6月9日、68歳の誕生日2日後に見舞われた“脳梗塞”でした。救急搬送されたM病院で2週間の点滴治療を受けた後、リハビリテーション病院のD病院に7月6日に転院してから早いもので1か月が経過いたしました。
右半身に出た麻痺のため、右手と右足のマッサージや訓練が連日行われていますが、特に重要な歩行訓練には一日2時限の時間が充てられています。なにしろ歩くための筋力が驚くほど衰えていて、入浴したときの左右の足の太さの違いには驚きました。使わない(使えない)筋肉は予想外の早さで衰えるんですね。
病院内の生活は車椅子で、病室からリハビリ室への移動ももちろん車椅子です。リハビリはマッサージに始まり、筋力トレーニング、歩行訓練と続きます。そしてリハビリの時間以外には、自主練習として与えられたトレーニングを病室や廊下で行います。日々の成果は確実にあって、少しづつではありますが進化しています。あえて進化といったのは、梗塞によって死滅した脳細胞は生き返るはずもなく、治るというのではなく新しい伝達経路が訓練によって作り上げられるというふうにわたしはイメージしているからです。
リハビリ士さんによる歩行訓練は毎日行われていてますが、麻痺した右足のひざから下の部分にはまだまだ力が入りません。特に足首と指の動きがよくありません。ですから、歩行訓練時はひざから下を補う訓練用装具を装着します。一時期歩行器を使用したこともありますが、最近は専ら杖を持っての歩行訓練です。
先日は杖を持って病院の駐車場周辺を歩かせてもらいました。久々に自分の足で歩く外の世界は、思った以上に新鮮で心地よく『早くこうして歩きたい』とあらためて強く思いました。
近頃では、ときどき杖を持たずに自分の足だけで歩くこともあります。訓練用装具をつけた歩きは、自分にはまだまだたどたどしく思えますが、はた目にはあんがい良く歩けているように映るのかもしれません。
そして、8月1日からは自分用に購入した簡易な装具をつけて、病院内を杖で自由に歩行する許可が出ました。ですから、リハビリの時間外には自分一人で歩行の自主練習をすることも課題になりました。病院内の廊下の一周が約100m、そこを一日に10周から20周ぐらい歩くこともあります。
目標は自由に支障なく歩けることと、自動車の運転ができることですから、まだまだ多くの課題が残されています。克服課題はますます高度になり難易度を上げていきます。歩くというメカニズムがこんなに複雑で高度なものだったのかと、今朝も自分の足で歩きながらあらためて驚いているのです。
★【脳梗塞とリハビリの日々①】はこちらから/【脳梗塞とリハビリの日々⑧】へ
何度か猪苗代一周をいたしましたが、その中の記事をお読みいただいたのですね。
ブログの通り、現在は脳梗塞のリハビリの最中ですが、こうなったのも元をただせば自分自身の健康状態を管理しきれていなかったということですから、それは大いに反省しているところです。
しかし、人生はまだここから続きがありますから、きっとまた自転車生活に復活してやろうと思っています。
“かじらさん”もどうか健康管理に留意されて、ご家族とともに楽しい自転車生活を送られてください。
応援のコメントほんとうにうれしく思います。ありがとうございました。
猪苗代湖一周を検索中このブログを見つけました。最近はどんな事かいてるのかと思い最近の書き込みを観たら。脳梗塞!!エッいつからとさらに読みました。正直こんなに本人冷静なものなのかと思いましたが、お年を推察するに、中学の還暦同窓会から私より3歳お兄さんのようです。肝が座ってますね。
私も若い頃からどうも太りやすい体質で筋肉も多いのですが、走ったり山登りしたりサイクリングや自転車通勤をしておりました。しかし徐々に遠ざかり今ではその辺の散歩程度です。
このブログを読んで、車庫の片隅に眠っている、シティーサイクルを今一度整備して走ろうと思います。
10月には退職しますので、むりせず少しづつ距離を伸ばしていければと思います。
ご病気お辛いでしょうが必ず回復すると思います。私も盲腸・声帯ポリープ・胃がん手術・腰椎骨折・膝半月版手術と怪我や病気が耐えない人生ですが肉体の痛みはいつか忘れます。
優しいご家族に支えられれば幸せですよね。
応援しております。
いにしえより『憎まれっ子世にはばかる…』などと申します。わたくしは悪さをしたことがないので“雷爺大先輩さま”のように首尾よく閻魔大王様から追い返されるかどうか自信がありません。
しかしながら、このリハビリを全うしてシャバに復帰した折には悪さの数々で閻魔大王を絶対に唸らせてやりますとも。
「頑張ります!大先輩ありがとうございます」
其の度に 閻魔が 「貴様は地獄の風紀を乱す恐れが有るから、出直せ~!」と 追い返されていまして、齢85歳になる老人ですが 若い時から 悪さの数々で この世に蔓延っているのですが 肉親はもとより 朋書きの多くが 世を去りました。
68歳まだ若い!
頑張れよ!!!
少しづつ少しづつ・・・焦らずにしっかりリハビリをしていきたいと思っています。
おっしゃる通り、人生にはなにがあるかわからないものですね。“夢子さん”も大変でしたけれど早く復帰できて良かったですね。
それに加えて自動車の運転もしたいと思っているのです。
頑張れるところまでガンバってみます。
きっとまた、颯爽と自転車に乗れる日がきますね。
エールを送っています。
人生、ある日突然、何が起こるかわかりませんね。
それでも夢に向かって努力すれば、きっと幸せがやってきます。
私も、本日よりバイトの仕事に復帰しました\(^o^)/
当たり前の生活が一番の幸せですね。
自分の目標に向かってコツコツと辛抱強く進んでいく覚悟ですのでご安心ください。
いつも応援下さり本当にありがとうございます。
積極的にリハビリに取り組まれていらっしゃる姿が素晴らしいです!!
以前のように歩けるようになる日も、そう遠いことではなさそうですね!!
おっしゃるようにリハビリに休日はありません。毎日続けることが大事なのでしょうね。
自転車にはきっと乗れると思います。歩くのより上手に乗れるかもしれません。「みちのく自転車道:乙字ケ滝」を走りたいものですね。
“ボギーさん”暑いので無理をしないぐらいに楽しんでくださいね。お盆やすみも満喫してください・・・といってもコロナがうるさいですね。
ありがとうございました。
朝一の歩きはとてもいい感じですが、周回を重ねるごとに乱れていきます。筋力がまだまだ不足しているんです。
筋力はそう簡単に戻らないんですね。地道にじっくりと筋トレをして戻していかなくちゃです。がんばります。
毎日暑いので、無理はしないで、なおかつしっかり取り組んで下さい。
再び自転車に乗れるようになるのはきびしいのでしょうか?
私が koji さんの分まで、みちのくサイクリングロードを走りますので、
焦らずじっくり体力の回復に努めて下さい。
最近はロードバイクよりもクロスバイクに乗る回数が多い気がします (^_^;