休日は風を切って

休日は自転車に乗って風を切って、そんな生活をずっと続けていけたらと思っています・・・

あまり天気がいいので、小野町をサクッと訪ねてみました・・・

2010年12月07日 | 自転車

(2010.12.5 pm1:29 リカちゃんキャッスル:小野町)

昨日の土曜日は滅法風が強くて、自転車はお休みしました。ところが、わが家の前の道路をママチャリのオバサンは平気で走っていたのでした・・・。



12月5日のきょうは日曜、わが家の家庭の日です。ところがいま午前10時45分、こうして自転車に乗って郡山市高倉の運動公園前にいます。きょうは天気が良くてとても暖かい日になりました。家庭の日のお相手“ワイフ君”はというと、何やら午後から衣服を物色しに行くお約束があるとか。
「それじゃ、オレ自転車に乗ってきていいかな?」
「いいよ、どこへ行くの?」
「小野町」



というわけで、鼻水が出ないように暖かくなるのを待っていたものだから、すっかり出そびれてしまいましたが、こうしていつもの阿武隈川の橋を渡ってみちのく自転車道ならぬ小野町を目指しているというわけなのです。



まずは三春町を目指して、普段あんまり通らないところを適当に走ります。とにかくいい天気で気持ちがいいです。



うっすらと雪を被った安達太良山が見えています。なんて余裕をカマしていますが、これから阿武隈山系に入ることを思うと、走る前からいささか疲れてしまいそうです。



『塩ノ崎の大桜』なるほど、ここにあったのか!来年は花の時期に来てみよう。



いくつもの坂を上ったり下ったり。少し小さいけれど、遠くになにやら曰くありげな桜の木。



適当に道を選んで走っています。午前11時39分、このハイカラな建物は要田中学校だそうです。磐越東線『要田駅』ってありますから、小野町に近づいていることは確かです。



ホラ、思った通り。これが磐越東線。そして要田駅の前を通って三春町に向かっています。背ポケットに入れてきたハンディナビ“ゴリラ”で進むべき方向を時々確認しています。でも大分遠回りをしてしまったような気がしています。





途中で見かけた『フローラ・ハシモト』の大きな温室では、年末出荷用のシクラメンが綺麗に咲いていました。



12時6分、国道288線を横切って、県道300号線を走っています。小野町まで22キロの標識が立っていました。遠くにアンテナの建っている山は黒石山だと思います。



坂を下りきったところに『嘉相滝(かそうたき)』と書かれた看板がありました。「1.8キロ」これは行ってみるしかなさそうです。



道路脇に駐車場があり、ここから約0.9キロとのことです。ところがここから先の道をみれば、未舗装でどんどん山に入っていきそうなので、きょうのところはここまで。あとはネットで検索して、見る価値がありそうなら“ワイフ君”を連れて滝まで行ってみましょう。なにしろクマでも出てきそうな山道のようですから、二人ならクマに食われる確率も50%、助かる確率も50%になりますからね。ハハハ



取り合えず“嘉相滝”があるという川の流れだけでも見てみましょう。これが大滝根川、いい流れです。滝はこの上流、きっと見応えがあるのかもしれません。



船引町の“お人形様”。芹沢のお人形様、朴橋(ほおのきばし)のお人形様どちらも見たことが有ります。お人形様は村の入り口にある守り神。写真は朴橋のお人形様です。お人形様はその他にも数カ所見たことがあります。



いよいよ小野町が近づいてきました。風越峠(旧道)への案内板があります。



今はこうして風越(かざこし)トンネルを通りますが、旧道も通れるのでしょうか。旧道はクマが出そうなので、わたしはトンネルを通過しました。



午後1時を少し回ったところで小野町に入りました。



せっかく小野町に来たのですから、とりあえずラーメンの“仙台屋食堂”さんに向かいました。ところがです、『定休日』の看板が出ていました・・・。仙台屋さんのラーメンはとにかく盛りがいいです。まあ、好みはいろいろあるでしょうが、小野町まで来たからには仙台屋さんに寄ろうと思っていたのですが残念なことをしました。



街中を流れるこの川が“夏井の千本桜”へと続いているのだと思います。



小野町の街中をあちこち走り回ってみました。ひときわ存在感のある大きな建物、これが“リカちゃんキャッスル”です。もう随分前のことになりますが、わが家の子供達が小さな頃、二度ほど連れてきた覚えがあります。



“リカちゃん”とは、言わずと知れたTAKARATOMYの“リカちゃん人形”のことです。“リカちゃん人形”はここで作られているんです。ここではリカちゃんの歴史や製造工程を見学することが出来るようになっています。



★【リカちゃんキャッスル】は、1992年にリカちゃん人形誕生25周年を記念して作られたリカちゃんのお城です。お城の中では、日本でただひとつしかないお人形を作っている工場があり、実際にお人形を作っているところを見学できたり、貴方だけのオリジナルリカちゃんが作れたり・・・とHPで紹介されています。

わたしがこうして外観を見ている間にも、大型観光バスが2台やってきました。



街中を流しているとこんなお宅の前を通過しました。『丘灯至夫生誕の地』と書かれています。帰宅して丘灯至夫(おか・としお)を調べて見ると、なんとかの有名な「高原列車は行く」「高校三年生」などの作詞をした大先生だったのです。小野町ご出身だったのですね。



次にやってきたのが、本日の本当の目的地“こまちダム(こまち湖)”です。街中を外れて少し上ったところにそれはありました。



もう午後2時を過ぎてしまいました。きょうは天気が良くて助かりました。こまち湖は以前“まゆまゆさん”から情報を得ていましたから一度行ってみたいと思っていたのです。



仙台屋さんで食べ損ねたお昼はセブンイレブンのおにぎりに姿を変えました。ベンチに腰をおろして遅いお昼を食べました。さて、今は一番日が短い時期です。暗くなる前に帰宅するには帰りを急がないといけません。ナビを見ながら指示通り国道49号線に出て帰る方法も考えたのですが、午後2時30分、来た道を引き返してもう一度小野町へ向かい、そこから国道349号線を戻り、門沢から県道300号線で三春町へと向かうことにしました。



こまち湖から小野町へ向かっていると、前方の山頂にいくつもの風車が見えました。“風の高原”にも似た風景、あれは“あぶくま洞”のある方向でしょうか。いつの間にかあんなものが出来ていたんですね。



ひたすら漕いで午後3時54分、ようやく三春町に到着しました。そしてここ相模屋さんで“くまたぱん”にも似た砂糖ぱんを“ワイフ君”のお土産に買いました。



ここまで来たところで日没との競争になりました。



夕暮れの新幹線はなぜか淋しい。日曜の夕暮れ、単身赴任のお父さんや帰省していた娘さん達が、故郷に思いを残して東京へ戻るからなのでしょうか・・・。



午後4時30分、朝と同じ阿武隈橋の上にいます。最近はここからの景色が定番になっていますよね。ハハハ



さあ、わが家だ!なんとか真っ暗闇になる前に帰ることが出来ました。
本日の走行距離98.40 走行時間4:22 平均速度22.5 最高速度53.4



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22 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お疲れ様 (TOSSY)
2010-12-07 02:29:09
おつかれさま リカちゃんのお城なんてあるのですか
シンデレラ城見たいですね
最近は日短くて時間との競争ですね

この日 私はバスで鉱山めぐりでした コアな廃墟マニアたちと一緒のツアーでした
まだ写真はアップできていませんが 1週間以内にそれぞれアップしてくださいと制約付き 忙しいわ
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そのお城に (玉井人ひろた)
2010-12-07 08:26:43
そのお城に入ったことがあります。外見のメルヘンさとは対照的に中の工場の様子は生首が並んでいるような光景があったりしますので、なかなか興味深い見学コースになっていますよ
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記憶が (へばな)
2010-12-07 09:43:01
@「小野町」&「こまち湖」はブルベで何度か通過してます。 でも「通過」するだけでしたので、このレポートのようにゆっくり見て回りたいものです(^^)
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“TOSSYさん” (koji)
2010-12-07 19:46:19
リカちゃんキャッスルはなかなかよくできた建物です。なんといっても子供達に夢を売るご商売ですから、工場もオシャレにして見学できるようになっています。中ではリカちゃんの歴史もご覧になれます。
もうすぐ冬至、今が一番日の短い時期でしょうから午後2時を回ると急に気温が下がってくるのが分かります。そして5時前には暗くなってしまいますから長居は禁物なのです。
廃坑めぐりとはまたまたマニアックなツアーですね。ぜひおじゃまさせていただきます。
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“玉井人ひろたさん” (koji)
2010-12-07 19:55:51
今回は一人でしたから中に入りませんでしたが、工場の中を2階から眺められたように記憶しています。なるほど言われてみれば、流れ作業で人形を作る工程はある意味奇異な光景かもしれませんね。それにしてもあの建物の造りはよく仕上げられていますよね。とても感心してしまいました。
それから丘灯至夫をネットで検索をかけたら
http://iwasironokuni.cocolog-nifty.com/komiti/2009/11/post-367a.html
“玉井人ひろたさん”のブログ記事が出てきました。勉強になりました。
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“へばなさん” (koji)
2010-12-07 20:05:52
小野町はブルベで通過した後、怪光を検証するために夏の日差しの中ふたたび訪れたところですよね。それを思うと、“へばなさん”は本当に凄い人だと改めて拍手を送りたくなってしまいます。
よーし、今度は大平山を走りに行っちゃおうかな。(ウッソデースッ!ハハハ)
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くまたぱん (aya)
2010-12-07 22:28:39
懐かしいです。
私は岩手出身ですが、岩手の県北の二戸市にも「くまたぱん」そっくりの「日光パン」というのがあるんです。形は細長いですが、シンプルな箱にみっちり詰まっていて、いただくと、ずっしりです。
でも気のせいか、最近は甘みあっさりのような・・・。
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要田中が (ケンヂ)
2010-12-07 23:31:00
新しくなっている!たまげたぞい!!
年に2回通ってっげんちょも,気付かねがったなぁ~。
要田小・中って三春と船引の組合立学校でねがったっけが?

懐かしい道と景色ばっかしで,また走りだくなったぞい!!
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5日は (ロンリーH)
2010-12-08 00:10:09
天気が回復して自転車日和でしたね。
リカちゃんキャスルは一度行ったことがあります。
ブームが去った平日に行ったのでガラガラだった記憶があります。
仙台屋。私は好きですね。
盛りが良くてとても大盛りは注文は出来ませんね。

そういえば2011年度のブルベの申し込みが始まっていたので宇都宮200をポッチとしてしまいました。
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“ayaさん” (koji)
2010-12-08 01:01:10
相模屋さんのそれは、くまたぱん程
大胆不敵に砂糖がまぶしてある訳ではありませんが、感じはよく似ています。“ayaさん”が食べた“日光パン”、二戸にあってどうして日光なのかそのいわれに興味が湧きますね。くまたぱんに似たお菓子はまわりのお菓子屋さんにも結構あるのです。シンプルなお菓子の割には味に違いがあったりもするんです。この相模屋さんのは好きです。
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