「バージンを捨てたら強い自分になれた」とはマラソン千葉真子選手のブログのサブタイトル(以前に“玉井人さん”のブログで知った)ですが、わたしの場合はSPDバージンということです。
昨晩8時過ぎに宅急便で届いたSPDペダルとSPDシューズ。待ってましたとばかりに即、取り付け開始です。最初にシューズを取り出してみました。クリートを取り付けなければならないと思ったからです。あややっ、クリートがない!ショック、さっそく今夜のナイトランで試してみようと思ったのに・・・。別売りなのかもしれません。出鼻をくじかれて少し意気消沈しながら、ペダルのほうも一応見てだけおこうと箱から出してみました。おーっと、こっちに入っていたではないですか。
「そっかあ、クリートはペダルとセットだったんだ」
シューズへのクリート取り付けが済み、今度はペダルの交換です。じつは午前中にSPDペダルの交換に必要なペダルレンチを購入しようとホームセンターに行ったのですが、ペダルレンチそのものどころか15mmのレンチはなかなか無くて、やっと見つけたと思ったら、メーカー品なのか馬鹿高いものしか無いんです。他の買い物だけ済ませてレンチは100円ショップでも覗いてみることにしました。近頃の100円ショップはあなどれないんです。
ほら、思ったとおりです。これで十分、握り部分も長いしおまけに滑り止めのカバーまで付いてこれが100円!ではなくて200円でしたが非常に使いやすかったです。じつは買いに行く前にモンキーレンチも試してはみたのですが厚みがあって無理でした。ペダルを無事取り替えていつものナイトランの時間になりました。
さあて、いよいよSPDバージンを捨てるときがやってきました。まずは右側をあらかじめセットして・・・カチッと入りました。入ったところで外してみます。ビンディングのスプリングは一番弱い方にしてあるので何無く外れました。「よしっ、こんなもんか・・・」緊張の一瞬、いよいよ漕ぎ出してみます。右はあらかじめセットしてから漕ぎ出すので問題は無いのですが、左側のペダルが表なのか裏なのか分かりません。いきなり暗闇に漕ぎ出した浅はかさを嘆いても仕方ないのですが、そこがこのペダルの優れたところで裏側でも普通のペダルと同じですからとりあえずは走れます。走り出して惰性が付いたところで左をセットします。でも勘だけが頼りなんですが、初めてですから勘も何も無いんです。数回試すうちにカチッと入りました。オッケー、オッケー。
まあ、感じはいいような悪いような。そうそう肝心な“ざっきーさん”曰く、引き足はどうよ?確かに引き足だけでもペダルは回せちゃいそうです。たしかに効き目はありそうです。そしてビンディングのバネは一番弱い方ですが外れたりもしませんでした。それからマルチプルリリースということで外側だけでなく上や斜め上でも解除になるようですのでそれも試してみました。解除することでは問題なさそうです。このままなら“立ちゴケ”の心配はなさそうですが、問題は咄嗟の場合でみなさんのブログでも思わぬところで痛い目に遭っておられます。倒れるって分かっていながら足を外せないまま転ぶわけですからこれは痛いはずです。
昨夜はとりあえず意識して「引き足」を使うでもなくいつものように走ってみました。でも慣れてくるにしたがって徐々にその真価を発揮できるようになってくるのが楽しみです。平均速度アップができて、航続距離が延ばせたら言うことなしなんですけど。
みなさんは連休に突入なさったようですが、わたくし今日・明日と出勤なのであります。さあせめて今晩もSPDナイトラン行ってくっかな!
すいません、工具の方に反応してしまいました。
SPDの方はと言いますとさらにクリートの位置を変えて出勤前に試してきました。一段と違和感なく走りやすくなったように感じました。あせらずに、ベストポジションを探してみようと思います。