック!


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今日も暑そうです

2023年08月28日 | 女装子愛好日記
おはようございます。
いま、朝の散歩から帰ってきました。

曇り空で日が差さない分だけ、涼しい朝でした。
しかし、予報では今日も日中は猛暑日です。

お気をつけてお過ごしください。

女装子さんも下着が汗でびしょびしょになると思います。
それはそれで女装子愛好男子にとっては昂奮するツボではあります(^^


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チャットGPTに小説を書いてもらいました~曄道征四郎の札幌での女装外出

2023年08月27日 | 女装小説
おはようございます。
今日も暑いですね。

最近、チャットGPTさんに小説を書かせることに凝っています。
この間は『美男奴隷』で安雄がハワイでウィリーと出会った後を書いてもらいました。

今日は『苦い旋律』から、曄道征四郎が札幌で初めて女装して街を歩くシーンです。

まず、チャットgptさんには小説家になってもらいます。
そしてイントロダクションとして、以下の梶山季之先生の文章を提示しました。

梶山季之先生の文章
曄道征四郎は、この札幌の街で、大胆にも女装して、外を出歩こうという気持ちらしいのである。
そして恐らく、その目的のために、半女性ともいうべきマルセール・佐紀は、札幌へ呼ばれたのであろうか。
女装して、夜の街を歩く。
それは、”女装マニア”と呼ばれる人々にとっては、一種の願望なのだそうであった。
そして、女性と間違えられ、
「お茶でも飲まない?」
 と、同性から誘われたりすると、最高のエクスタシー状態になると云う。
 実に奇妙な心理であるが、曄道は、東京では果せないその願望を、この異郷の地で試みようと、しているのではあった...。
 平凡な、セットされたカツラを、二人はかぶり、ヘアピンで留め合った。
 そして、コートを着、ハンドバッグを手にする。
 曄道は水色のハイヒールを履いた。
 どこからみても、 “女性”だった。いや、女性そのものだった。

 曄道征四郎は、生まれてはじめての体験に、異常な興奮を覚えていた。
 エレベーターから降り、フロントを横切ってゆく時の、あの妖しい、息苦しい胸の鼓動といったらなかった。
 ハイヒールの細い踵が、ジュータンに喰い入り、歩き辛い。
 ブラジャーで胸を、ぐっと絞めつけられている。その感触が、また、彼には、たまらないのだ。
 ホテルの前で、タクシーを持つ。
 ボーイが、佐紀と彼とを見較べ、
<ほう、美人だなあ....>
 というような顔をしている。
 タクシーに乗るとき、彼は、尻の方から先に座席へ入れた。そうして脚を揃えて、車内へすーっと引き入れるのだ。
(中略)
 曄道は緊張していた。
 コンパクトをとりだして、そっと鏡の中を覗いてみる。
 女の顔があった。
 <大丈夫かしら......>
 彼は、そう、女のように心に呟く。

そして、チャットgptさんに「この続きを書いて」と命令します。
そして、書き上げたのが、次の小説です。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
ホテルのエントランスを出ると、夜の街が広がっていました。街灯が輝き、人々の歓声やにぎやかな騒音が耳に届きます。曄道は一歩踏み出し、ハイヒールの音が舗道に響き渡るのを感じました。その音色は、彼が女性として歩む新たなる旅のシンボルとなっていました。

歩くたびに、風がスカートの裾をなびかせ、髪をそよがせました。それはまるで、自分が物語の中の主人公として生きているかのような気分でした。街の灯りが彼を照らし、夜風が彼の肌を撫でる感覚は、まさに夢のようでした。

周りの人々の視線が彼に注がれるたび、曄道は内なる喜びと興奮を感じました。彼の美しい外見や女性らしい仕草が、他人たちを惹きつけ、振り返らせていました。その瞬間、彼は自分の内なる美しさを再発見し、それを楽しむ自由を手に入れたことに感謝しました。

そして、胸に広がる高揚感と緊張感が、彼をさらに魅力的に変えていきました。ハイヒールの感触が、地面を軽やかに踏みしめることの喜びを彼に伝え、ブラジャーによる胸の絞めつけ感が、女性としての新しい体験を味わう興奮を高めました。

一歩、また一歩。曄道は街を歩きながら、これまでに感じたことのない幸福感を胸に抱えていました。夜の街が彼を取り囲み、新たな出会いや冒険が彼を待っていることを感じながら、彼は前へと進み続けました。

すると、彼の視線に美しく輝くランジェリーショップが飛び込んできました。その窓には、可憐な色彩のランジェリーが並べられ、華やかな雰囲気が漂っていました。曄道は思い切ってお店に足を踏み入れ、心躍る気持ちを抑えきれませんでした。

店内には優美な香りが漂い、幻想的な照明が美しいアンビエンスを作り出していました。彼の目の前には、美しいランジェリーが陳列されており、色とりどりのセットが彼の目を奪いました。ピンクの可愛らしいブラとショーツが、特に彼の目に留まりました。

彼は手を伸ばし、柔らかな生地を指先で触れました。その触感が彼の指先をくすぐり、心地よい感覚が広がっていきました。曄道は自分が女性のようにセクシーなランジェリーを身に着けることに胸が高鳴るのを感じました。(了)

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
いかがでしょうか。
ランジェリーショップに入ることは私が指示しましたが、その指示を受けての内容はチャットgptさんの創作です。
この後、私は女装した曄道さんにスタバに入らせ、そしてがっしりした男性に誘われるようにと次々と指示をしました。
これを受けて、彼はしっかりした小説を書きあげます。
厳しいコンテンツポリシーがありますので、きわどいシーンは拒否されます。そしてハーレクインロマンスのようにハッピーナエンディングになります。
まあ、これは仕方がないことですね。
それでも、こちらの指示に基づいて一生懸命女装小説を書くチャットgptさんに感謝です。
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昭和49年の女装外出~ゼネストで会社がお休みに

2023年08月26日 | 女装子愛好日記
今日の昼、池袋で会議でした。
お昼には終わり「さあ帰ろう」とビルを出ようとしたところ、ザァァァァァと土砂降り。
こりゃいかんと、ビルの喫茶室で雨宿りしていました。
これまで私たちが経験していた夕立とは異なります。
東京とマニラはこの夏、同じ温度といいますから、熱帯のスコールといった方がよいですね。

今日も『風俗奇譚』昭和49年4月号の「女装愛好者の部屋」からです。
昭和時代、JRは国鉄といって三公社五現業といって国営でありました。
その労働者はよくストライキを行っていました。
49年にもストがありました。
そのストで会社が休みとなった麻美さんは、思わぬ休日に女装ライフを楽しみました。

★わたしのある一日
 非難攻撃されたゼネストも、時にとっては救いの神です。交通機関が全部ストップでは、そうでなくとも会社をサボリたいわたしには、絶好の口実です。
 朝から浮き浮きした気分で、部屋のおそうじやら洗たくに精が出ます。アッ、いけない、わたしったら、昨夜のままのネグリジエ姿だもの。
 ‘
 お風呂に入り、ゆっくりお化粧です。お天気がいいせいか、気分がいいせいか、今日はお化粧の仕上がりに満足して、さあ近くのマーケットにお買い物にでも出かけましょう。ドアを明けて廊下に出たとたん、隣の人とばったり顔が合いました。ハッと緊張するわたしと反対に、女姿のわたしに不思議そうな表情も一瞬で、すぐ笑顔を見せてくる。昨年、大学生になったばかりの童顔の残る坊やです。
 線路沿いに歩きます。ストで電車の通らない線路を、子供が格好の遊び場にしています。若いアベックも温かい日ざしに楽しそう。とんだストの恵みです。

 その風景を横目に見てマーケットに入り、驚きました。ここはストどころか、休日並みの混雑です。ストで行き場のない人がショッピングを楽しんでいるのでしょうが。人混みに引きずられるように、わたしも仲間入りです。
 下着売り場で、わたしの心をとらえたのが黒一色のスリップ、ブラジャー、パンティーです。少し値段ははったのですが、思い切って買いました。黒一色の下着なんて、前々から一度身につけたかったんですもの。
 それを、レジの女の子ったら、不思議そうな顔でわたしを見るのです……センスのない子ね、本当の女のくせに……あとは化粧品を少しと食料品を一週間分ぐらい、ゴッソリ買いました。
 夜はいつもその材料で、エプロン姿でお料理するのが楽しみなんです。でも、いくらごちそうを作っても、ステキな下着姿になっても、観賞してくれる人がいないのは寂しいものね。早くステキな人がいないものかしら。〈小川麻美〉

                              出所 『風俗奇譚』昭和49年7月号

>エプロン姿でお料理するのが楽しみなんです。
こうした何気ない独身女性の日常を体験することが、麻美さんの喜びなんでしょうね。
この投稿の後、ステキな人は現れたでしょうか....。





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昭和49年の女装外出~銀座を楽しむ良家の奥様?

2023年08月24日 | ★女装体験記
おはようございます。
今日も暑そうですね。
昨夜の山手線でベアショルダーの派手なセパレーツを着た美人をみかけました。
これは涼しそうでした。

さて、前回国会図書館に行ったときに、気になった女装子さんの手記を再録します。
『風俗奇譚』には「女装愛好の部屋」という読者のぺージがありました。
ここの主宰は富貴クラブさんですが、投稿は全国から寄せられていました。

そのなが私が気になったのは昭和49年7月号の求友メッセージです。

★女装で花の人生を
 女装・・・・・なんて心のときめく美しいショッキングな言葉でしょう。
銀座でショッピング、レストランでの食事、そしてシネラマの観劇、これが私の女装しての、ある日の姿です。
ほほえみが自然にもれて出る、この変身・・・・・美しい衣装の下に男性が隠されているとも知らず、すれ違う男性の、熱いため息が感じられるようです。
私をなんと見ているのでしょうか。良家の奥様? それとも部長夫人? L判の洋装が、ぴったり身につく私は、自信と誇りの中にいるのです。
この変身の楽しみを十数年続けているあたし。今までも男の素性を暴露することなく、女の境地を楽しむあたし。
脱自己の願望は誰しもあるものです。その極端な願望が、男性→女性の変身でしょう。
人生を美と共に触れ合い、過ごしたいかた、女装に情熱をかけるかたは、ぜひお友達にと希望します。
横浜か湘南にお住まいで、女装される、中年の、誠実なかたと交際したいと思い、お便りをお待ちいたします。
秘密を守れるかたがたと、より楽しく、永い友情を続けたいものです。
人生は秘密を持つことで、また別の刺激もあるはずです。〈横浜・山田ヒロ子〉

  出所 風俗奇譚 昭和49年7月号

山田ヒロ子さんのこの自信に満ちた言葉が好きです。
異性装がまさに極少の性的マイノリティであった時代に、十数年にわたり女装外出を続けることは大変だったと思います。
しかし、良家の奥様とみられることに無上の喜びを見出すヒロ子さん。
これを読んでいると昭和時代の銀座通りを静かに銀ブラを楽しむ女装者が目に浮かびます。

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国立国会図書館再訪

2023年08月22日 | 女装子愛好日記
『彼とふたりの九州女装旅行』はいかかでしたでしょうか。
こうした女装体験記の佳作が本当に埋もれているのですね。
私も再録しているうちに、昭和時代の女装モノに嵌ってしまったようです。
8月19日(土)も国会図書館に行ってしまったのです。

地下鉄永田町駅2番出口から徒歩3分という近さ。
冷房完備(あたりまえか)、館内は静寂、読み物には事欠かない(あたりまえか)、理知的な女性の含有率が高い、入場無料という好条件です。酷暑の夏を過ごす穴場を見つけた気分です。

利用方法を簡単にご紹介
・まず新館入り口で入館カードをつくります。免許証等があればOK。
・このカードが館内では万能です。
・最初に、館内のあちらこちらにある館内用パソコンの前に座り、カードをリーダーに載せます。
・そして検索。雑誌→女装というキーワード検索でOKです。また私のように「くいーん」「風俗奇譚」「奇譚クラブ」など目星をつけた雑誌があれば、それを検索します。
・国会図書館は完全閉架式で、読みたいものは出庫手続きが必要です。
 1回に雑誌は10巻、図書は5冊が可能です。
・読みたい雑誌を見つけたら、ディスプレイ上で出庫予約をします。
 図書館のメインコンピュータに指令がいくと、書庫で出架作業が始まり、約20分でカウンターに届きます。
・それを抱えて、閲覧席で読み込むのです。
・そして、資料としてコピーしたい場所があれば、しおりを挟んで、これも画面上で申請書をインプットします。
・これを館内にあるプリンターのカードリーダーに自分のカードをのせると、申請書がプリントアウトされます。
 ここに例えば「くいーん別冊7号」P10-20のように希望個所を書いて、コピーカウンターに持っていきます。
・カウンターではベテランの職員(ほとんどが女性)が申請書としおりの位置を確認して受け付けてくれます。
 余談ですが、「風俗奇譚」のコピーを依頼した時はドキッとしました。なぜか。風俗奇譚の冒頭にはギリギリと緊縛された女性のグラビアが満載だからです。それを受け付けてくれたのは真面目そうな40代の女性職員さんでした。まあそこはプロ、何事もなかったかのようにコピー依頼個所のチェックをしていました。
・申請からコピーの受け渡しまで大体30分程度でしょうか。
・コピーが完成すると、これもディスプレイに「コピーができましたよ」とポップアップがでます。
・受取りカウンターでお金を払って、待ちに待ったコピーを受け取ります。

まあ詳しくは国会図書館のHPをご覧ください→★

8月19日の訪問時、2回目ということもあり、資料の探し方も慣れてきました。
するとコピーしておきたい記事や小説がいろいろと出てきます。
それらをあとからあとからコピー依頼しましたら、なんとコピー代の合計が5000円を超えてしまいました。
これにはびっくりしましたが、まあ1回酒を飲んだと思えばいいでないかい、と納得させて昭和の女装モノの記事のコピー200枚を抱えて、有楽町線で帰ってまいりました。

昭和の女装記事や読み物が好きな方、国会図書館はおすすめですぜ......

『調べる技術: 国会図書館秘伝のレファレンス・チップス』

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彼とふたりの九州女装旅行⑤

2023年08月21日 | ★女装体験記
おはようございます。
夏季休暇もおわり、今日から職場復帰という方も多いのではないでしょうか。
8月もあと10日、ひと踏ん張りでございます。

さて、宮崎で激しい愛の交歓をしたしのぶさんとパパ。
二人は雲仙に向かいます。

雲仙にてー
 きょうで四泊目。泊りは静かな山あいのホテル。女装もしばらく続けると自分でもすっかり女になってしまった気持で、動作も自然と女らしくなっているから不思議。中居さんはしのぶを女と信じて簡単に夕食を並べるとそのまま出ていってしまった。彼は私のお酌で美味しそうにお酒やビールを飲み、宿泊はきょうが最後なのを気遣ってか早めに食事を切りあげて床につく。私はより入念にお化粧して彼を待ちながら、今夜の責めはさぞキツイものになるだろうと期待をこめて想像していた。

 案の定、彼は和装のしのぶを立ったままで床柱に縛りつけ、強烈な狼ぐつわをはめて
「俺はしばらく外で風に吹かれてくる。おまえはその姿で苦しみを味わうんだ」
 と云い残すと、出ていってしまった。
「ああひどい。どうしよう。こんな姿をもしもホテルの人に見られたら大変。もう死んだ方がましだわ」
 どうもがいても、ほどけない縄に絶望感で胸がいっぱいになる。
 一時間半を過ぎてやっと戻ってきた彼。私にとっては十時間以上にも思える長い時間だった。ホッとした気持と悲しさで猿ぐつわを外された時、思わず声をあげて泣いてしまったしのぶ。

 それでも彼は後手に縛った私の縄をといてくれず、布団の上に押し倒した。
 そして又、朝迄、残酷で優しい責めと愛撫のくり返しの中に引きずりこまれてゆく。
 彼の逞しいモノに犯されながら、私はもうこのまま一生女として死んでしまいたいと思いつつ、いつしか歓喜の声をあげてのたうっていた。


 帰路は飛行機。あっという間に到着してから、ふたりの家でしばらく休む。
「今度のしのぶは本当に素晴しかっか。僕も新しい妻と新婚旅行ができた気持で、人生でこんなに楽しく興奮したことは初めてだよ」
 と彼に云われた。
 私にとっては、自分がたとえ数日間でも、完全に女として押し通せたこと、それに周囲の人たちが、皆、しのぶを本当の女性として扱ってくれたことがうれしかった。そしてなによりも彼が大変喜んでくれたことが大きな自信となった。彼とは次回四国一周ドライブの約束をして別れた。

 今から十二年も前の体験記。現在も女装を楽しんでる私、しのぶにとっては生涯忘れ得ぬ貴重な思い出だった。
                                    (了)

                                出所『『別冊くいーん第7号』

この手記が掲載された『別冊くいーん7号』は1990年の刊行です。
そこから逆算すると、しのぶさんとパパの九州旅行は1978年頃だったでしょうか。
>朝迄、残酷で優しい責めと愛撫のくり返しの中に引きずりこまれてゆく。
>私はもうこのまま一生女として死んでしまいたいと思いつつ、いつしか歓喜の声をあげてのたうっていた。
『残酷で優しい責め』というしのぶさんの言葉に女としてのパパさんへの愛がこもっています
45年を経た現在でも、しのぶさんにとっては生涯忘れえぬ思い出であることでしょう。



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彼とふたりの九州女装旅行④

2023年08月20日 | ★女装体験記
今朝も暑いですね。
我が家のエアコンもフル稼働です。
「避暑に行きたいよ」と思いながらも、埼玉に居続けるしかない私でございます。


さて、別府の宿で「初夜」を迎えたしのぶさんとパパ。
愛が燃え上がり、その心地よい疲れとともに日豊本線で別府から宮崎に向かいます。
このころですと「特急にちりん」でしょうか。

宮崎にて-
 宮崎迄の列車は二人共、昨夜の疲れで眠ってばかり。でも、女の私は寝ている間に膝が開かないかと、気ずかってなかなか熟睡できない。女って本当に窮屈だと思う。宮崎につくとすぐにレンタカーを借りて、彼の運転で青島や日南海岸等をドライブ。通りがかりの人に頼んで、シャッ夕―を押してもらったりして楽しさいっぱいの一日だった。

 夕方ホテルに着。夜の食事はふたりで市内へ出てとり、その後市内の商店街をそぞろ歩きする。もうだいぶ女装に慣れたしのぶは、今夜は気もウキウキ彼と腕を組んで歩く。フラッと映画館に入り、彼と並んで映画を観ていたしのぶは、先はどの夕食でジュースをたくさん飲んだせいか、オシッコがしたくなって一人で席を立った。館内の女性用トイレで用を足した後、鏡の前で化粧なおしをしていると、トイレの入ロに若い男が立っている。ハッと驚く私に男は「奥さん、いいことしませんか。僕と一緒に行きましょう」
 といきなり肩を抱いてくるので
「いや、なにするの、人を呼びますわよ」
 と小声で云って、手を払いのけた。
しかしこの男、これでもまだ私を女と信じていたらしく。
「チェッ、せっかく面白い場所へつれてってやろうと思ったのに」
 と云いながら手を伸ばして、私の胸やお尻を撫でてから、サッと出て行った。しのぶはもう恐しさでいっぱい。

 ほうほうのていで彼のところへ逃げ帰り、一部始終を報告した。彼も驚いて映画どころではなくなり、ホテルヘ戻った。しかし、この事件がホテルでの夜のプレイに大きな刺激を与えることになった。別府での初夜とちがって、そろそろ本来のSM気分のおこってきた彼の手で、しのぶは長襦袢姿のままベットの上にロープで後手に縛り上げられ、彼から厳しい祈鑑を受けた。

「しのぶ、おまえはなんのかんのといったって、結局スケベ女なんだな。トイレで痴漢に合ってイタズラされたなどと云ったって、俺の目はごまかされねエぞ。おまえの方から男を誘惑したんだろう。……よし、そんなに若い男が欲しいんなら、今夜、たっぷり昧見させてやるから覚悟しな、この淫乱女め!」
 とムチでお尻を打ちすえられた。
「パパなんてこというの、しのぶ、本当に危ない目に合ったのよ。信じて、お願い」

 いくら哀願しても許してくれるはずもなく、しのぶは彼が用意してきた電動コケシで、強烈にア〇〇を責められた。するとMの私は、思わず喜悦の声を上げてしまう。そうなればそれを口実に又してもネチネチといじめられる。結局、明け方近くまで彼に泣かされる破目になった。

 翌朝、彼より早く起きて鏡台にむかってお化粧しているしのぶを、彼がうしろからソッと抱きしめ、昨夜とはうってかわった優しい愛撫をくわえる彼。
 私は彼の胸に顔をうずめて
 「夕べはあんまり激しく責められたから、しのぶ、メンスになってしまったわ」
 と消え入るような声でささやいた。



>Mの私は、思わず喜悦の声を上げてしまう。
>そうなればそれを口実に又してもネチネチといじめられる。
手練れのSであるパパの責め口は大いに参考になりますね。
翌朝のやさしさもです。



長襦袢をお召しになったしのぶさん、想像してしまいます。
艶っぽいお姿だったんでしょうね。
そして白い縄が胸元にキリキリキリと.....

長襦袢 白



長襦袢 洗える 地紋入り


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彼とふたりの九州女装旅行③

2023年08月19日 | ★女装体験記
別府は私の憧れの地でございます。
長逗留して、街中に湧く温泉をたっぷりと堪能したいものです。
さて、しのぶさんとパパは朝に別府港につきます。
現在の別府航路は大阪南港を19:05に出発して翌06:55に別府港に到着ということです。

別府にて-
 翌朝七時すぎに別府港に着岸。秋晴れで雲ひとつない良いお天気。今後の旅程がうまくいくような予感。荷物をホテルの出迎えの人にあずけて、朝食を港近くの食堂でとる。それから観光バスで別府の地獄めぐりに出発。バス席はほぼ満員。小団体の農協さんや新婚さんも少しいる。私は窓際の席に彼とすわる。
 「夕べはよく眠れたかい?」
 「眠れるはずがないでしょう」
 と彼をにらんでやる。

 幸い誰もしのぶを特別な目で見てないようだ。このぶんだと大丈夫だわ、と自信がわいてくる。有名な別府の坊主地獄や血の池地獄をめぐり、ガイドの案内で幾度もバスを降りて説明を受ける。私はただパパと腕を組んでついて行けばいいんだけど、普段こんなに長く歩いたことがないので、ハイヒールの足がだんだん痛くなってくる。でもこれも女の辛抱と思ってガマン。

 四時すぎまでの観光の間に、しのぶは三回女性用トイレに入ったけれど、痛感したのは男性用にくらべて大変汚ないこと、それに女性ばかりだと皆、すごく大胆。私が鏡の前でお化粧しているすぐ横で平気でスカートを高々とまくり上げてパンストをずらしたり、恥も外間もないことを平気でやっていたりする。男性の前では、つつましやかにお上品ぶってる女性たちの、反面を見てしまった気がする。

 ホテルにチェックイン、ふたりで部屋に入る。ああ、この部屋で私達の新婚初夜が始まるのかと思うと、嬉しさと恥ずかしさで思わず胸が熱くなってくる。
 中居さんがゆかたやお茶を出してくれる。しのぶのこと少しも疑ってないようす。
 「じゃ、奥様、あとはよろしくお願いします……」
 とさがってゆくと、パパが部屋に鍵をかける。パパは私を激しく抱きしめキスの雨を降らせた。
 「ああ、やっとふたりきりになれたね。よく辛抱した。おまえが女らしくしようと懸命に努力している姿を見て、俺はまた、しのぶに惚れなおしたよ。今夜は心ゆくまで、たっぷりと可愛がってやるからね」
 「うれしいわ。きょうのような日がくることを、しのぶいつも夢に見てたのよ。それがこんなに早く実現するなんて、うれしくて、うれしくて。パパ、いつまでもしのぶを捨てないでね」
 といつしか彼の胸の中で泣いてしまっている私。

 夕食を私のお酌ですませ中居さんに片づけてもらった後、お布団を敷く。真紅な花模様が目にまぶしいくらい。私は入念に濃化粧し、真赤な腰巻に長儒件姿。カツラもロングの艶かしいものにかえて、彼の前に座ったが、今迄のプレイの時とちがって、きょうは新婚初夜の花嫁の気分なので、恥かしさで顔が上げられずうつむいたままだった。そんな私に、
 「しのぶ、本当に美しいよ」
 とパパは云うなり、大きな体で私を組み伏せた。胸をさぐられ、おっぱいを吸われ、そして恥かしいところを皓皓と光る電灯の下にさらされた。

 「恥かしいから電気を消して、ねェお願い」
 しのぶは小さな声でささやくばかり、パパのハッスルぶりは今迄になく激しいもので、朝迄に数回も彼の逞しいモノでさし貫かれ、息もたえだえに床の中でむせび泣いた。
「ああ、パパ、しのぶパパの子供を産みたくなったわ」
「うん、俺もそう思うよ。よし、この旅行の間に思いきり××××をして、しのぶを孕ませてやるぜ」
「あっ、しあわせ」
 こうして夢のような一夜は過ぎていった……。


>「ああ、やっとふたりきりになれたね。よく辛抱した。おまえが女らしくしようと懸命に努力している姿を見て、俺はまた、しぶに惚れなおしたよ。今夜は心ゆくまで、たっぷりと可愛がってやるからね」

パパは優しいですね。
しのぶさんが「パパの赤ちゃんがほしい」と想うのも分かります。
女装子さんにこんな言葉を言わせるとは、パパは女装子愛好男性の鑑でございましょう。
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