休日は風を切って

休日は自転車に乗って風を切って、そんな生活をずっと続けていけたらと思っています・・・

ヤマユリが満開でした(さつきやま公園を訪ねて:二本松市)

2013年07月23日 | うつくしまふくしま

(2013.7.21 鈴石観音寺付近のヤマユリ:二本松市)

ここのところ降ったり止んだりの梅雨空が続いていて、なんだか自転車に乗って出掛ける気がしないんです。そこでマイカーに“ワイフ君”を乗せて、近所の散策に出掛けてみたのです。



まずは“ワイフ君”の案内で、いまが見頃だという蓮田を見に行きました。



“ワイフ君”の言う通り。蓮はちょうど見頃のようです。



満開の蓮もいいけれど、わたしはこの蕾が気に入りました。でも、これよりは・・・。



少し膨らんで桃のような蕾がたまりませんでした。



これはオマケの写真です。真ん中の大きなめしべの黄色が鮮やかで、とろ~り甘いお菓子のように見えてしまいました。ハハハ、とても“※いやしこ”なわたしです。



しばらく行くと、雑木林の土手に沢山のヤマユリの花が見えました。



なかなか見事な咲きっぷりです。



途中で東北新幹線を東へ越して二本松市へ。



そして、到着したのは先ごろおじゃました百観音の鈴石観音寺こと久安山観音寺です。



観音寺から道路を挟んで反対側の林でもヤマユリが満開です。



ほら、やっぱり見事な咲きっぷりです。



わたしが写真に夢中になっていると、“ワイフ君”が指さした観音寺側の山肌にも、すごい数のヤマユリの花が見えました。



近くまで行ってみましたが、場所が悪くて近づけないのです。こんな感じでヤマユリが群生しているんです。



つぎに向かったのは、そこからすぐ目と鼻の先にある“さつきやま公園(オープンガーデン二本松会員庭園)”でした。これは先日と全く同じルートですが、そのときはにわか雨が降り出して入り口付近で公園の散策は中止になってしまったんです。



入り口から入るとすぐにクサボケの実を見つけました。わたしたちはジナシ(地梨?)なんて言っていました。木の実が熟れて黄色くなると、カリン(花梨)と同じようなとてもいい匂いがするのです。



これはヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)。“ワイフ君”はモントブレチアという名前で知っていました。



高台から見た園主さんの家。



そして、SS PARK CIRCUIT(メーハイランドSSパーク)が見えました。遠くエンジン音が轟き土埃が上がっていました。



ここでもヤマユリが満開。



これはカサブランカ。カサブランカは映画でお馴染みのモロッコの都市ですが『カサブランカとはポルトガル語、スペイン語で「白い家」の意』なんだそうです。ユリの女王といわれるそうですが、『日本に自生するヤマユリ(山百合)とカノコユリ(鹿の子百合)等を交配して出来た品種』なのだそうです。







園主さんは絵も上手で、こうして園内のところどころに言葉を添えて掲示されています。これがまたいい味を出しています。



ここの散策コースから観音寺へも行けるようです。



散策コースにはこんなに見事なヤマユリがありました。



コースを一回り、広大な敷地をコツコツと庭園に仕立て上げておられるようです。さぞかしここの管理は大変だろうなと思ったら、コース上にはしっかりと次のように書かれていました。



なるほど、そうですよね。ありがたいことです。



本日は園内を見させていただき、ありがとうございました。



向こうに見える高台からずーっとまわってきたのです。四季折々の草花が楽しめる広大な敷地を、オープンガーデンとして皆さんに開放してくださっているんですからうれしいことです。今度はぜひ違った季節に伺ってみたいと思いました。


※いやしこ=くいしんぼう



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12 コメント

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へぇ~~ (なでら男)
2013-07-24 18:08:21
こんなところがあるんですか。驚きです。それにしても,手入れが大変そうです。私には,とても無理です。^^;

そういえば,今回のブルベでも道端のヤマユリがやたらに目に付きました。

ところで,koji さん,カメラ換えました?
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“なでら男さん” (koji)
2013-07-24 20:39:33
二本松市ではオープンガーデンのガイドマップを作成していて、広く一般の方々に紹介しているんです。今回はそのなかのさつき山公園(園主は大内さん)を訪れてみたのです。これからますます大きく立派になっていくことと思います。
ヤマユリは平地では今が見頃のようですね。でもここの群生は格別でした。
カメラは相変わらずのコンデジです。面倒くさがり屋のわたしにはちょうどいいようです。
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ヤマユリは (へばな)
2013-07-24 21:41:59
600のときのゴール地点の「管理センター」にもヤマユリがありましたが、夜になると一段と良い香りを漂わせていました。 夜のほうが、香りが強くなるのでしょうかね?

この園主さんのお宅も大きいですね! 園も管理も大変でしょうけど、おうちの掃除も大変そう・・・。
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kojiさんの写真を見ると (ケンヂ)
2013-07-24 22:30:04
庭仕事など放り投げて山へ寺へ出かけたくなります。
明日から夏休み。でも。
子どもがいないと会議やたまった仕事が目白押しなんです。
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“へばなさん” (koji)
2013-07-25 03:10:31
ヤマユリは野生種でありながら花の大きさも華やかさも際立っていてじつに堂々として見事です。
芳香も強いですよね。“夜の方が香りが強い・・・”というのは、何となく分かるような気がします。ナイトランで暗闇の中を走っているとスイカヅラやニセアカシヤの香りをとても強く感じることがあります。夜は視覚からの情報が限られるために、嗅覚をはじめその他の感覚がいっそう研ぎ澄まされるからなのかもしれませんね。
自然林が残る広大な敷地ですからこれからますます見事になっていくことでしょう。次は桜のころに出掛けてみたいものです。
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“ケンヂさん” (koji)
2013-07-25 03:18:11
なんだか最近ますます自然の中を歩いたり、草花を眺めるのが楽しくなってきたような気がしています。これは“ワイフ君”からの影響があるのかもしれません。
大小を問わず、神社やお寺さんにも寄ってみたくなったりします。これは年齢からくるものなのでしょうか。それとも石仏が好きな“ケンヂさん”からの影響なのでしょうか。
子供達は夏休みですね。大人達にはもうあんなに豪勢な夏休みはありませんから、諦めて仕事をするしか無さそうです。“ケンヂさん”ご苦労様です。
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すばかすヤマユリ。 (masa)
2013-07-25 21:28:36
ヤマユリは神奈川県の県花のようです。
ヤマユリは一年毎一輪ずつ花が増えるそうです。
一株から沢山咲いているなら相当な年月が経っていると思います。
カサブランカは昨年初めて見たけど大きな白い百合でした。風に揺られて咲く姿は正しく美人そのもの。百合の女王というのも頷けます。
ブルベで走行した吾妻スカイラインでは道路沿いに野生のヤマユリをたくさん見かけました。
まだまだ自然がいっぱいの福島県にまた行ってみたいです。次はニッコウキスゲを見たいですね。
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“masaさん” (koji)
2013-07-26 02:08:29
今回はヤマユリのスカイラインをはじめ、幾多の峠を越えての600キロ完走おめでとうございました。純白の優美なカサブランカもヤマユリがベースだったんですね。
海から山まで、そして湖沼のオマケ付きの福島県、いっぱいの自然に恵まれて見所も満載です。ぜひ観光にいらしてください。そしてニッコウキスゲで黄色く染まった草原もぜひご覧になってください。
600キロ走破の疲れもだいぶ回復されたことと思います。本当にご苦労様でした。
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素晴らしいところですね (猫神家の母)
2013-07-26 10:20:05
初めまして、いつもブログ拝見させていただいておりました。
今日は、記事を見て
「こんなに素晴らしいところがあるのか」
と、驚いてしまいました。
どこにあるのか調べて、私も行ってみたいと思います。
ありがとうございました。
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“猫神家の母さま” (koji)
2013-07-26 19:44:50
いつもご覧戴いているとは誠にもって光栄の至りでございます。
この「さつきやま公園」はこれからますます見応えのあるものになっていくことでしょう。
二本松市観光協会では市内の何ヶ所かを皆さまが楽しめるオープンガーデンとして紹介しています。
本文中の“さつきやま公園”に二本松市観光協会のリンクを貼り付けておきましたのでご覧下さい。さつきやま公園をはじめ、オープンガーデンの詳細を知ることができるようになっております。
“猫神家の母さま”がお持ちになっているこのような情報がございましたら、お教え願えればうれしく思います。
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