今日は休みです。
家族は勤めやら学校やらで、平日の休みはいいのか悪いのかひとりぼっちです。いえ、別に寂しがったり泣いたりはいたしません。天気もよいみたいなので随分低いところまで降りてきた秋色を眺めに、ぶらりと自転車ででかけることにしました。
秋色になったアサヒビールの道路を通って。(そう、私の町には”スーパードライ”のアサヒビール福島工場があります。)
雑木林もすっかり秋色です。
道ばたの草も秋色のステンドグラスのようです。
標識に「大穴」とありました。ギャンブル好きはなぜが心惹かれるものがあるはずです。と、わたしも行ってみることにしました。
ここが「大穴」地区らしいです。ホント、里の秋です。田舎に住んでいて本当によかったと思います(負け惜しみも少しあります)。
雑木林の中は秋色の洪水でため息が出るほどです。「大穴」はきっとこれだったんです。
細い道路ですがしっかりとアスファルト舗装路です。先へ行ってみることにしました。先ほど高級車に乗ったおじさまに「磐梯熱海へはこの道でいいの?」とか聞かれたんですが、わたしもここは初めてだし、この辺は不案内なのです。おじさまはたまたま通りかかったダンプの運転手に訪ねていました(ダンプの運転手さんも少し不確かそうでした)が、この道を行きました。戻って来ないところをみると磐梯熱海に抜けられるのかもしれません。
少し行ったところにこんな看板が
どんなふうに注意すれば・・・(怖そうな字体です)
とうとう、道はダートで上り坂。山越えです。途中でチョイと立ちションしましたが、こんな無防備なとき「クマ」が出て来て後ろからバッサリやられたらニュースになって笑いものです。
カーブを曲がるたびにもう頂上かと思うのだけれど、どうしてどうして、まだまだ登りは続きます。ダートの上にだんだん登りがきつくなってきます。ギヤを一番軽くして時速7キロ。そんな感じで2キロぐらい走ったでしょうか。待ちに待った下りです。でもダートなのでブレーキングしっぱなしでした。
下ったところはやはり磐梯熱海でした。景色のよいところで一休み。このとき写真の滝を撮ろうとして川面に出ている石の頭をポンポンと渡るはずだったのに・・・ジャボン!(両足です。やられました。靴下を脱いで絞って、濡れたのをポケットに入れる訳にもいかないので結局またはきました。)磐梯熱海の五百川沿いに水力発電所「東京電力丸守発電所」がありました。
じつは、磐梯熱海には「安積疏水(明治時代に猪苗代湖から郡山に水を引いた)」建設に関わったひいおじいさんの頌徳碑(こうとくひ)があるとは聞いていたのだけれど、一度も見たことが無いのでこの際見てみようと思いました。
丸守発電所の下流に安積疏水の施設があり、敷地内に「渡邊靏次(わたなべ つるじ)翁之頌徳碑」がありました。大勢の小学生(おそらく4年生、そのころに安積疏水を勉強するようです)がバスで見学に来ていました。
磐梯熱海にはおいしい大福屋さんがあるのです。“ワイフ君”におみやげに買って帰ろうとしたのですが売り切れでした。
手ぶらでは申し訳ないので神社まで引き返して「ギンナン」を拾って帰りました。“ワイフ君”はギンナンも大好きなんです。
本日の走行距離46.51 走行時間2:37 平均速度17.7 最高速度48.3
みえる景色は,ひたすら 里の秋 です。
鶴じいちゃんの頌徳碑は以前猪苗代の湖畔にあつたのですが移転したのは初めてみましたーありがとう
先日、わたくしが録画した番組のコピーを届けてきたんですよ。