
(2016.1.28 いわき市立草野心平記念文学館:いわき市小川町高萩字下タ道)
1月28日、かねてより行きたいと思っていた『いわき市立草野心平記念文学館』へ、新たな相棒となった車で“ワイフ君”とともにドライブを兼ねて見学に行きました。
草野心平の生家と天山文庫は見ていましたが、ここはまだ見ていなかったのです。それは、いわき市小川町の西にある小玉ダムへと向かう高台の道沿いにありました。
なになに、ちょっと心惹かれる“屋上遊歩道”とやら・・・。
では、さっそく行ってみましょう。
建物には、なるほど屋上へと続く遊歩道が設けられていました。
これが屋上とは思えない、散歩道と草の生えた広場のあるとても不思議な建物なんです。
北方面の彼方には二ツ箭山(【ふたつやさん】標高709.7m)の山並みが見えます。
さて、それでは下へ戻って建物の中へおじゃましてみましょう。
ここが記念文学館の入り口部分。
中に入って驚くのはそのホール(アトリウムロビーというのだそうです)の広さと、正面に位置した大きなガラス窓。
これはもう窓ではなくて、ガラスの壁と言った方が的確かも知れません。
そのガラスの壁からは、屋上から見えた二ツ箭山が、まるで切り取られた絵のように見えているのです。
そして、よく見ると、ガラスの壁には「猛烈な天」という心平の詩が浮かんでいました。
(建物の中庭)
(ガラスの壁からエントランス方面を見たところ)
肝心の展示室は撮影禁止と言うことで、そちらはどうぞ実際に訪ねてみてください。心平の生い立ちからの年譜やゆかりの品々、そして詩人心平の作品が様々な趣向で展示された常設展示場のほか、今は『草野心平のスケッチ』という特別展が催されていました。
帰りは別の屋上遊歩道を歩いてみます。
これだと屋上だって分かりますよね。
帰途に着く前に、少し先の小玉ダムに行ってみました。
それほど大きなダム湖という印象はありませんでしたが、遠く鬼の絵が描かれた土手などが見えました。さ、早く帰ろう。ダム湖の山に陽が沈みかけていました・・・。
それにしても、さすがに「浜通り」ともなると全然雪が無いんですね~。びっくり!
“へばなさん”のおっしゃる通りで、来館者はボチボチでした。ただ、詩の世界はあまりにも深くて、わたしのような国語力と読解力のないものには、感性だけではいかんともしがたく、解説でもないと理解できない部分が多々ありました。
草野心平さんの笑った写真に、どこかで出会っているという感じがしてずっと思い出していたのですが、あの横井正一さんとダブっていたのでした。ハハハ
ずいぶん立派な記念館ですね。
多分行く機会はないだろうと思いますが・・
屋上遊歩道は興味があります。
ロケーションもすばらしいですね。
さりげなく奥方様のお姿を入れるところなど・・
愛を感じました
昨年の11月にマイカーが昇天してから、“ワイフ君”と2カ月ぶりのマイカードライブでした。