休日は風を切って

休日は自転車に乗って風を切って、そんな生活をずっと続けていけたらと思っています・・・

雨上がりのみちのく自転車道

2007年06月23日 | みちのく自転車道


雨上がりの快晴。
青空に雲があって、空がきれいです。



スポーク切れのいつもの自転車はまだ修理がかなわず、ほぼ一年ぶりの折りたたみ式マウンテンもどき市街地専用自転車UGOの出番です。本当に早いもので、ちょうど去年のいまごろダイエットのために自転車に乗ろうと思い立ち、このUGOで「みちのく自転車道(乙字ケ滝)」を走り始めました。

道路の路肩に咲くノイバラの白い花。日本には14種類のノイバラがあるとかいうのをインターネットで見たことがあります。普通よく見かけるノイバラは花が房のようにかたまりになって咲き、葉がおおきくザラザラしています。



でもこのノイバラは葉が小さくツヤツヤしているので「テリハノイバラ」というようです。花が大きく葉の形もよく美しいので大好きです。こないだはこれを見るのにわざわざ須賀川市長沼(旧長沼町)まで行って来ました。残念ながら花が咲いていませんでした。それがこんな身近なところに有ったなんて。まあ、その辺を探せばあるのでしょうが、見つけようとすると見つからない、これがなかなか大変なんです。



UGOは今日も調子がいいです。みちのく自転車道に合っているんだと思います。以前にも書いたことがありますが、みちのく自転車道は少し路面が荒れている箇所が随所にあります。ですからタイヤの細いロードバイクで走っておられる方には少々お気の毒なような気がします。みちのく自転車道にはマウンテンバイクがお似合いです。風が少し(時折心もち強かったり)あり、さわやかに走れて気分がいいです。これぞ自転車の醍醐味です。



阿武隈川にはきょうも釣り人が沢山おります。でもなんだかこの方は車の置き方といいパラソルといいとてもいい感じです。

今日もみちのく自転車道は花盛り。道路わきの満開の立葵(タチアオイ)や畑には葱坊主のお化けのようなアリウム・ギガンチューム。よく見ると一つ一つの小さな花はとてもきれいです。そして須賀川の堤防のナデシコ。昔ながらのカワラナデシコは色がピンクでしたから、この鮮やかな色は園芸種だと思います。花の好きな方が川原に彩を添えようと植えられたんだと思います。




かなり道草をしながら走ります。天気はますます夏らしくなってきました。でもこんな川原をみると、夏だ夏だなんて言ってる間にススキなんかが白い穂を出したりして、涼しい風が吹いたりするんです。近頃ほんとうに時間のたつのが早いと感じます。今年も半分が終わりなんですから。



そして何といっても今日一番の収穫は「くわご」です。子供の頃みんなで唇を紫色にして食べたことがあります。そのさわやかな甘さとかすかな酸味がいいです。




それにしてもここの「くわご」は大豊作のようで道路に落ちた実が一部は車に轢かれてジャムになっています。それに先に落ちた実はすでにすえたような匂いをさせています。通りかかる人が採って食べるのか、手の届く高さには数が少なくて大変です。そのうちにヤブ蚊にうるさくまとわりつかれて退散しました。ヤブ蚊は「くわご」よりわたしの血が欲しいようでした(アタリマエダ)。



時折吹く強い風に葦の葉が大きくうねります。これは帰りは向かい風で大変かもしれません。



今日の乙字ケ滝。雨上がりでかなりな水量、見事な滝になっていました。

そうそう、それからみちのく自転車道を走っていたはずなのに、あれっ、ベトナム?



でもすれ違ったときはちゃんと日本語であいさつしてくれたような・・・。自転車のヘルメットの変わりに被っていたら受けそうだよなー。ユニークな方々もおりますみちのく自転車道。

帰り道、夏の昼下がりの川原に日よけの帽子を被ってたたずむ女の子二人。若いのにこういう自然を感じれる場所にきて仲良く二人でお話しなんて、実に健康的でいいんでないかいと感心しました・・・ら、二人とも携帯をしっかり手に持ってメールのチェックかなんかしてやがんの!テメーら、わざわざこんなとこまで来て携帯かよ!

なんだか感心して損したような気分になった本日の走行距離83.24 走行時間3:54 平均速度21.2 最高速度42.7

★ちなみに、本日活躍してくれたUGOとは元F1レーサーの片山右京のニックネームなんですと。外人はウキョウ(右京)と発音出来ないそうで「ウゴー」となってしまうんだそうな。そこでどうせ正しく呼んでもらえないならと自ら「UGO」としたとかなんとか。この自転車はその片山右京プロデュースの製品だとかなんとかのもんでした。なんだかそれにしては値段が安かったんだけどね。ニセモノかー?!



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3 コメント

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 (玉井人)
2007-06-23 23:58:11
折りたたみは、タイヤが小さくなるので乗りにくくはないですか?
私もほしいと思ってるんですが、なかなか・・

クワゴ、食べましたねえ、子供のころ。今山をウォーキングしていると黄色い木苺がたくさんあるんですが誰も採らないので、私は食べ放題です。

そのノバラはもう季節が終わりですよね。我が家では庭にありますよ。
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 (玉井人)
2007-06-24 00:00:38
最後のフォトの方がかぶっている笠、頭の部分が浮いていて直接笠が付かないので、とっても涼しいんですよ
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Unknown (koji)
2007-06-24 05:21:02
“玉井人さん”のところにテリハノイバラがあったのですか。むかしは田んぼの中の稲場なんていうところや、日当たりのいい土手に普通にあったような気がします。最近本宮で大繁殖しているところを見つけ観て来ました。ちょうど今花が咲き始めで蕾がいっぱいでしたから当分花盛りが続くようです。それから「くわご」は最近どっかの道の駅のようなところでジャムとして売られていました。むかしは食べられる木の実はことごとく食べましたよね。スグリ、フサスグリ、シモグミ、グミ(ウグイスカグラ)そしてキイチゴ。キイチゴは赤よりも黄色が甘くておいしいですよね。以前大名倉山の林道で大量に取ってジャムを作ったことがありました。
それからわたしの折りたたみ自転車なんですが26インチ車なんです。ですから全くの普通のマウンテンバイクサイズなんです。インチは小さくても変速機があって遠乗り可能なタイプもあるんです。いい時代です。
自転車に乗るときはいつもヘルメットを被りますが、たくさん開いている穴の形状なんかも各社それぞれに工夫をして効率よく風が吹き抜けるように計算されているようです。でも笠は“玉井人さん”のおっしゃるように、軽くて、断熱効果が高くて、頭との間にスキマがあって風も通るし、なにより素材が天然なんですからそのまま廃棄しても自然に帰るし、いいことづくめですよね。するとあの笠をかぶってみちのく自転車道を走っていた方は環境保護団体の方とか、そっち方面の意識の高い方ではなかったのでしょうか。

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