![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/08/9bfc4dd69a7e25304f693188ee90e607.jpg)
朝から雨粒が飛び交って、道路は濡れたままなんです。天気が良ければみちのく自転車道へ漕ぎ出そうと思っていたのですが、道路が乾くのを待っているうちに、今度は風がだんだん強くなってきてしまいました。
せっかくの休日なのですが、借りていた映画のDVDを観たり撮り貯めたTVの番組などを観ているうちに、早々とお昼の時間になってしまいました。風はますますその勢いを増してきているようで、ピューピューうなり声を上げています。
“春一番”にしては吹いてくる方向が違っているようです。猪苗代方面からの風に乗って雪が飛んでくる始末です。今日は自転車にも乗れないようですから、わたしの“春一番”自転車のお話をいたしましょう。
自転車初心者のわたしはどうしても見た目重視になってしまうようです。まあ、基本性能がどうとかという話は、聞いてもおおよそ感覚的な形容の言葉でしかないので、とんと見当もつかないんです。いやむしろ混乱してしまう要素でしかないようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/02/2edeba2f9585104f5187cb7f2ec99e36.jpg)
目を奪われる“オペラ”のフロントフォークの曲がり具合やその鮮やかなカラーリング。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/c2/08a5d12882ae0937f1cb7708777ab103.jpg)
“デローザ”のおおよそ日本人には発想すら出来いないようなロゴに使用されているハートマークだとか、流れるようなフレームデザインと細部にいたるまでのこだわりからは、自転車の本場としてのセンスの良さがうかがえます。写真の“Avant”には強い誘惑を感じたのですが、その価格にはわたしを正気に返らせる“カンフル”が十分すぎるほど含まれていました。
結局、自転車メーカーにはどんなところが有るのかさえ分からないんです。そこで自転車メーカーのリンクのあるHPを覗いてみたんです。すると最初に出てくるのが日本国内のメーカーへのリンクでした。そういえば、日本にだって自転車メーカーはあるんですよね。順番に見ていこうと思い、最初に「ブリヂストンサイクル」をみてみました。
“ANCHOR”というのがブリジストンのスポーツバイクのようです。
『エンデューロレースに最適な軽量フルカーボンバイクは、週末のロングツーリングも快適にしてくれる』
なんだか心くすぐられるキャッチコピーじゃないですか。それ以降ずっとわたしの頭の中に深く浸透してしまい、それからずっといつかこれに乗ってやろうと思い始めていたようです。そうこうしているうちに、話はとんとん拍子。これがわたしの“春一番”となったという訳なんです。
自転車といえば、何と言ってももちろん西洋なのでありますが、昔友達から“西洋かぶれ”なんて言われたことのあるわたしとしては、この辺で国産の良さに触れてみるのもいいかなと思ったんです。
自分は完全にツーリング仕様の自転車にめざめてしまいました。のんびりに拍車がかかってます。
私の体格ではフレームサイズにもう一つ下が無くて迷って居たときに雑誌にも載ってないPANAのPOSシステムを紹介されてクロモリに出会いました。これも運命の出会いと思います。"koji"さんもあとで悔いの無い様にじっくり選択して下さい。
最終的にいくつかのメーカーに絞られ、車種も固まってきた頃、全く考えてもいなかったCannondaleに突如決まってしまいました。
決め手になったのが試乗でのフィーリングです。最初のうちはあまりの軽さに、どの自転車に乗っても「素晴らしい」しか感じなかったのですが、この一台だけはどこかピンと来るものがあったんです。ああ、私はきっとこれを買うんだな、と思わせるような感覚でした。
2ヶ月待ちはその気になった身には長いかも知れませんね。でもイタリア車などは場合によっては半年位待たされたりしますから、まだ良心的です。
待てない場合、フレーム買いでもどうですか?スギノやFSAのクランクも結構カッコイイですよ。
でも違う道に入り込む恐れがありますけど(笑)
待つこと自体は全然問題ありませんので、初心者のわたしとしては“oyajiライダーさん”のおっしゃるフレーム買いから組み上げる底なし沼の世界の、一歩手前のところでまずは使用してみるつもりです。
計画は“前倒し”してしまいましたので、2年後の銀行利息はワイフのために使うつもりなんです。でもそのころになると、次のバイクが気になったりして・・・いやいや、気になるだけだと思うんですよ。
僕は、迷うとそれはそれは大変な事になってしまうので、ある程度自分を縛ってしまう事にしています。そうです、だから”TREK” なのです。まあ、元来ミーハーという事もあるのですが、やはりランスに憧れて、、、それと、うーんまあ、面白みは無いという方もいますが、車の世界で言うと ”TOYOTA”のような製品の安心感、があります。自転車は趣向品ですのでもっと面白みを含んで選ぶと、やはりヨーロッパのブランドになるようですが、僕は、ピナ男さんとこのブランドなどはもっと年をとってから乗ろうかと、、、いえいえ、本当は予算が追いついて来ないだけなのですが、、、
それぞれいろんな基準選んでいる自転車、どうか目一杯楽しんで選ぶといいですよ。あっでも納期がかかりますから、それが問題ですよね。今期モデルの売り切れも平気でありますから、、、なんだかスーパーカー、フェラーリとかを買うのと感覚は似ているみたいです。 笑
競技自転車というと、それはもう歴史と伝統のあるヨーロッパがメッカになってしまうことは必然的で工房の数も、自転車の種類も途方もなく多いんですね。そしてそのデザインも日本人の感覚からはとても及ばないものがあり、かなり魅惑的な危険な香りがします。
ただそのベースはやはり胴が短くて足の長い西欧人の体型ですから、かなり体格の良くなった現代の人たちは別として、古い時代の日本人体型のわたしとしては、やはり開発のベースが日本人のところがいいのかなとも思ったんです。もちろん、どの自転車も体型に合わせて微調整はきくのですけれどね。
ところが、日本の競技自転車もなかなか歴史はあるのですね。“エベレスト”というブランドがあったようですが、魅力的な製品を世に出していたのですね。(ネットで調べると今はツチヤ・トレーディングとなって“フェラーリ”や“マセラティ”などの超高級スポーツカーのディーラーになっていると書いてありました。)余談でした。