8月8日は、わたしにとっての2回目のブルベ。前回は4月18日の200キロでしたから、次は300キロに挑戦してみようというわけなのです。けれど、今まで実際に300キロを走りきったことは一度も無いのです。ですから多少の不安材料が無いわけではないのです。
夕べは前に試作しておいた“ロール式コマ図ホルダー”の準備をしました。今回のために購入してきたクリアタイプの荷造りテープに、一列に切り出した“コマ図”を張り付けていく作業です。自分の部屋で黙々と作業をしていると、一番下の高校生の娘がやって来ました。
娘:「おとうさん、これ捕まえたんだけど何だろう・・・」
k:「蛾じゃないの?」
娘:「そうかなあ、口が無いよ。でもこれよく見るよね」
k:「ネットで調べたら・・・」
ビニール袋に監禁された、茶色に白のラインが入った蛾。改めてよく見ると、蛾や蝶は前に大きな羽、後ろに小さな羽があると思うのだけれど、これは三角翼のステルス戦闘機みたい。それに娘が言うように、密を吸うクルクル丸めたストロー状の口が無い。そのとき、なぜか閃いた“玉井人ひろたさん”のブログ。
k:「そう言えばな、とても面白い虫を写真に撮った人がいるんだ。ホラ、お父さんが前に見つけた変な毛虫、あれもロウ成分の毛を分泌するんだけど・・・」
“玉井人ひろたさん”のブログを見せてやりました。
k:「これこれ、ほらこのベッコウハゴロモのシッポのフサフサもロウ成分なんだと。そういえば、この成虫って見たことないなあ」
ネットで検索をかけたら・・・何と!娘が捕らえてきた虫そのものじゃありませんか。偶然とはあったものです。
再びわたしは“ロール式コマ図ホルダー”作りに夢中です。何と言っても、大変なのはコマ図を一列に切り出す作業、そしてガムテープにピッタリ張り付けていく作業。ときどき「あらら・・・」なんて言いながら作業しているせいか、虫の正体が分かったあとも娘はそばにいて、何も言わずにわたしの作業をじっと見ているのです。
「あったたた、またやっちまった・・・」なんて言いながらやっているわたしを、きっともどかしく思い、失敗したら大変だと心配で目が離せなかったのかもしれません。昔は、失敗すると一からやり直すなんて何でも無かったのですが、近頃は年を重ねてきたせいか、老眼で手元は見えづらいし、手先の器用さが絶対若い頃とは違うのです。ですから、多少の失敗には目をつぶれるようにもなってきました。
k:「まあ、これぐらいに出来ればOK、さてハンドルに取り付けてみっか!」
結局、娘は最後までわたしのそばにいて、黙ってわたしの作業を見守っていたのです。
娘がいなくなってから思ったのですが、小さな頃から何かをこさえてやったり、壊れたオモチャを器用に直してあげたり、夏休みの宿題の工作を手伝ってやったり・・・。そんな頃のわたしと今のわたしを『比べていやがったかっ!あの野郎・・・』。自分が大きくなった分、確実に両親は年老いてきているんだと、わたしの手元を見て感じていたのかもしれません。
娘からもらった静かな応援、「300頑張っからよ・・・」。
★BRM808 宇都宮300kmについてはこちらをご覧下さい。
夕べは前に試作しておいた“ロール式コマ図ホルダー”の準備をしました。今回のために購入してきたクリアタイプの荷造りテープに、一列に切り出した“コマ図”を張り付けていく作業です。自分の部屋で黙々と作業をしていると、一番下の高校生の娘がやって来ました。
娘:「おとうさん、これ捕まえたんだけど何だろう・・・」
k:「蛾じゃないの?」
娘:「そうかなあ、口が無いよ。でもこれよく見るよね」
k:「ネットで調べたら・・・」
ビニール袋に監禁された、茶色に白のラインが入った蛾。改めてよく見ると、蛾や蝶は前に大きな羽、後ろに小さな羽があると思うのだけれど、これは三角翼のステルス戦闘機みたい。それに娘が言うように、密を吸うクルクル丸めたストロー状の口が無い。そのとき、なぜか閃いた“玉井人ひろたさん”のブログ。
k:「そう言えばな、とても面白い虫を写真に撮った人がいるんだ。ホラ、お父さんが前に見つけた変な毛虫、あれもロウ成分の毛を分泌するんだけど・・・」
“玉井人ひろたさん”のブログを見せてやりました。
k:「これこれ、ほらこのベッコウハゴロモのシッポのフサフサもロウ成分なんだと。そういえば、この成虫って見たことないなあ」
ネットで検索をかけたら・・・何と!娘が捕らえてきた虫そのものじゃありませんか。偶然とはあったものです。
再びわたしは“ロール式コマ図ホルダー”作りに夢中です。何と言っても、大変なのはコマ図を一列に切り出す作業、そしてガムテープにピッタリ張り付けていく作業。ときどき「あらら・・・」なんて言いながら作業しているせいか、虫の正体が分かったあとも娘はそばにいて、何も言わずにわたしの作業をじっと見ているのです。
「あったたた、またやっちまった・・・」なんて言いながらやっているわたしを、きっともどかしく思い、失敗したら大変だと心配で目が離せなかったのかもしれません。昔は、失敗すると一からやり直すなんて何でも無かったのですが、近頃は年を重ねてきたせいか、老眼で手元は見えづらいし、手先の器用さが絶対若い頃とは違うのです。ですから、多少の失敗には目をつぶれるようにもなってきました。
k:「まあ、これぐらいに出来ればOK、さてハンドルに取り付けてみっか!」
結局、娘は最後までわたしのそばにいて、黙ってわたしの作業を見守っていたのです。
娘がいなくなってから思ったのですが、小さな頃から何かをこさえてやったり、壊れたオモチャを器用に直してあげたり、夏休みの宿題の工作を手伝ってやったり・・・。そんな頃のわたしと今のわたしを『比べていやがったかっ!あの野郎・・・』。自分が大きくなった分、確実に両親は年老いてきているんだと、わたしの手元を見て感じていたのかもしれません。
娘からもらった静かな応援、「300頑張っからよ・・・」。
★BRM808 宇都宮300kmについてはこちらをご覧下さい。
娘さんとのコミュニケーションうらやましいですねぇ、やっぱり持つべきは女の子だったかな?
老眼の行には共感申し上げます。イライラしますよね。
300kmブルベ、頑張ってください。無事なる完走をお祈りいたします。
“dietshuさん”応援ありがとうございます。300完走したいです。
いま ベッコウハゴロモの写真を見たのですが 見たことの無い虫です
見ているかも知れないけれど 意識したことは無い
それを捕まえて調べようとするのですからえらいですね
8日 頑張ってくださいね
私は花火大会です
今年は河原ではなく 会場近くのマンションの屋上からです
毎年そのマンションのオーナー(高校の先輩)が 花火鑑賞会を催されるのですが 招待状が届きました
やったぁ~
なんて言っていました。たしかに“虫づる姫君”みたいなところがあるかもしれませんね。
“TOSSYさん”は花火いいですね。しかも人混みのない特別席ですよね。
応援ありがとうございます。ぜひ完走したいものです。
まさに「静かな応援」ですね~。いいな~。
300kお互いに頑張りましょうね。
あれっ「雨」っぽい「予報」が・・・・。
本当は“へばなさん”と晴天の下で気持ちよく走りたかったのですが、皮肉にもイマイチのようです。それでも“へばなさん”とご一緒出来るのがとても楽しみです。雨でも目一杯楽しんでしまうつもりです。
想像を絶する距離ですね。
お天気はあまり良くないようです。
スリップなどしないよう路面状況に注意して
決して無理などしないでください。
怪我でもしたら高校生の娘さんが心配して
しまいます。
それにしても手先が器用で感服してしまいました。
せっかくこさえた“ロール式コマ図ホルダー”ですから、実践で役に立ってくれたらもう最高ですよね。
今回は走る前に転ばないように気をつけます。ハハハ
ホルダ、とてもコンパクトで良い感じの仕上がりですねえ。これを見ると、ぼくもチャレンジしてみたくなります。
だいたい14~15時間かかるとして、21~22時着ですか。その時間だと、ぼくも宇都宮に入っていると思いますので、ゴールに行ってみようかな。
天気はまだ不確かなところはありますが、日曜日はなんとかなりそうで良かったですね。