(2017.9.27 吹割渓谷“吹割の滝(ふきわれのたき)”:群馬県沼田市利根町 大きい画像)
9月27日、今日明日は前から予定していた“ジジババツアー御一行様”の旅行なんです。
ここは奥日光入り口の中禅寺湖。今までにも何度か来ているはずなのですが、あんまり印象に残っていないのです。ただ、少しだけ覚えているのは中学生のとき、東照宮や華厳滝など日光方面の見学旅行で来たことぐらい。
見ると、桟橋から動き出した遊覧船の方から、小学生とおぼしき大勢の子供達の嬌声が聞こえます。
少しだけ色づき始めた戦場ヶ原。気持ちよさそうに自転車のグループがすれ違っていきました。
金精峠からは湯ノ湖の向こうに男体山。しかし、これが本当に残念なことに・・・生憎の天気なのです。
ここではすでに紅葉が・・・
・・・始まっていました。
金精トンネルの群馬県側もこの通り。
尾瀬の入り口片品村から下り、ここは沼田市の“吹割の滝(ふきわれのたき)”。
いよいよ行く手にその滝が見えてきました。
ネットの写真で見た印象は、水面が割れて奈落の底に落ち込んでいくような、そんな壮大な景観を想像させました。いま、まさにその景観を目の当たりにしています・・・。
アラ・・・水量が少ないのがチト残念です。
それでも、ネットの画像でこの場所を知ってから、ずっとぜひ訪れてみたいと思っていたところだったので満足です。
天気予報では今夜から明日にかけて雨。明日ならきっと壮大に流れ落ちる吹割の滝が見られたことだったでしょうね。
下流方面に見える奇妙な形で切り立った岸壁の吹割渓(ふきわれけい)。
一応これで、自分がこの目で見たいと思っていた場所の一つが解決したということで満足。
今夜のお泊まりはバイキングがいいというメンバーの要望に応えて猿ヶ京温泉“千の谷”。吹割の滝近辺でバイキングの宿をネットで探したら猿ヶ京温泉のこのホテルが出てきたのです。猿ヶ京温泉は見るのも聞くのも初めてだったんです。そして、予報通りに外は雨、オヤスミナサイ・・・。
翌朝、雨の中を帰途につきました。猿ヶ京温泉は赤谷湖というダム湖に面していました。
ここは“大理石村ロックハート城”。生憎の雨に、わたし以外は全員「ノー!」ということで見送りとなってしまいました。仕方なく、長い帰りの道のり300キロに再び走り出しました・・・。
ところが、『何処も見ないでこのまま帰るのか』という我が儘なリクエスト。やれやれ・・・。
そこで問題です。メンバーのひとりが案内してくれた、ここはいったい何処でしょう。
『徳川時代には御朱印五十石を拝領し、寺社奉行も置かれ、三代将軍家光公も参拝するなど徳川幕府との縁故も深い・・・』そろそろ分かりましたか。ちなみに、わたしは全く知りませんでしたし、いまもあんまり分かりません。
至る所に“葵の御紋”だらけなのは徳川幕府と縁故の故でしょう。
これは境内にある佐野東照宮社殿。『全国に祭祀されている東照宮社殿四百余の中、最もすぐれた建造物と高く評価されている・・・』重要文化財(県指定)になっています。
ここは、栃木県出身の“U字工事”が“SYD”として広めた“佐野厄除け大師”。
わたしの中では佐野といえばこちらの方。“イモフライ”は美味かった。
帰りのサービスエリアに駐まっていた光岡自動車の“Orochi(おろち)”。これもまた、わたしがずっと見たいなと思っていたものでした。なるほどオロチの目と口です。
総行程560キロの“吹割の滝”見物。家に戻ったときにはご覧のような夕焼けでした。今回のドライブでことのほか女性軍に人気があったのは、道の駅や高速道路のサービスエリア。到着するたび買い物に余念がありませんでした。
運転手さんでしたか?
女性サービス、大いに結構ですね。
ますます株が上がったのでは?
吹き割の滝は行った事がありませんので行きたい所です。
道の駅でのお買い物も女性は大好きでしょうねぇ。
私も大好き!!
道の駅やSAは、何を隠そう“mimozaさん”と同じくわたしも大好きなのです。
「オロチ」って車が何か印象的でした。
「オロチ」っていう、その日本の古典的な響きが何かいいですよね。デザインの方は賛否両極端に分かれそうな気がしますけど・・・。
いろは坂よりキツかったのを覚えています。
峠の頂上のトンネルを過ぎると群馬県ですが、そこまでは行ったことはないですね。
「吹割の滝」はまったく知りませんでした。機会があったら行ってみようと思います。
戦場ヶ原はサイクリングをしている人は多いですよ。ぜひ一度走ってみて下さい。
吹割の滝は、落差を誇る華厳滝とは対照的な滝でした。紅葉の時期だとさらに素晴らしい景観だと思います。