(2020.3.4 10:17am)
安達太良の見えない「きょうの安達太良」です。そして、巷では出口の見えない「コロナ騒ぎ」の余波が続いています。
東京で暮らす一番上の娘が、トイレットペーパーやティッシュペーパーが買えなくて困っているらしいと、常日頃情報を交換している一番下の娘から聞かされました。そういえば、マスクがどこにも無くなったというのを発端に、トイレットペーパーやティッシュまでもが店頭から姿を消してしまったと、フォローしている方々のブログ記事とか新聞やテレビで見てはいました。都会人は困ったものだと半分馬鹿にして見ていましたが、自分の娘がその混乱に直面しているとなると、オヤジもいささか気が気でなくなってきたんです。
仕事を持っている娘が、トイレットペーパーを買うために頻繁に店に通うことも出来ないだろうと、オヤジは田舎の地の利を生かして、地元のショッピングモールで手に入れて送ってやろうと考えました。安達太良の写真を一枚撮ってからショッピングモールに向かったのですが、溢れるほど陳列されていたスペースにはトイレットペーパーの“ひと巻き”さえも残ってはいませんでした。お店の人に確認すると、品物は普通に入ってきているとのこと。水洗トイレでは無ければ絶対に困る物ですから、連日の不安を煽るようなマスコミの報道に、みなさんがきっと余分にストックしはじめたからなのでしょうね。
その後、大型薬局や大型スーパーなどに寄ってみたのですが、どこにもトイレットペーパーの在庫はありませんでした。コロナ騒ぎの余波がこんな田舎まで及んでいて、まるで東日本大震災直後のような状況になっているとは思いませんでした。仕方がないので家に戻り、トイレットペーパーを作っている会社から直接一梱包(64ロール)買うことにしました。わが家の分はそれが送られてくればOKなので、いまある在庫のトイレットペーパーを娘に送ってやることにしました。たかが“落とし紙”に、わざわざ送料をかけるのもしゃくに障るので、ついでですから米とティッシュペーパーも一緒に送ってやりましょう。本当に困った事態です。
わが家もいくらかの備蓄がありましたから心配はしていなかったのですが、まさか東京の娘の方からヘルプが来るとは思いませんでした。
騒動に乗せられるのは腹が立ちますが、現実的に物が無くなるのですから、その騒動に乗らざるをえないところが口惜しいです。
みんなが冷静にしていれば、当たり前に物は流通して、問題なく普通に買えるんですけれどね。
いまは地方も都会もないですね。たしかにマスコミの取り上げ方が問題ですよね。
あの空の棚の光景は驚きました。
わがやでは騒ぎの前週に買っていたので助かりましたが、切羽詰まってから買いに行っていたらえらいことでした。
マスコミの責任は大だと思います
タイミングがよければ店頭に陳列されているところに出くわせるかも知れませんが、そのために度々出かけるのも馬鹿馬鹿しいので、今回は少々高いのは我慢して製紙工場のネットショッピングに注文しました。