(2015.11.4 島山へと続く阿武隈川沿いの道:二本松市)
ここは本宮市街地の阿武隈川にかかる上ノ橋。あまりの良い天気に、たまらず自転車で走りだしてきてしまったんです。
そしてここは中ノ橋。橋の上には安達太良連峰とその上に広がる碧い宇宙が限りなく続いています。きょうは朝から雲一つないんです。
これが下ノ橋。いずれの橋からも安達太良がきれいに見えるんです。
堤防道路は気持ちがいいです。これがズーッと延びたら最高なんですが、いまは市街地部分だけなんです。
阿武隈川沿いの県道73号線を走っていこうとしたのですが・・・
「ダメなの?」って聞いたら、「すいません」って言われちゃいました。
ということで、しかたがないですが、少々遠回りのルートになってしまいました。
雑木林の色づき具合などを見ながらトロトロと走っています。
(コシオガマ【小塩竈】:シソ目ハマウツボ科コシオガマ属)
ピンクの花、これはいったい何という草花なんでしょう。(調べた結果、コシオガマという野草でした)
ここを越せばあとはひたすら下りです。
「“南無阿弥陀仏”と申す文字は、その数わずかに六字なれば、さのみ功能のあるべきとも覚えざるに、この六字の名号の中には、無上甚深の功徳利益の広大なること、更にその極まりなきものなり・・・」
雑木林もだんだん綺麗になりはじめています。
これは道端のお宅にあったナツハゼ(このへんではヤマヤロ)の実。この実をこのままにしちゃうのはもったいなかったですね。この実をジャムなどにするとブルーベリーなどよりはるかに優れたアントシアニンが摂取できるのです。
ひたすら下って、再び阿武隈川に近づきます。
安達太良連峰が見えています。
ここからは再び川沿いの県道73号を走ります。
“安達ケ原ふるさと村”の五重塔が見えてきました。
現代の五重塔です。塔の一階部分には“鬼婆(おにばば)”がいるのです。きょうは見てきませんでしたが、いまもいるんでしょうね。
“安達ケ原ふるさと村”の中をチョイと覘いていくことにしました。
ここには二本松ゆかりの養蚕農家などの古民家なども展示されています。これは『農村生活館』になっている二階建ての古民家。
安達ケ原をあとにして、島山へ向かって川沿いの道を進んでいます。
道端に現れた、ひときは鮮やかなイチョウ。これは綺麗です。
千恵子大橋が見えてきました。ここを走るのは9月の二本松ファミリーサイクリング大会以来です。
ここから先の阿武隈川には、このような大小さまざまな岩が現れていて、いたるところにカヌー競技にもってこいの複雑な流れをつくっているのです。
川の景色をひとり楽しみながら、のんびりゆっくりと走っています。
川沿いの道はいい感じでしょう。
この木は・・・
ムラサキシキブでした。
さあ、島山が見えてきました。
ここ島山で阿武隈川は大きく流れを変えます。
島山の展望広場に到着。
いままで何度も来ているのに、ここに歌碑があることは意識していなかったんです。
『かくしても 古さと人にいつかさて あふくま川の あふせにはせ舞(む=ん?)』「道興親王・・・」でしょうか。<うーん、こういうのは苦手なんです。この碑はちと宿題にしちゃいましょう>
少し高い・・・。
ここ島山の対岸が“稚児舞台”。
この景勝地は『阿武隈川島山コース』としてカヌースラロームの競技場にもなっています。
さあ、帰りを急ぐとしましょう。
土手のセンニンソウ(仙人草)が花盛り。時季を外れて今頃きれいに咲いているのは、きっと花が咲く前に草刈りでもされたからなんでしょうか。
本日の走行距離41.23 走行時間2:20 平均速度17.7 最高速度45.2
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いつもクルマで遠回り,NO信号のコースですが,晴れた日に自転車でまったりと走るのは楽しそうです。
この時季になれば稚児舞台辺りも名物のマムシは冬眠に向けて草むらでしょうから,安心して乗れますね。
月山が真っ白くなった山形では,雪囲いを急がねばなりません。
先週ぎっくり腰で学校を三日半も休んでしまったので,今週土曜とか一所懸命雪囲いに励みます。
真っ青な空に黄金色の公孫樹が映えてきれいですね。
阿武隈川荘の道もとても気持良さそうです。
二本松の表示や安達ヶ原の記事にもう20年以上昔を思い出させていただきました。
安達太良山の帰りに 智恵子の実家の杉玉を観たり、
安達ヶ原の黒塚へも寄りました。
近くを阿武隈川が流れていましたが、水量が多くとうとうと流れていました。
水害のときの高さが表示されていて、こんなに水位が高くなったのかと驚いたりしました。
またたくさんの場所をご紹介くださいませ。
荘でなく沿いの間違いです~
まだセンニンソウが咲いているのですね。
その分日中はとても暖かくて穏やかな秋晴れになりました。一日中雲一つ無い青空が広がっていました。おかげでとても気持ちのいい自転車散歩ができました。
毎年のことながら雪囲いは大変ですね。どうぞお大事にお過ごしください。
阿武隈川沿いの道はさして車も通らず、自然がいっぱいで楽しい道です。スポーツバイクも気持ちがいいですが、こんな近場を散歩するときはママチャリがとても便利だったりします。
センニンソウが咲いていたのは、その一画だけでしたから、きっと咲き遅れた訳があったのだと思います。
須賀川~郡山の間では、このような景色を見ることはできませんからね。
私は「安達ヶ原ふるさと村」までしか行ったことがないので、
またその先まで行ってみたいと思います。
紅葉もそろそろ終わりですね。早くしないと雪が降っちゃいますね(^_^;
たしかに時々は“なでら男さん”がおっしゃるように、のんびりゆっくり走るのも違った楽しみがあっていいものです。
おしゃれなカメラバッグを着けたランドナーなどなどがあれば、ママチャリよりもパンク修理が楽だし、オシャレで楽しいかも知れませんね。
おっしゃるように、島山付近の阿武隈川は郡山方面と全く景観が異なるようです。ぜひ一度走ってみてください。お薦めは日陰の道になって涼しい走りの出来る夏場なのですが、今回の秋の時期もまた綺麗で見応えがあるのが分かりました。