休日は風を切って

休日は自転車に乗って風を切って、そんな生活をずっと続けていけたらと思っています・・・

きょうは鶴岡、加茂水族館

2010年11月02日 | 美術館・博物館・水族館・展示館

(2010.11.1 キタユウレイクラゲ:鶴岡市立加茂水族館)

きょうの山形方面は台風の影響もあってか、一日中雨の予報。それでも、行き先は天候の影響を受けないところですから大丈夫だとは思います。



まずは本宮ICから東北自動車道に乗って仙台方面へ。途中で立ち寄った国見サービスエリアの街路樹もきれいに紅葉していました。





村田JCT(ジャンクション)で山形自動車道へと乗り継ぎ、月山湖パーキングエリアで車を止めました。生憎の雨降りで月山は雨雲の中ですが、ご覧のようにこの辺は紅葉の真っ盛りのようです。



月山湖PAという名前から、月山湖が見えるんだと思って停車したのですが、そうは問屋が何とかでした。さあ、先を急ぐことにしましょう。あのトンネルに向かってレッツら・ゴーッ!



雨降りですから見える景色はこんなものです。



それでも両側の山々はとても綺麗に紅葉していて、これが晴天だったら・・・と、わたし達を悔しがらせます。それでは、「きれい!キレイ!」を連発していた“ワイフ君”提供の、思わずため息の出るような景色をとくとご覧下さい。




どうです?ヒドイ画像に参ったでしょう。ハハハ
運転をしながら、まずは言葉だけでカメラの電源の入れ方からズームの仕方、おまけに助手席の窓ガラスも下げてやったのですが・・・、結局のところカメラの扱い方もちゃんと教えておかなくちゃと思いました。スミマセン、その感じだけでも受け取ってやってください。



ここから見える先が湯殿山スキー場方面です。その背後に月山があるのだと思うのですが、雲がかかってこんな様子でした。



途中のサービスエリアなどでおやつを買いあさりながらきたので、特段お腹は空いていないのです。そこで、まずは水族館へ向かうことにしました。そして12時52分、ようやく水族館のある山形県の加茂港に到着です。



右側の大きな建物は加茂水産高校です。







これが鶴岡市立加茂水族館です。月曜日にもかかわらず結構見学に来ていたグループやご家族がありました。



これが全景です。2階にはクラゲのレストランもあったりします。クラゲラーメンやクラゲアイスなど、見るだけじゃなくクラゲを全身で、いや体の内側から感じていただこうという趣旨なのかもしれません。



まず気に入ったのがこのイカの水槽。イカはこちらに大いに興味を示して体色を変え近づいてくるのです。



ところがカメラをググッと近づけたりすると、色を変えたり位置を変えたりサラリとかわされてしまいます。







こんな魚類や・・・





イソギンチャクやタコ・・・



写真のヨシノボリはじめ淡水の生き物も展示されていたりします。そして・・・



ここには絵を描くアシカがいるのです。ペンを口にくわえて・・・



いったい何を描いたかは秘密です。得意満面のアシカにお姉さんも笑っていますが、この絵から判断がついた方は相当感の鋭い方か、アシカに近い方だと思います。アハ・・・“アシカらず”、エヘッ・・・




このアシカはフリスビーを受け取ったり、上手に投げ返したりするのです。そして水中からジャンプしたりもします。最後はアザラシとの交歓会ということで、学校で見学に来たのか小さな子供達が大勢並んでいました。



ここまではミニ水族館といったところでしょうか。ほら、『クラゲ展示室“下”になります』加茂水族館のメインイベントはここからなのです。


(オワンクラゲ)

『ここ加茂海岸に初めて水族館が建てられた歴史は79年の昔にさかのぼります。昭和5年地元の志ある人たちが資金を出し合って建てたのが、今の鶴岡市立加茂水族館の原点となる「山形県水族館」でした。加茂荒崎に移転して早や46年、日本でも1、2を争う古い施設になりましたが、平成9年より展示を始めたクラゲが発展して、いまや世界一多いクラゲを展示する水族館として全国に知られるようになりました。平成22年3月以降には常に35種前後のクラゲを展示しております。』(パンフレット「館内ごあんない」より)


(サムクラゲ)


(ギヤマンクラゲ)


(スナイロクラゲ)


キタミズクラゲ 動画あります


ヤナギクラゲ 動画あります


ミズクラゲ 動画あります

まだまだみなさんにご紹介したいクラゲが山ほどあります。そして、時間の関係でわたし自身が見逃したクラゲもまだあります。水族館に入ろうとしたとき「しょぼい・・・」なんていう失礼な声もどこからか聞こえてきましたが、正直わたしもそう思いました。


(カブトクラゲ)

ところが、こうして一巡してみると、そのクラゲの存在感に圧倒されて、確かに古い建物、立派でない水槽だけれども、その手作り感がなんとも言えなかったりするのです。もう少しねばっていたかったのですが、家族に昼食も与えなくてはなりません。クラゲラーメンはかんべんしてという家族に、わたしはとっておきの場所を用意しておいたのです。



鶴岡市郊外、といっても市街地から5分とかからないところでした。しゃれた建物、入り口にはイタリアの国旗があがっていました。ナポリピッツァのお店『 穂波街道 緑のイスキア 』。わが家は全員ピザなら大好きなんです。ここのお店は世界で296番目、東北で唯一の『真のナポリピッツァ協会』認定店を獲得したお店なんだそうです。イタリアに行けないわが家ですから、ここで本場のピザが食べれるというわけです。

ところがです!午後2時~5時までは“CLOSED”になっているんです。緑のイスキアは現在ホームページ更新中とのことで、とりあえずブログで定休日だけは確認したのですが、営業時間までは・・・、わたしがアホでした。



“鶴岡のイタリア”を逃したわが家は、市内のファミレスで飢えをしのぎ、夕暮れ迫る庄内地方に別れをつげたのでした。



田んぼを見れば庄内米を食べる白鳥の群れ。こうしているけどまともなエサにありつけないときだってあるだろうなあ。なんだか予定していたランチを逃したわが家とダブってしまって・・・どこをどう走ったんだか行き着いたところは分厚い鉄板が一面に敷かれ、その隙間からは雨で流れたドロドロが浮きあがった行き止まりの一画。『工事関係車両以外通行禁止』だと、なにっ!

★平成29年9月1日、リニューアルなった加茂水族館を再び家族で訪れてみました。



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ようこそ山形へ (ケンヂ)
2010-11-02 23:41:52
立て続けですみません
「ようこそ」と言っていながら,実は庄内地方は隣の県よりも遠い気がするところです。
加茂水族館は前にご紹介したと記憶していますが,やはりミモノは「クラゲ」。
なんてったってこれで経営が立ち直りましたから。
光るクラゲというのは何とも言えず,幻想的ですよね~。
でもクラゲアイスは…オイラは一度食べたので,あとは他の方にお譲りします。
ナポリピッツァのお店『 穂波街道 緑のイスキア 』は今度オイラが味見してきますね!

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(再)おはようございます。 (masa(茨城))
2010-11-03 06:02:41
すみません。名前がまた不調です。
何度もお手数おかけしすみません。先ほどのメール削除お願いします。同じ内容を正して、再送します。
すみませんでした。

朝晩冷えますね。
今日も素晴らしい写真ありがとうございます。
加茂って新潟と思っていたけど、山形なんですね。
水族館で子供達は目を輝かしてみていますよね。
時間を忘れて浮遊感覚がいいですね。
気力をかなり充電できると思いますよ。
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“ケンヂさん” (koji)
2010-11-03 06:10:35
教えて戴いた加茂水族館へ行って参りました。高速利用で230キロですから、自転車だと丸一日かかってしまいそうです。車だから約3時間というところでした。
近頃はクラゲを展示する水族館もずいぶん増えてきたように思います。ふわふわ、ぷかぷかしているクラゲが“癒し”として人気を博しているからかもしれません。歴史のある水族館で建物も老朽化しているし、現在はどんどん大型の水族館がアクリル製の巨大水槽をしつらえて集客している時代ですから、そういう水族館を見てからだと少し陳腐に思えるのは仕方のないことです。クラゲは楽しめましたので、今後の加茂水族館の発展に期待したいです。
せっかく遠出したのに、月山も鳥海山も見えませんでした。峠の紅葉だけが真っ盛りでした。ただ、こちらも雨でイマイチでしたが。
それから、鶴岡の旨いモノってなんだか分からなくて、それだったら評判のピザ屋さんで食事してこようと思ったのです。ただ、休憩時間までは確かめなかったんです。下調べの甘さ、それが敗因でした。ハハハ
でも鶴岡は“ケンヂさん”のところからでもなかなか距離がありますよね。「もう、このピザ屋さんにも、二度と来ることもないかもしれないね。」なんて言いながら帰ってきました。もし、味見が出来たときにはご報告楽しみにしております。
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“masa(茨城)さん” (koji)
2010-11-03 06:20:05
いえいえご心配はいりませんよ。ご希望通りに処理いたしました。
“masamicchiさん”が思ったように、新潟県は随分縦長なんですね。だから山形と平行して北に延びていて山形だか新潟だか分からなくなってしまいますよね。小さな水族館でも子供達は大喜びでアシカショーや水槽をのぞき込んでいましたよ。
クラゲは本当に見飽きません。時間を気にせず一人でじっくり見たいものだと思いました。
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