休日は風を切って

休日は自転車に乗って風を切って、そんな生活をずっと続けていけたらと思っています・・・

はじめて出会った草花・・・(ベニバナセンブリ)

2024年07月01日 | plants

(ネジバナと一緒に咲く、初めて見る植物・・・)

わが家から見える公共下水のポンプ場・・・

先日、リハビリ散歩の帰りにここを通ったとき、敷地の柵の中で沢山咲いている見慣れない草花が目にとまりました。

 

ネジバナが咲いているのはすぐに分かりましたが、ピンクの小さな五弁花をつけた草花は初めて見るものでした。(画像クリックで大きくなります)

 

カメムシがとまっていたりしますが、とても綺麗な花なんです。帰宅してからネットで検索をかけたところ、「ベニバナセンブリ」と「ハナハマセンブリ」というのが候補に上がりました。

 

ベニバナセンブリ・ハナハマセンブリの比較

 

ベニバナセンブリは二年草、ハナハマセンブリは一年草。一番の違いはベニバナセンブリに見られるロゼットを形成する根生葉(こんしょうよう)で、一年草のハナハマセンブリは開花の時期にはないのだそうです。

これがわたしの見たものの根元で、ご覧のように根生葉があります。よって、ベニバナセンブリに違いないとしたいのですが、例外もあることはあって、ハナハマセンブリの中にも花の時期に根生葉が残っているものもあるのだとか・・・。

 

ベニバナセンブリは二年草ですから、来年咲くためのものが有ってもいいはずだと探してみました。来年咲くためのロゼットがちゃんとありました。情報の中には郡山市でハナハマセンブリが確認できたというものがありましたが、ここで咲いているものは敷地に貼り付けた芝生に混じってきたものと思われます。ですから、この芝生が何処で栽培されたものなのかということになるのだと思います。

 

しかし、この施設の周辺を見てみましたら、すでに敷地の外にも生えていましたから、こうしてこの付近にはベニバナセンブリが広がっていくことになるのでしょう。

 

【ベニバナセンブリ】センブリの名はあっても、日本の野山で見られるリンドウ科センブリ属のセンブリとは別物。ヨーロッパ原産の帰化植物でリンドウ科シマセンブリ属の二年草。ギリシャ時代から胃腸薬として用いられてきた。

★ロゼットとは、バラの花を意味することばですが、地べたから葉が水平に広がっている状態のことをいいます。例えば、冬越しするときのタンポポやナズナなどの葉の状態。



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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (あきらとマドンナ)
2024-07-02 14:34:05
 日頃見過ごしがちな花もkoji様によって
紹介され喜んでいる事でしょう
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“あきらとマドンナ様” (koji)
2024-07-02 16:16:22
コメントありがとうございます。
この小さな草花に目が行くかどうかは、全くもってその方に興味があるかどうかにかかっているものと思います。
わたしの前にどんなに高価なお酒を準備したとしても、オレンジジュースに手を伸ばすようなものだと思います。
おっしゃるように、この花にとって、そしてわたしにとっては、ここで咲いていてくれたことに偶然といえど、多少の意味があったのかも知れません。
牧野博士はこのようなことの連続だったのですから、楽しくて仕方なかったのでしょうね。
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Unknown (Unknown)
2024-07-04 09:13:48
ハナハマセンブリ(リンドウ科ケンタウリウム属)で間違いないと思いますが、私も見たことがないですね。

我が家では、「ニワゼキショウ」が自然に繁殖し、隣近所でも見られるようになりました。
種類にかかわらず、微細なタネは増えやすいようです
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“Unknownさん” (koji)
2024-07-04 17:48:16
コメントありがとうございます。
わが家でも大分前になりますが、ニワゼキショウが庭のあちこちで咲き出したことがあります。
数年は場所を変えながら群生していましたが、いまではあちらこちらに数本ぐらいずつ見られるだけになりました。
ハナハマセンブリは一年草、ベニバナセンブリは二年草なのだそうです。
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Unknown (玉ヰひろた)
2024-07-07 09:17:57
>koji さんへ
>“Unknownさん”... への返信
名前を忘れたようです(笑)失礼しました
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“玉ヰひろたさん” (koji)
2024-07-07 12:20:37
“Unknownさん”だったんですね。
失礼しました、そしてありがとうございました。
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