
中学生棋士“藤井聡太(ふじいそうた) 五段(15才)”が、第11回朝日杯将棋オープン戦の準決勝、決勝で羽生善治(はぶよしはる)竜王、広瀬章人(ひろせあきひと)八段を破り優勝したというニュース。加えて五段に昇格してわずか2週間で六段に昇格したとのこと。将棋に疎いわたしですが、少し前に公式戦29連勝という歴代単独トップの大記録を成し遂げたことは知っています。羽生善治竜王も「永世七冠」達成の偉業をなしとげられた方で、先頃“国民栄誉賞”を受賞されたことは大きく報じられましたよね。
「羽生(ハブ)をやっつけたんだから“マングース藤井”がピッタリだよな」
われながらうまいダジャレを思いついたと、一番下の娘に言ってやりました。ハブの天敵はマングース。でも、こんなこと誰でも思いつくはず。ネットで調べたらやはり出てきました。ハハハ
同じ1面記事には「羽生 連覇」の見出し。こちらはピョンチャン五輪において、羽生結弦(はにゅうゆずる)選手がフィギュアスケート男子で金メダルを取ったというニュース。わたしもテレビにかじりついてハラハラしながら見ていたんです。大けがを克服しての金メダル、それも前回のソチ五輪に続く五輪連覇は、男子では66年ぶりの快挙とはスゴいこと。まだ23才なんだからぜひ3連覇してほしいものです。
どちらも偉大なる勝利なんだから、藤井くんもっとハチャメチャ喜んでもいいと思うんだけれど『終わったばかりで優勝の実感は無いが、望外の結果でうれしくおもっています。さらに精進して一歩一歩上を目指していきたい・・・』という謙虚な態度は、おおよそ若者らしくなくて出来すぎだよね。この人はいったいどこまでスゴい人なのか、マングースなんて言ったらとても失礼だと反省した次第です。
特に藤井六段は15才ですからね。これからどこまで記録を伸ばしてどんな風に花開いていくのか、将棋の素人にもとても気になるところです。