(2018.4.19 磐梯吾妻スカイラインの“雪の回廊”)
4月19日、あんまり天気がいいので先日(4/17)再開通したばかりという磐梯吾妻スカイラインへ行ってみることにしました。
土湯ロードパークの付近から旧道経由で磐梯吾妻スカイラインに向かいます。
道ばたのフキノトウ。標高が高い分、少し遅い春がようやくやって来たというところ。
カタクリの花。
これはショウジョウバカマ(猩々袴)。
そして、エンレイソウ(延齢草)。
林の切れ目からは、安達太良連峰最高峰の箕輪山(1728m)から右端の鬼面山がよく見えています。
沢にはまだこんな風に雪が残っています。
左に折れてスカイラインへ。
これは箕輪山。山頂付近からすり鉢状に大きくそげ落ちて谷になっています。道路はそこを通っています。
昭和62年に『日本の道100選』に選定されたと書いてある入り口のアーチ。まあね、10選とはいいませんが20選ぐらいには入っているんじゃないのかなあ。わたしはここ大好きなんです。
そのアーチのところに、『土湯峠の 視野の涯(はて)にて碧々(あおあお)し 桧原(ひばら)小野川(おのがわ)秋元(あきもと)の水 楢吉(ならきち)』と刻まれた、とても大きな歌碑があったことに今回初めて気がつきました。“楢吉”って誰? 高見楢吉、明治33年福島県生まれ。本名は磯目勝三郎。昭和2年、東洋大学専門部倫理学教育学科を卒業・・・。ネットでさらに調べると、終戦の玉音放送に接して『父母(ちちはは)の 泣けば幼き子等までが ラヂオの前に声あげて泣く』というのもありますから、当時は名の知れた歌人だったのかも知れませんね。
「何て天気がいいんだ」
車の中は暑いぐらいで、外に出るととても気持ちがいいのです。向こうの山肌には、これから走って行く道が幾本か平行線になって見えています。
スカイラインから見る“裏安達太良連峰”一番高い箕輪山、その左側に少し見えているのが鬼面山。安達太良はずーっと右に行って、きっとあのポチッというのがそうなのかもしれませんね。
こちらは磐梯山。左側に見えるのは猪苗代湖。
磐梯山の左側をズームアップすると・・・雪を頂いた山々の一番左は、東北地方の最高峰、2,356m尾瀬の“燧ヶ岳(ひうちがだけ)”かも知れないですね。
道の両側には雪の壁。
浄土平に近づくとぐっと雪の量が減ってきます。
きょうは浄土平のレストハウスでお昼にしました。
いやはや元気のある人はいるものです。吾妻小富士に登っている人が結構いるのにはびっくり。わたしと“ワイフ君”は辞退しました。
きょうは高湯側に下って帰ることにしました。
それにしても、頂上付近が予想外に雪が少ないのには驚きました。
帰り道で信号待ちしていると、“ワイフ君”が
「ほら、雪うさぎが見える」
なるほど、福島市の春の名物“雪うさぎ(種まきうさぎ)”が吾妻小富士の山肌にハッキリと見えていました。
4月19日、あんまり天気がいいので先日(4/17)再開通したばかりという磐梯吾妻スカイラインへ行ってみることにしました。
土湯ロードパークの付近から旧道経由で磐梯吾妻スカイラインに向かいます。
道ばたのフキノトウ。標高が高い分、少し遅い春がようやくやって来たというところ。
カタクリの花。
これはショウジョウバカマ(猩々袴)。
そして、エンレイソウ(延齢草)。
林の切れ目からは、安達太良連峰最高峰の箕輪山(1728m)から右端の鬼面山がよく見えています。
沢にはまだこんな風に雪が残っています。
左に折れてスカイラインへ。
これは箕輪山。山頂付近からすり鉢状に大きくそげ落ちて谷になっています。道路はそこを通っています。
昭和62年に『日本の道100選』に選定されたと書いてある入り口のアーチ。まあね、10選とはいいませんが20選ぐらいには入っているんじゃないのかなあ。わたしはここ大好きなんです。
そのアーチのところに、『土湯峠の 視野の涯(はて)にて碧々(あおあお)し 桧原(ひばら)小野川(おのがわ)秋元(あきもと)の水 楢吉(ならきち)』と刻まれた、とても大きな歌碑があったことに今回初めて気がつきました。“楢吉”って誰? 高見楢吉、明治33年福島県生まれ。本名は磯目勝三郎。昭和2年、東洋大学専門部倫理学教育学科を卒業・・・。ネットでさらに調べると、終戦の玉音放送に接して『父母(ちちはは)の 泣けば幼き子等までが ラヂオの前に声あげて泣く』というのもありますから、当時は名の知れた歌人だったのかも知れませんね。
「何て天気がいいんだ」
車の中は暑いぐらいで、外に出るととても気持ちがいいのです。向こうの山肌には、これから走って行く道が幾本か平行線になって見えています。
スカイラインから見る“裏安達太良連峰”一番高い箕輪山、その左側に少し見えているのが鬼面山。安達太良はずーっと右に行って、きっとあのポチッというのがそうなのかもしれませんね。
こちらは磐梯山。左側に見えるのは猪苗代湖。
磐梯山の左側をズームアップすると・・・雪を頂いた山々の一番左は、東北地方の最高峰、2,356m尾瀬の“燧ヶ岳(ひうちがだけ)”かも知れないですね。
道の両側には雪の壁。
浄土平に近づくとぐっと雪の量が減ってきます。
きょうは浄土平のレストハウスでお昼にしました。
いやはや元気のある人はいるものです。吾妻小富士に登っている人が結構いるのにはびっくり。わたしと“ワイフ君”は辞退しました。
きょうは高湯側に下って帰ることにしました。
それにしても、頂上付近が予想外に雪が少ないのには驚きました。
帰り道で信号待ちしていると、“ワイフ君”が
「ほら、雪うさぎが見える」
なるほど、福島市の春の名物“雪うさぎ(種まきうさぎ)”が吾妻小富士の山肌にハッキリと見えていました。
今年は積雪が多かったので、開通を遅らせたと聞いてましたが、
道路はドライのようですね。
これなら自転車でも・・・と考えているのは、きっと私だけではないと思います。
雪うさぎもきれいに見えてますね。福島市にも走りに行きたいですσ(^_^;
今年は久々に自転車で走ってみるかなぁとか考えてしまいました。
道路の状態はバンバンで、自転車の猛者も何人か見かけました。
“ボギーさん”なら走っちゃうんでしょうね。わたしは走っている人を見ただけでグッタリしやいます。
雪うさぎはとてもキレイに見えました。ウサギと言うよりは“ピカチュウ”に見えちゃいました。
月山の“雪の回廊”は横綱級なのでしょう。八甲田山とか黒部とか・・・。
“自転車乗り”いましたよ。きょうは暖かくて最高だったと思います。わたしは見ていて苦しくなりました。
“なでら男さん”はスカイバレーからスカイラインルートやられていたんですものね。スゴいことです。
勿論、自転車で行きたい!
でもまだ寒そうだから、5月に入ってからにしよう(^^)
考えてるだけでウキウキしてしまいます( *´艸`)
スカイラインへは土湯側(わたしはこちら側から一度しか昇ったことがない)
https://blog.goo.ne.jp/koji5678/e/974bf58816094d8b968d9a935c7024ea
からと、高湯側からのルートがあります。高湯側からのルートは1.5倍ぐらいキツそうなイメージがあります。
ちなみに、当時は有料観光道路で自転車は150円でしたが、現在は無料化されており料金ゲートも無くなっています。
どちら側からでも“えっさん様”なら大丈夫。ぜひとも坂と景観を楽しんでみて下さい。
空の青と雪の白のコントラストがきれいですね(^^)v
写真を見ているだけで私も走った気分になれました。ありがとうございます。
浄土平って、いつも強風の印象が強いのですが、この日は大丈夫だったのでしょうか?
「雪ウサギ」は「種まきウサギ」と言う別名が有るのも、昔からの季節を知る知恵なんですね(^^)v
想像したほど浄土平には雪がなく、途中の道路脇の雪の壁が見事でした。そんな中を自転車で挑戦している強者が数人おりました。
各地に“種まき〇〇”というのはあるようですね。“へばなさん”のおっしゃる通り、昔の人は周りの自然を観察して農作業の時期を決めていたのですから、現代のようにカレンダーで予定を決めて作業を進めるのよりは理に適っていますよね。