きょうは4月1日。
午前5時、外気温は8℃。西に傾いた月に見守られながら、ママチャリでのモーニングランにスタートしました。
スタートしてまもなく小学校にさしかかると教室に明かりが付いているのが見えました。
<こんな早い時間に・・・?>
きっと電灯の消し忘れなんだと思いました。
スタートから5キロを過ぎて岩根地区の裏山が見えてきました。曇っているせいか気がつくと月は見当たらなくなっていました。
延々と続く田んぼの向こう、空に赤みが差してきています。5時40分をまわっているのですが、昇っているはずのお日様は見えません。ここで田んぼの話になるのですが、きのうは田んぼに植える稲の苗作りのお手伝いに行ってきたんです。苗箱に土を入れて種籾を蒔き、ハウスで栽培して田植機械で使用する苗を育てます。その一連の作業の中の第一段階、苗箱に種籾を蒔くための底土を入れるという作業でした。もちろん現代ですから、機械を使ったベルトコンベア方式の流れ作業なのですが、耳が退屈するのです。そこで、ipodに曲を入れてJBLのポータブルスピーカーとともに持参していったんです。
“なかの綾”の「ずるいひと」というアルバム。わたしがこの人を知ったのは偶然のyoutubeなんです。サルサ調の曲とか何とかで検索していたときに「なかの綾 / 恋におちて Fall in Love」というプロモーションビデオが出てきたのです。
なかの綾 - 恋におちて Fall in Love (Official Music Video)
サルサ調の編曲が面白くてこの曲が一遍で好きになってしまいまったんです。そしたらホラ、他の曲も聴きたくなってしまうじゃないですか。amazonで購入したんです。歌のほうはといえば、この人ぐらいに歌える人はカラオケ店にだって大勢いると思うのですが、どれも編曲が面白いと思ったんです。
なかの綾 - 「わるいくせ」全曲試聴
なつかしい昭和歌謡を違った編曲で聴くのがやたら新鮮でクセになります。キャバレーでどさ回りの歌手が歌うというようなイメージをコンセプトにしているのかも知れません。そう思って聴いているとこの人にも不思議な魅力があって、決して並外れて上手ではない歌もそれが味だと思えて心地よく聴けてしまうんです。
最新作はほとんどがオリジナルです。農作業をしている方々はほとんどが昭和歌謡のまっただ中で生きてきた方。どちらかというと、前作の昭和歌謡をカバーした曲のほうをみなさんとても気に入って聴いてくれました。リズムに乗って農作業もはかどりました。ハハハ
午前6時すぎ、再び小学校に戻ってきたときには教室に明かりは点っていないように見えました。不思議ですね・・・。なかの綾、なかなかいいですよ。わたしの一番のお気に入りは「ウナ・セラ・ディ東京」や「女とお酒のぶるーす」(本歌は“青江三奈”なんですね)。それからオリジナルの「じゅうくはたち」も。
女とお酒のぶるーす (なかの綾)
なかの綾 - じゅうくはたち (Official Music Video)
寝坊助の私からしたら、ほとんど信じられない時間です(^_^;)
・音楽はいいですよね~。人だけではなく植物にも良い影響が有るようですから、播種された種も元気に育つのではないでしょうか(^^)v
遅くても午前6時半までに戻るようにしないと、朝の通勤の方々がビュンビュン走り始めてしまうのです。朝はだれも余裕が無いですから危険率が高いと思うので、そこだけ注意しています。
リズムに乗って種まきも順調にいきました。苗も調子に乗ってグングン育てばいうことなし、“なかの綾さまさま”です。ハハ