(2017.8.9 am7:49)
各地で甚大な被害をもたらした台風5号が引き連れてきた雨雲なのか、空一面を覆い尽くしていて安達太良はきょうも見えません。この地に豪雨が無かったことは幸いでしたが、なんともスッキリしないジメジメした日々が続いています。
この雨を享受しているのは庭の植物たち。
毎年ろくすっぽ実を付けないザクロなんだけれど、今年は例年に無く豊作のようです。
鉢植えのこの植物は“ビナンカズラ”。昨年秋に数個の赤い実を付けた小さな苗木を購入したものです。
今年は十数個の花を付けました。
【ビナンカズラ(美男葛)】は正式には【サネカズラ(実葛)】といい、学名は【Kadsura japonica 】、マツブサ科サネカズラ属の常緑つる性木本。
(2015.10.19 『道の駅東山道伊王野』で売られていた“ビナンカズラ”の盆栽)
特徴は何といってもこの実です。沢山の実が固まって付くのです。「ビナンカズラ(美男葛)」という名前は、むかし武士などが粘りけのあるこの木の樹液を、整髪料として使っていたからなのだそうです。
秋に実ったものが春まで赤いままなり続けるので、盆栽としてとても人気があるようです。わが家は盆栽の管理は不得手ですから、大きな鉢植えにして沢山の実を付けてくれるといいなと思っているのです。
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なんだか、食べるとおいしそうな、きれいな実ですね~(^^)v
そのまま食べたらどんな味がするのか?
(参考)ここに、とても詳しいページがありました。
http://www.geocities.jp/kinomemocho/sanpo_sanekazura.html
「わずかに酸味があって、残念ながら甘みが全くない・・・」と書かれていました。面白い実ですから、観賞用とするのがよさそうです。